一昨日から風が強くなり、今日の昼頃から気温が下がり始めています。気象庁によると、5年に一度あるかないかの強力な寒波が到来だそうです。大雪も予想され一部の道路では、あらかじめ通行止めがあるかも知れないと発表されています。一つ前の寒波では関越道などで車が動けなくなり閉じ込められてしまっています。今回はそういうことにならないようあらかじめの予告でしょう。年末に、不要不急の移動をしないようにという戒めかも知れません。コロナで年末年始の行動を控えるようお触れがでています。
今日は、東京でのコロナ新規感染者数が1300人を越えました。900人前後で推移していたので、年内に1000人は越えるかどうかと予想していた矢先です。いきなり400人上積みは驚きです。都知事が感染拡大の対策を国に押しつけようとしているのが拡大に火をつけているのにも要因があるのでしょう。最近は口先ばかりで、対応をしているようには思えません。
この1年はコロナで明け暮れたような気がします。他にも何かあったみたいですが、ほとんど吹っ飛んでいます。よかったことといえば、検察庁長官の任期改定に反対して芸能人が立ち上がったことかな。でもよく考えてみると、そうしたくなるほど政治が腐敗していることの証しでもあります。後は、はやぶさ2が帰ってきたことくらいかな。
緊急事態が起こったときに、どう対応するかで政治家の能力がわかります。最近の言動でいうと、イギリスで感染力に強い形にコロナが変位したと情報が入った後に、総理は「先手先手で海外からの渡航者を止めた」といっています。渡航禁止の発表をするまでに2−3日かかった上に渡航禁止は1週間後です。欧米では、その情報が入ったと同時に渡航禁止の処置がとられています。どこが先手なのでしょう。結局、現時点で20人ほどの感染者が入りこんでいるのがわかっていますし、域内感染も起こっています。
5人以上の会食はしないようにと通達をだしているにもかかわらず、総理は8人で会食をしたと報道されています。これに対して官房長官は情報交換の場であったからかまわないと発言しています。これは屁理屈にしか聞こえません。情報交換をしたいのなら食事の提供はいらないでしょう。食事がでた以上は情報交換の場であっても、会食には変わりがありません。そもそも、食事の時はマスクを外さないとできないこと、マスクを外した状態でしゃべることに感染のリスクが高まることを理解できているのでしょうか。コロナ対策の「コ」の字もわかっていないような気がします。
外敵と戦うには、敵をよく知ることが原則です。コロナのことを知らないで対策を立てているようではどうしようもありません。アクセルとブレーキを使い分けてといっていますが、現状は両方同時に踏んでいます。これだと車は壊れてしまいます。まず最初にダメになるのがブレーキです。感染拡大が止まらなくなっているのは、ブレーキが壊れたからのように見えます。
一番の問題と思っているのは、コロナのことをわかっていて対策を立てているのではないのではということです。総理は、ど田舎の感染状況のことしか見えていないし、ただの風邪としか思っていないような所があります。「コロナに打ち勝った証として」オリンピックをするといっていますが、天井知らずで感染者が増えている現状では、打ち勝てそうな気がしてきません。
最近和歌山県知事が県内のコロナ対策についての談話(というのかな)を発表しました。これを読むと、県内で何があってどう対策をとって、対策を変えた場合その理由とか、事細かに丁寧に説明しています。これだけのことを伝えてくれれば、多少間違っていてもそこまでがんばっているのならという気になります。
「返答は控えさせていただきます(黙ってろということかな)」「答えられることと答えられないことがある(いえないということかな)」「俯瞰的総合的に判断した(わかった気になれ)」という言葉を使ったり論点をずらそうとするようではとうてい信用できません。これで支持率が35%もあるというのが不思議です。
東京で新規感染者数が千人を越えたことによって、緊急事態宣言の発令があるかも知れないといっています。その前に考えて欲しいのは来月12日以後のGOTOをどうするかです。年明け早々に考えるといっています。まさか、緊急事態宣言と同時にGOTOをするつもりではと変な勘ぐりをしてしまいます。ぐだぐだしているのは、高級旅館や旅行会社にキャンセル料を垂れ流すためのようにも見えます。発表がこの1週間まえにでていれば、キャンセル料の支払いはしなくてすみます。宿泊料の50%(35%でも)というのも法外な額のように思えます。
そもそも、緊急事態宣言とは何なのでしょう。これで自粛要請がしやすくなるということですが、大阪や札幌では宣言がでていないのに自粛要請をしています。東京はルールに従って要請をだしていません。あった(法律を作ったことの)方が都道府県独自に対策をとる上で邪魔なような気がします。強制や罰則があればだいぶ違うのでしょう。憲法の規定があるからといいますが、「公共の福祉に反しない限り」という文言はどうなったのでしょう。
コロナ第1波、第2波のようすを見ていると日本では対応を間違えなければ、緊急事態宣言をださなくても感染の拡大を抑えられるのではというような気がしています。この時も自然に新規感染者数が減っています。
うらをかえせば、いま新規感染者数が増えているのは対応を間違ったからといえるでしょう。GOTOそのものが一番なのでしょう。それ以外にも、GOTOや政界中心事物の言動によって庶民の気の緩みが蔓延し感染者数の増大につながったのではと考えています。
結局は、政策がコロナを広めた元凶のような気がしています。今一番の災いだと思っているのは、コロナではなく、政府のような気がします。
政治の話は書かないつもりでいました。でもこれだけ現状がひどいとどうしても書きたくなります。これまでも何回も書いてしまいました。来年はこのような記事とおさらばできるようになって欲しいものです。
2020年12月09日
コロナ政策で欠けていること
今日もまた、全国の新規感染者数が2800人越えという新記録を作りました。なかなか勢いが止まるようすが見えてきません。最近の内閣の支持率の低下の理由として、政府関係者はGOTO政策が中途半端であると国民が受け取っていると考えているようです。GOTOを一部除外することの有用性がうまく伝わっていないことを問題にしているようです。高齢者の「トラベル」除外が全く意味がないことは前回説明したとおりです。大阪や札幌に行くなといっても、ここからでていく人が感染を拡大する可能性が高いにも関わらず、制限していません。中途半端なのではなく、間違っているからといえます。どうみても、白いものを黒いといって、それを信じてくださいといっているのも同じです。納得してくださいという方が無茶です。物事の判断が正しくできているのでしょうか。
コロナ政策に限らず、する事がはちゃめちゃな感は否めません。とりあえず、コロナ関係で感じたことを書きます。お隣の中国の報道では、日本は感染抑制をあきらめたとまで書かれています。そう見えて当然です。
思いつきで行動する
いきなり学校を休校にしたことがその典型ですが、これをした人は別なので置いておきます。それでもいきなりGOTOを言い出したと思ったらいつの間にか始まっていました。どういう手段でどういう状態になったらやるといいのか、始めるためのどういう準備をしてからとか考えなかったのでしょうか。
分析ができない
感染者が増えているのに、「トラベル」を始めたというのがその典型です。始めてみたものの、東京での感染拡大で東京を除外しなければならなくなったことがありました。きちんと分析できていれば、このようなことはいきなり起こらなかったはずです。
そもそもこれだけ感染者が増えているのに、いまだにGOTOを推し進めようとしていること自体、分析ができていないことの表れです。
先のことを考えていない
東京が「トラベル」から除外されたときに、キャンセル料の支払いが問題となりました。コロナがいったんおさまって東京からも旅行ができるようになりました。その後、大阪札幌が自粛区域に入ました。このときでも、前回と同じことを繰り返しています。感染者が増加することがあるということが考えられていないようです。このまま感染者が増えたらどうなるのかもわかっていないように見えます。
計画性がない
先のことを見通せなければ、計画を立てることもできないのは当然です。感染拡大で中止しないといけなくなった場合、何を目安にするのかがありません。
いきなり旅行を自粛といわれた人のキャンセル料をどうするかという問題でもどうするのか先に考えておくべきでした。少なくとも中止もありうるということが先に言われていれば、旅行者もある程度戻らなくても納得できるところがあります。
GOTOはとにかく推し進めることしか考えていないようです。コロナがなかなかおさまらなく景気の回復に効果がないとみると、延長を言い出しています。どれくらいの期間補助を続ければ効果があるか最初に見定められていたうえでも、期間設定がされているべきです。
中止のことは考えていないのかも知れませんが(これの方が問題がある)、中止しないといけなくなった場合の目安をどうするのかというのもありません。
専門家の意見を聞かない
一時姿を見なくなった感染症対策分科会の会長が再びマスコミの前にでてくるようになりました。東京医師会の会長も一般向けに発言するようになっています。
どうしてなのでしょう。この人たちはかなりの危機感がもっていて、それを提言しているにも関わらず、無視するような政策を推し進めているからではないでしょうか。この人たちも世間一般から、ちゃんと提言しているのかということを周囲から言われ困っていると思います。どうしても黙っていられなくなります。
自ら説明しようとしない
先の専門家たちから提言されたことは、GOTO推進者自らが、このようなことがあったということを説明するのが筋です。そのうえで、こういうことだからこちらの方を推し進めるという説明があって当然です。何の説明もなくGOTO続けますでは、どうしても専門家が出しゃばらないといけなくなります。
このあたりについては、森加計桜問題の方がはっきりとしています。
投げやり
感染拡大によって「トラベル」を除外する地域をどこにするかについて、各自治体の首長が考えればいいといました。事業を推進する全責任は実行者にあるはずです。各自治体が勝手にやります、やりませんでは体をなしません。責任を持って、ここは除外しますというべきです。周りからつつかれて、自治体首長に任せるのは責任逃れをしているだけです。
考えが自己中心的
会見でGOTOを続ける理由として、「国民の命と暮らしを守るために雇用を維持し、事業を継続し、経済を回復させる」といっています。国民の暮らしで困っているコロナによる行動制限のことが語られていません。この文を読む限りでは、経済を回復すれば、コロナなどどこかに行ってしまうと考えていると受け取れます。
その経済も、どうすれば一番効果があるのかを考えず(考えられないと書きましたね)に、闇雲に補助をする事しか念頭にないようです。
身近な人に手厚い
コロナで打撃を受けたのは地方の900万人の観光関係者と言っています。だからここに、援助をするのだと。でも打撃を受けているのは他にもたくさんいるはずです。あるいはコロナ対策でがんばっている人たちもいます。どうしてこちらにも目を向けられないのでしょうか。
「トラベル」で一番恩恵に与りそうなのは、大手旅行会社と大旅館です。その他の業者、たとえば民宿を経営している人たちなど、はあまりメリットがなさそうです。
政府関係者に全国旅行業協会の会長を勤めている人がいるからという国民の憶測はでてきて当然です。
日本語がめちゃくちゃ
前回書いた「因果関係が断定できない」を「因果関係がない」ととらえて発言するところにそのようすが現れています。エビデンスがないというのもそうです。こういった自分に都合のいいように間違った読み方をしたのは自己中心的になっているからともいえます。この問題についてはコロナ関連ではないですが、「普遍的・総合的に判断した」という説明に顕著に表れています。
コロナ政策に限らず、する事がはちゃめちゃな感は否めません。とりあえず、コロナ関係で感じたことを書きます。お隣の中国の報道では、日本は感染抑制をあきらめたとまで書かれています。そう見えて当然です。
思いつきで行動する
いきなり学校を休校にしたことがその典型ですが、これをした人は別なので置いておきます。それでもいきなりGOTOを言い出したと思ったらいつの間にか始まっていました。どういう手段でどういう状態になったらやるといいのか、始めるためのどういう準備をしてからとか考えなかったのでしょうか。
分析ができない
感染者が増えているのに、「トラベル」を始めたというのがその典型です。始めてみたものの、東京での感染拡大で東京を除外しなければならなくなったことがありました。きちんと分析できていれば、このようなことはいきなり起こらなかったはずです。
そもそもこれだけ感染者が増えているのに、いまだにGOTOを推し進めようとしていること自体、分析ができていないことの表れです。
先のことを考えていない
東京が「トラベル」から除外されたときに、キャンセル料の支払いが問題となりました。コロナがいったんおさまって東京からも旅行ができるようになりました。その後、大阪札幌が自粛区域に入ました。このときでも、前回と同じことを繰り返しています。感染者が増加することがあるということが考えられていないようです。このまま感染者が増えたらどうなるのかもわかっていないように見えます。
計画性がない
先のことを見通せなければ、計画を立てることもできないのは当然です。感染拡大で中止しないといけなくなった場合、何を目安にするのかがありません。
いきなり旅行を自粛といわれた人のキャンセル料をどうするかという問題でもどうするのか先に考えておくべきでした。少なくとも中止もありうるということが先に言われていれば、旅行者もある程度戻らなくても納得できるところがあります。
GOTOはとにかく推し進めることしか考えていないようです。コロナがなかなかおさまらなく景気の回復に効果がないとみると、延長を言い出しています。どれくらいの期間補助を続ければ効果があるか最初に見定められていたうえでも、期間設定がされているべきです。
中止のことは考えていないのかも知れませんが(これの方が問題がある)、中止しないといけなくなった場合の目安をどうするのかというのもありません。
専門家の意見を聞かない
一時姿を見なくなった感染症対策分科会の会長が再びマスコミの前にでてくるようになりました。東京医師会の会長も一般向けに発言するようになっています。
どうしてなのでしょう。この人たちはかなりの危機感がもっていて、それを提言しているにも関わらず、無視するような政策を推し進めているからではないでしょうか。この人たちも世間一般から、ちゃんと提言しているのかということを周囲から言われ困っていると思います。どうしても黙っていられなくなります。
自ら説明しようとしない
先の専門家たちから提言されたことは、GOTO推進者自らが、このようなことがあったということを説明するのが筋です。そのうえで、こういうことだからこちらの方を推し進めるという説明があって当然です。何の説明もなくGOTO続けますでは、どうしても専門家が出しゃばらないといけなくなります。
このあたりについては、森加計桜問題の方がはっきりとしています。
投げやり
感染拡大によって「トラベル」を除外する地域をどこにするかについて、各自治体の首長が考えればいいといました。事業を推進する全責任は実行者にあるはずです。各自治体が勝手にやります、やりませんでは体をなしません。責任を持って、ここは除外しますというべきです。周りからつつかれて、自治体首長に任せるのは責任逃れをしているだけです。
考えが自己中心的
会見でGOTOを続ける理由として、「国民の命と暮らしを守るために雇用を維持し、事業を継続し、経済を回復させる」といっています。国民の暮らしで困っているコロナによる行動制限のことが語られていません。この文を読む限りでは、経済を回復すれば、コロナなどどこかに行ってしまうと考えていると受け取れます。
その経済も、どうすれば一番効果があるのかを考えず(考えられないと書きましたね)に、闇雲に補助をする事しか念頭にないようです。
身近な人に手厚い
コロナで打撃を受けたのは地方の900万人の観光関係者と言っています。だからここに、援助をするのだと。でも打撃を受けているのは他にもたくさんいるはずです。あるいはコロナ対策でがんばっている人たちもいます。どうしてこちらにも目を向けられないのでしょうか。
「トラベル」で一番恩恵に与りそうなのは、大手旅行会社と大旅館です。その他の業者、たとえば民宿を経営している人たちなど、はあまりメリットがなさそうです。
政府関係者に全国旅行業協会の会長を勤めている人がいるからという国民の憶測はでてきて当然です。
日本語がめちゃくちゃ
前回書いた「因果関係が断定できない」を「因果関係がない」ととらえて発言するところにそのようすが現れています。エビデンスがないというのもそうです。こういった自分に都合のいいように間違った読み方をしたのは自己中心的になっているからともいえます。この問題についてはコロナ関連ではないですが、「普遍的・総合的に判断した」という説明に顕著に表れています。
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記
2020年12月08日
GOTOを中止しないといけないわけ(その2)
今日、東大などの研究チームが、「GOTOトラベル」を利用した人が、利用しなかった人に比べ、統計学上、新型コロナウイルス特有の症状を2倍近く発症していたとの調査結果を公表しました。これはあきらかに「トラベル」が感染拡大を助長していることをいっています。
ところが政府は、発表の一文のみを曲解して大丈夫だと言い張っています。その一文が「トラベルの利用が直接的に新型コロナ症状の増加につながったという因果関係は断定できない」です。断定できないというのは100%そうとは言い切れないという意味です。これが、データを見る限りでは明らかに因果関係がある可能性は大です。可能性が大きくなったとはいえ確実にそうだと言うためにはもう少し検証が必要ですと言っているだけです。因果関係が完全に否定されたわけではありません。今まで以上に慎重に対応して行かないといけないのは自明です。
この発表をもって自分に都合よく話をねじ曲げる態度に開いた口がふさがりません。マスコミも異議を唱えないのはたぶらかされているからでしょうか。これに迎合する人たちがでてこないか心配です。
さらに「トラベル」利用者かそうでない人かの感染率の差は高齢者よりも若者のほうが大きかったともいっています。要するに若者の方がコロナにかかって帰ってきている(可能性が大きい)ということです。高齢者を「トラベル」から除外して、「トラベル」を続けていくのはのは全く意味がないともいっています。基礎疾患を持っている者にしても同様です。
年齢別基礎疾患の有無で有症率からいえる結論です。高齢者や基礎疾患のある人を「トラベル」の対象外とする方法は、新型コロナの感染拡大のコントロールにあまり有効ではない可能性が高い(報道記事原文のまま)。
今回のコロナに対する「トラベル」の対応は間違いだらけであるということになります。
昨日書き忘れていたことです。
GOTO政策、特に「トラベル」そのものの問題も指摘されています。事業費に占める事務経費の割合が大きいこと、特定の団体に丸投げしていること、恩恵に被れる旅行関係業者に偏りが見られることなどです。個人的には1泊2万円以上もするような旅館やホテルを救済対象のメインに据えているのは納得がいきません。
「トラベル」の開始時期の問題もあります。与党中心人物が代表をしている団体が一番恩恵を受けるという点でも不公平さがあります。何で旅行業界だけこれだけ優遇されないといけないのかという疑問も払拭できません。
ここらで一度立ち止まって考え直してみてはいかがでしょう。
最近の世論調査で、内閣支持率が急減して50%になったとかいわれています。50%も支持者がいることの方がびっくりです。支持率低下の原因の一つにGOTOがあるようです。与党内に「やめればGOTOのせいだと言われる。政府は引けない」という意見もあると報道されています。メンツにこだわるよりは、傷口を広げてしまわないうちに「ごめんなさい」といったほうがまだ、支持率を維持できるような気がします。
※初期文面から一部変更しています
ところが政府は、発表の一文のみを曲解して大丈夫だと言い張っています。その一文が「トラベルの利用が直接的に新型コロナ症状の増加につながったという因果関係は断定できない」です。断定できないというのは100%そうとは言い切れないという意味です。これが、データを見る限りでは明らかに因果関係がある可能性は大です。可能性が大きくなったとはいえ確実にそうだと言うためにはもう少し検証が必要ですと言っているだけです。因果関係が完全に否定されたわけではありません。今まで以上に慎重に対応して行かないといけないのは自明です。
この発表をもって自分に都合よく話をねじ曲げる態度に開いた口がふさがりません。マスコミも異議を唱えないのはたぶらかされているからでしょうか。これに迎合する人たちがでてこないか心配です。
さらに「トラベル」利用者かそうでない人かの感染率の差は高齢者よりも若者のほうが大きかったともいっています。要するに若者の方がコロナにかかって帰ってきている(可能性が大きい)ということです。高齢者を「トラベル」から除外して、「トラベル」を続けていくのはのは全く意味がないともいっています。基礎疾患を持っている者にしても同様です。
年齢別基礎疾患の有無で有症率からいえる結論です。高齢者や基礎疾患のある人を「トラベル」の対象外とする方法は、新型コロナの感染拡大のコントロールにあまり有効ではない可能性が高い(報道記事原文のまま)。
今回のコロナに対する「トラベル」の対応は間違いだらけであるということになります。
昨日書き忘れていたことです。
GOTO政策、特に「トラベル」そのものの問題も指摘されています。事業費に占める事務経費の割合が大きいこと、特定の団体に丸投げしていること、恩恵に被れる旅行関係業者に偏りが見られることなどです。個人的には1泊2万円以上もするような旅館やホテルを救済対象のメインに据えているのは納得がいきません。
「トラベル」の開始時期の問題もあります。与党中心人物が代表をしている団体が一番恩恵を受けるという点でも不公平さがあります。何で旅行業界だけこれだけ優遇されないといけないのかという疑問も払拭できません。
ここらで一度立ち止まって考え直してみてはいかがでしょう。
最近の世論調査で、内閣支持率が急減して50%になったとかいわれています。50%も支持者がいることの方がびっくりです。支持率低下の原因の一つにGOTOがあるようです。与党内に「やめればGOTOのせいだと言われる。政府は引けない」という意見もあると報道されています。メンツにこだわるよりは、傷口を広げてしまわないうちに「ごめんなさい」といったほうがまだ、支持率を維持できるような気がします。
※初期文面から一部変更しています
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記
2020年12月07日
GOTOを中止しないといけないわけ
感染者数が増える一方で、経済活動を取り戻すためのGOTO何とかという政策で、補助金を出しまくっています。いったん中止にすることを検討するどころか、延長するとまで表明しています。その上で、政府は一時中止するのなら各自治体の判断でやってくれという投げやりな態度までとっています。中止したことの、責任を自治体の首長に押しつけようとしているようにしか見えません。
基本的なコンセプトは、GOTOで感染者数が増加するというエビデンス(こんな訳のわからない英語でごまかそうとすること自体不快です)がないということなのでしょう。世間巷でいわれている、「コロナはただの風邪」、あるいは大臣のいった「民度か高いから感染が広がらない」とでも思っているのでしょうか。こういう人たちに国を任せて大丈夫なのかという危機感を持っています。問題点はたくさんあります。思いつくままに述べていきたいと思います。
エビデンスはないのか
エビデンスは化学的根拠と解釈しておきます。よく思い出して欲しいのは、8割おじさんのいったことばです。人との接触を減らせば感染者の増加を抑えることができるという言葉です。科学的に説明されています。この言葉の裏には、減らさなければ増加を押させることはできないということが示唆されています。最近のWHOの報告でも、人の移動と実行再生産数(一人の人が何人にうつしているか)との相関関係が認められてきているそうです。人が動けば感染が広がるというのは常識になりつつあります。
翻って、GOTOはどうなのでしょう。人との接触の機会を増やすことになります。当然その過程で感染が広まるのは当たり前です。これでもエビデンスはないというのでしょうか。
百歩譲ってそれでもエビデンスがないというのなら、逆に質問してみたいと思います。「GOTOトラベル(以後単にトラベルと書きます)で感染者が増えないというエビデンスがありますか」答えいうまでもなくNOです。どちらもNOとしても、どうするのがいいのかは自明です。最悪の場合を想定すべきはずです。感染者が増えすぎてで経済活動どころではなくなったら、元も子もありません。
感染者数の推移を見るとトラベルが始まって、いったん増えたもののすぐに減っていっています。よく見ると感染者の増加はトラベルを開始前から始まっていて、しばらくしてから減少に転じています。
実際にトラベルの影響がでてくるのは2週間過ぎてからになります。これは減少に転じ始めた頃になります。推移を見るとトラベルによって減少していたように見えます。
感染が拡大しているのかどうかは、感染者数よりも実効再生産数で見た方が良いでしょう。再生産数のピークは7月の始めにあり、その後徐々に下がり始っています。まだこの時点では1を越えていますから感染者数は増えていますが、その勢いは弱まっているといえます。
それが8月10日過ぎにいきなり減少していく割合がとまります。この時期はトラベルの影響が出るとしたら現れ始める時期になります。さらに、その後は再生産数がわずかずつ増えていきます。このあたりはトラベルの影響と見た方が良いでしょう。
東京発着のトラベルが始まったり、イートが始まったりという影響が出始める時期にさらに一段再生産数が増えているように見えます。これらのことを総合してみるとGOTOが感染者の増加に一役買っていると見た方が良いでしょう。
トラベルの利用者と感染者数の関係を見ることにします。手元に残っている数字では、一週間に延べ4万人が利用してそのうちのトラベル関係の感染者数は44人増加した事になっています。ここでまず数値に注目して欲しいのですが、旅行者数は延べで書かれています。2泊したら2人になりますから、実際にはこれよりも少ない考えないといけません。
このことを頭に入れながら単純にこの数値を使ってみます。100万あたりに換算すると110人になります。これは12月7日現在の122人とほとんど変わりません。トラベルの影響をとった時期はもっと前なので、全国平均での実数は少ないはずです(東京はこのあたりの数値でずっと変化はありません)。
このようなことを総合すると、トラベルをしない人よりも多いのではないかと思えてきます。数値があやふやなので、これで結論づけない事にしておきます。前段で書いたことで十分だと思います。
トラベルによる地方への感染拡大については、前回書いたとおりです。実際にアメリカなどでは、人の動きによって都市部から地方へ感染が拡大しているのがわかります。
感染拡大を防ぐために少なくとも人との接触を減らす(他にもいくつかしあります)ことが大事です。GOTOはそれに反することのなので、感染者が拡大しているこの時期に推し進めるのは問題です。
GOTOのような人の移動を促すような政策を推し進める(アクセルという表現か使われています)ことで、動き回って大丈夫という気持ちを起こさせるのも問題です。正常性バイアスが働き、じっとしていられず動き回るのに都合のいい解釈の材料を提供しているのも問題です。
一部に、コロナは単なる風邪だから、感染者が増加しても何の問題もないという意見もあります。コロナと新型コロナは別物で一緒くたにして欲しくはありません。新型コロナといっているにしてもそれに一応反論しておきます。
欧米での感染者数、死亡者数の実体を見ていますか。一歩間違っていたらこのようになっていたということを考えた事がありますか。ベッドで一晩咳や熱でうなされて寝られなくても軽症だということがわかっていますか。症状が治った人でも長期間後遺症に悩まされている実体がわかっていますか。急病になっても病院にいけず症状が悪化したり死亡したりする人がいることがわかっていますか。
基本的なコンセプトは、GOTOで感染者数が増加するというエビデンス(こんな訳のわからない英語でごまかそうとすること自体不快です)がないということなのでしょう。世間巷でいわれている、「コロナはただの風邪」、あるいは大臣のいった「民度か高いから感染が広がらない」とでも思っているのでしょうか。こういう人たちに国を任せて大丈夫なのかという危機感を持っています。問題点はたくさんあります。思いつくままに述べていきたいと思います。
エビデンスはないのか
エビデンスは化学的根拠と解釈しておきます。よく思い出して欲しいのは、8割おじさんのいったことばです。人との接触を減らせば感染者の増加を抑えることができるという言葉です。科学的に説明されています。この言葉の裏には、減らさなければ増加を押させることはできないということが示唆されています。最近のWHOの報告でも、人の移動と実行再生産数(一人の人が何人にうつしているか)との相関関係が認められてきているそうです。人が動けば感染が広がるというのは常識になりつつあります。
翻って、GOTOはどうなのでしょう。人との接触の機会を増やすことになります。当然その過程で感染が広まるのは当たり前です。これでもエビデンスはないというのでしょうか。
百歩譲ってそれでもエビデンスがないというのなら、逆に質問してみたいと思います。「GOTOトラベル(以後単にトラベルと書きます)で感染者が増えないというエビデンスがありますか」答えいうまでもなくNOです。どちらもNOとしても、どうするのがいいのかは自明です。最悪の場合を想定すべきはずです。感染者が増えすぎてで経済活動どころではなくなったら、元も子もありません。
感染者数の推移を見るとトラベルが始まって、いったん増えたもののすぐに減っていっています。よく見ると感染者の増加はトラベルを開始前から始まっていて、しばらくしてから減少に転じています。
実際にトラベルの影響がでてくるのは2週間過ぎてからになります。これは減少に転じ始めた頃になります。推移を見るとトラベルによって減少していたように見えます。
感染が拡大しているのかどうかは、感染者数よりも実効再生産数で見た方が良いでしょう。再生産数のピークは7月の始めにあり、その後徐々に下がり始っています。まだこの時点では1を越えていますから感染者数は増えていますが、その勢いは弱まっているといえます。
それが8月10日過ぎにいきなり減少していく割合がとまります。この時期はトラベルの影響が出るとしたら現れ始める時期になります。さらに、その後は再生産数がわずかずつ増えていきます。このあたりはトラベルの影響と見た方が良いでしょう。
東京発着のトラベルが始まったり、イートが始まったりという影響が出始める時期にさらに一段再生産数が増えているように見えます。これらのことを総合してみるとGOTOが感染者の増加に一役買っていると見た方が良いでしょう。
トラベルの利用者と感染者数の関係を見ることにします。手元に残っている数字では、一週間に延べ4万人が利用してそのうちのトラベル関係の感染者数は44人増加した事になっています。ここでまず数値に注目して欲しいのですが、旅行者数は延べで書かれています。2泊したら2人になりますから、実際にはこれよりも少ない考えないといけません。
このことを頭に入れながら単純にこの数値を使ってみます。100万あたりに換算すると110人になります。これは12月7日現在の122人とほとんど変わりません。トラベルの影響をとった時期はもっと前なので、全国平均での実数は少ないはずです(東京はこのあたりの数値でずっと変化はありません)。
このようなことを総合すると、トラベルをしない人よりも多いのではないかと思えてきます。数値があやふやなので、これで結論づけない事にしておきます。前段で書いたことで十分だと思います。
トラベルによる地方への感染拡大については、前回書いたとおりです。実際にアメリカなどでは、人の動きによって都市部から地方へ感染が拡大しているのがわかります。
感染拡大を防ぐために少なくとも人との接触を減らす(他にもいくつかしあります)ことが大事です。GOTOはそれに反することのなので、感染者が拡大しているこの時期に推し進めるのは問題です。
GOTOのような人の移動を促すような政策を推し進める(アクセルという表現か使われています)ことで、動き回って大丈夫という気持ちを起こさせるのも問題です。正常性バイアスが働き、じっとしていられず動き回るのに都合のいい解釈の材料を提供しているのも問題です。
一部に、コロナは単なる風邪だから、感染者が増加しても何の問題もないという意見もあります。コロナと新型コロナは別物で一緒くたにして欲しくはありません。新型コロナといっているにしてもそれに一応反論しておきます。
欧米での感染者数、死亡者数の実体を見ていますか。一歩間違っていたらこのようになっていたということを考えた事がありますか。ベッドで一晩咳や熱でうなされて寝られなくても軽症だということがわかっていますか。症状が治った人でも長期間後遺症に悩まされている実体がわかっていますか。急病になっても病院にいけず症状が悪化したり死亡したりする人がいることがわかっていますか。
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記
2020年12月06日
日本のコロナ第3波は人災
国内では、新型コロナウィルス感染症の陽性者数が増えています。さらに、増加の勢いがいつ止まるのか見通せない状況が続いています。9月に一度は減ったものの、その後はわずかに増え続け、11月になってから急激に増加しています。大阪では、重症者用の病床がいっぱいになってきたというので、緊急事態を示す赤信号が灯っています。陽性者数がこの時期にここまで増えるのは、天災というより人災というような気がします。
昨日、政府は訪日観光を来春にも実証実験をすると発表しました。オリンピックにむけて、訪日者の受け入れ態勢を整えるためのようです。今このような状態で、人を動かすことばかり考えているのはいいのでしょうか。感染拡大を防ぐ手立てを全く聞いたことがありません。
オリンピックをどうしてもやりたいのならオンラインでやったらどうですか。オリンピックは中止すべきだといままで何回か書いてきました。それよりも、これ以上感染が増え続けたら、感染者の少ない国から人が来てもらえるのかどうか。コロナで汚染されている国と見られないようにしっかりとした政策をしてもらいたいものです。
そのまえに発表のあった、65才以上の旅行自粛という通達も全く見当違いです。東京からの旅行者が地方経済を潤すから止めたくないというのが理解できません。そんなことを考えている時期ではないのは当然です。そうでなくても、コロナの特徴として、若い人たちには無症状や軽症者が多いこと、発症の前後2日くらいが人に移しやすいといわれていることとあわせて考えると無意味であるというのがいえます。まず、この特徴から無症状の人が移しているということがかなりの割合であることがわかります。若い人の方が病気を持ち歩いて地方出感染を広める可能性の方が大きいと見ていいでしょう。地方の方が感染率が少ないため、旅行者が感染して帰ってくるというよりも、広めて帰ってくることを心配すべきです。
地方は都会と違って高齢化が進んでいます。そこで感染が広まれば重症者が増えてくるのは目に見えています。地方は医療機関もそれほど整備されていません。すぐに医療崩壊につながります。
去年に参加したしたツアーはどれもが65才以上ばかりでした。若い人はほとんど見かけません。若い働き盛りの人達は、平日勤務を休んで旅行をすることは少ないでしょう。どうしても土日に集中します。感染を拡大する条件が満たされます。若い人が感染を広めるリスクは依然として残ったままです。平日に旅行する高齢者はたくさん見かけます。全体的にみると高齢者の方が旅行に出かけること多いように思えます。
高齢者ばかり自粛しても感染リスクはそれほど減らないし、経済的な影響を考えると全体を自粛対象とした場合とそれほど変わらないように思えます。
若者が感染して帰ってきたとして、それがそのままではおさまらないはずです。身内の高齢者に移したらどうなるのでしょう。この点からもナンセンスだといえます。
どう考えても、GOTOトラベルは中止すべきです。自粛というよりも格段に効果があります。GOTOを延長どうのこうのといっている場合ではありません。そもそも、旅行に行ってくださいといいながら、自粛というのは支離滅裂の極みです。
感染拡大と経済活動を両立させるのは間違っていません。でもやり方が、非常に一方的です。感染者数が増えないように、あるいは感染者数が許容値の範囲内におさまっているかを確認しながら、徐々に規制を解除していくというのが、両立させるために取るべき方法です。感染者数が増えているときに、新たに人が移動するような経済政策を打ち出すのは間違いです。
このまま経済援助を進めていって、国内がパンデミックになったらどうするつもりなのでしょう。医療だけでなく経済も破綻するのは目に見えています。いま注入している対策費が無駄になります。その先は消費税の増税か、インフレによる貯金の目減りになってくるのでしょう。今でもその懸念はぬぐい去れません。
毎日、感染者数のいろいろな数値が記録更新していく中で、感染が広まるような政策(GOTOなど)ばかり出してくる政府を見ていると、戦時中(太平洋戦争です)に負け続けているのを認めなかった軍人・政府と重なって見えるのは私だけでしょうか。神風が吹くというようなことは絶対ありません。

昨日、政府は訪日観光を来春にも実証実験をすると発表しました。オリンピックにむけて、訪日者の受け入れ態勢を整えるためのようです。今このような状態で、人を動かすことばかり考えているのはいいのでしょうか。感染拡大を防ぐ手立てを全く聞いたことがありません。
オリンピックをどうしてもやりたいのならオンラインでやったらどうですか。オリンピックは中止すべきだといままで何回か書いてきました。それよりも、これ以上感染が増え続けたら、感染者の少ない国から人が来てもらえるのかどうか。コロナで汚染されている国と見られないようにしっかりとした政策をしてもらいたいものです。
そのまえに発表のあった、65才以上の旅行自粛という通達も全く見当違いです。東京からの旅行者が地方経済を潤すから止めたくないというのが理解できません。そんなことを考えている時期ではないのは当然です。そうでなくても、コロナの特徴として、若い人たちには無症状や軽症者が多いこと、発症の前後2日くらいが人に移しやすいといわれていることとあわせて考えると無意味であるというのがいえます。まず、この特徴から無症状の人が移しているということがかなりの割合であることがわかります。若い人の方が病気を持ち歩いて地方出感染を広める可能性の方が大きいと見ていいでしょう。地方の方が感染率が少ないため、旅行者が感染して帰ってくるというよりも、広めて帰ってくることを心配すべきです。
地方は都会と違って高齢化が進んでいます。そこで感染が広まれば重症者が増えてくるのは目に見えています。地方は医療機関もそれほど整備されていません。すぐに医療崩壊につながります。
去年に参加したしたツアーはどれもが65才以上ばかりでした。若い人はほとんど見かけません。若い働き盛りの人達は、平日勤務を休んで旅行をすることは少ないでしょう。どうしても土日に集中します。感染を拡大する条件が満たされます。若い人が感染を広めるリスクは依然として残ったままです。平日に旅行する高齢者はたくさん見かけます。全体的にみると高齢者の方が旅行に出かけること多いように思えます。
高齢者ばかり自粛しても感染リスクはそれほど減らないし、経済的な影響を考えると全体を自粛対象とした場合とそれほど変わらないように思えます。
若者が感染して帰ってきたとして、それがそのままではおさまらないはずです。身内の高齢者に移したらどうなるのでしょう。この点からもナンセンスだといえます。
どう考えても、GOTOトラベルは中止すべきです。自粛というよりも格段に効果があります。GOTOを延長どうのこうのといっている場合ではありません。そもそも、旅行に行ってくださいといいながら、自粛というのは支離滅裂の極みです。
感染拡大と経済活動を両立させるのは間違っていません。でもやり方が、非常に一方的です。感染者数が増えないように、あるいは感染者数が許容値の範囲内におさまっているかを確認しながら、徐々に規制を解除していくというのが、両立させるために取るべき方法です。感染者数が増えているときに、新たに人が移動するような経済政策を打ち出すのは間違いです。
このまま経済援助を進めていって、国内がパンデミックになったらどうするつもりなのでしょう。医療だけでなく経済も破綻するのは目に見えています。いま注入している対策費が無駄になります。その先は消費税の増税か、インフレによる貯金の目減りになってくるのでしょう。今でもその懸念はぬぐい去れません。
毎日、感染者数のいろいろな数値が記録更新していく中で、感染が広まるような政策(GOTOなど)ばかり出してくる政府を見ていると、戦時中(太平洋戦争です)に負け続けているのを認めなかった軍人・政府と重なって見えるのは私だけでしょうか。神風が吹くというようなことは絶対ありません。
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記
2020年11月15日
旅行の写真撮影枚数
旅行時に写真の撮影枚数が増えていると書きました。実際にどうなっているのか調べてみました。単純には日数が多くなればその分だけ撮影枚数は増えてきます。影響をなくすために、旅行日数で割って、一日あたりの撮影枚数に換算してみることにします。
ここでも問題があって、同じ2泊3日でも夕方出発して、朝に帰ってきた場合はまるまる1日分しか観光していないことになります。3日で割るというにはいかないでしょう。基本的には朝帰り(昼まで)とか、夕方出発とかは日数に含めないことにします。これにあわせて泊数と日数を計算します。車を日中走らせ続けて目的地に着いた場合とかのような、細かいことを言い出せば切りがないのでこのあたりで手を打つことにします。
ついでに、ブログの記事との関係も調べてみました。ブログの記事に載せた旅行で、調べた結果は以下の通りになります。
行き先 泊数 |写真撮影枚数 |掲載回数 |掲 載 写 真
目 的 −日数| 総数- 枚/日|回数− /日|総数−掲載%−/日− /回
−−−−−−−−+−−−−−−− +−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−
流 氷 3−4| 860-215|10- 2.5| 79- 9- 20- 7.9
南四国 5−5|1240-248|19- 3.8|119-10- 24- 6.3
高遠桜 1−2| 390-145| 8- 4.0| 45-12- 23- 5.6
青ヶ島 6−6|1210-201|26- 4.3|198-16- 33- 7.6
三陸津波 1−2| 320-160|10- 5.0| 52-16- 26- 5.2
隠岐島 2−3| 760-253|12- 4.0|127-17- 42-10.6
対馬壱岐 4−5| 980-196|28- 5.6|205-21- 41- 7.3
信 越 2−3| 530-177|16- 5.3|116-22- 39- 7.3
大東島 2−3| 910-303|35-11.7|243-27- 81- 6.9
与論島 2−3|2080-693|35-11.7|250-12- 83- 7.1
南九州 7−6|2030-406|68-11.7|496-24- 82- 7.3
房総半島 2−3| 650-217|13- 4.3|136-21- 45-10.5
真庭雲南 1−2| 660-330|13- 6.5|124-19- 68- 9.5
北関東花 2−3| 980-327|19- 6.3|195-20- 65-10.3
ウトウ 3−4|1370-343|44-11.0|358-26- 90- 8.1
鳥海月山 2−3| 750-250|25- 8.3|199-27- 66- 8.0
南東北 7−8|1650-206|47- 5.9|407-25- 51- 8.7
南房総 1−2| 470-235|20-10.0|146-31- 73- 7.3
与那国島 4−5|1440-288|45- 9.0|376-26- 75- 8.4
熊 本 6−5|2480-496|71-14.2|583-24-117- 8.2
龍の眼 2−3| 970-323|31-10.3|277-29- 92- 8.9
東北再訪 7−7|1750-250|62- 8.9|528-30- 75- 8.5
種子島 2−3| 740-247|35-11.7|287-39- 96- 8.2
宮古島 2−3| 810-270|37-12.3|291-36- 97- 7.8
河津桜 1−2| 390-195|19- 9.5|128-33- 64- 6.7
北部九州 7−6|1860-320|67-11.2|539-29- 90- 8.0
徳之島 4−5|1830-366|84-16.8|643-35-129- 7.7
立山流星 1−2| 606-303|17- 8.5|102-17- 51- 6.0
甑島列島 3−3| 980-327|44-14.7|315-32-105- 7.2
備 北 3−4| 950-238|48-12.0|355-37- 89- 7.4
関越索道 2−3| 750-250|33-11.0|243-32- 81- 7.4
雪割草 1−2| 460-230|22-11.0|158-34- 79- 7.2
木曽蓼科 1−2| 440-220|23-11.5|159-36- 80- 6.9
高峰高原 1−2| 500-250|27-13.5|215-43-108- 8.0
白馬八方 2−3| 950-317|45-15.0|398-42-133- 8.8
秋田岩手 6−6|2000-333|85-14.2|715-36-119- 8.4
西九州 2−3|1110-370|48-16.0|400-36-133- 8.3
会津紅葉 2−3| 640-213|36-12.0|273-43- 91- 7.6
1日あたりの撮影枚数が増えているのかといえばちょっと考える結果にも見えます。与論島がずば抜けて多いのですが、これは夜間に流星を写すために、2台のカメラを使ってインターバルで連続撮影したことに原因しています。星だけで1500枚近く撮影しています。立山も同じ理由で増えるはずでしたが、晴れていた時間が短くそれほどの枚数を撮影していません。
はじめの頃に比べてわずかに増えているようですが、各回の変動が大きくはっきりとは見えてこないようです。それぞれで何を見たのかということの方が影響が大きいようです。2015年からブログを書いていますが、写真はもっと前から撮り始めています。10年くらい前とかフィルムカメラを使っていた頃のものに比べると、15年のものでも格段に多くなっています。ツアーよりも自分で計画を立てて回ったときの方がたくさん写しているようにも見えます。立ち寄り先が多いこともあるのでしょう。
初期の頃と明らかに変わっているのは、ブログを作ることを意識した写真が入ってきているという点です。どこのものか、何をとっているのかわかるような看板や案内図といったもの、目印となるものとか一緒に写すようになっています。その分だけ枚数は増えています。といっても増えているのは1日あたり20枚くらいといったところでしょう。
確実に増えているといえるのは、1日あたりのブログ掲載回数や掲載写真数、写真掲載率、1日あたりの掲載回数です。このあたりは記事の作り方が変わってきたことの影響の方が大きいでしょう。初期の頃はその日どこにいったのかがメインで、途中からどこで何を見たのかがメインに変わっています。その分回数が増えているのでしょう。
1つの場所で見たものからだいたい何回かで掲載する写真を選んでから、文章を考え始めます。一つの場所で1回分に満たなければ他の場所との組み合わせでということになります。どちらかというと、1回分に足りないので写真を追加してということの方が多いようです。
だいたいパターンができてきているので、これ以上は増えないかなと思っています。どうなのでしょう。同じものを角度を変えてとかまだまだ写真の増える余地はありそうです。
ブログの掲載日と旅行日のずれが大きくなってきたため、1回あたりの写真枚数を増やしたつもりでした。これもあまり影響がないようです。初期の頃は、1回あたりの枚数はあまり意識していなかったようです。途中から、これくらいの量になったら1回分にしようかなというだいたいの目安ができています。ページの面積の大部分を占めるのが写真ですから写真の枚数でだいたい1日分が決まっています。
ここでも問題があって、同じ2泊3日でも夕方出発して、朝に帰ってきた場合はまるまる1日分しか観光していないことになります。3日で割るというにはいかないでしょう。基本的には朝帰り(昼まで)とか、夕方出発とかは日数に含めないことにします。これにあわせて泊数と日数を計算します。車を日中走らせ続けて目的地に着いた場合とかのような、細かいことを言い出せば切りがないのでこのあたりで手を打つことにします。
ついでに、ブログの記事との関係も調べてみました。ブログの記事に載せた旅行で、調べた結果は以下の通りになります。
行き先 泊数 |写真撮影枚数 |掲載回数 |掲 載 写 真
目 的 −日数| 総数- 枚/日|回数− /日|総数−掲載%−/日− /回
−−−−−−−−+−−−−−−− +−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−
流 氷 3−4| 860-215|10- 2.5| 79- 9- 20- 7.9
南四国 5−5|1240-248|19- 3.8|119-10- 24- 6.3
高遠桜 1−2| 390-145| 8- 4.0| 45-12- 23- 5.6
青ヶ島 6−6|1210-201|26- 4.3|198-16- 33- 7.6
三陸津波 1−2| 320-160|10- 5.0| 52-16- 26- 5.2
隠岐島 2−3| 760-253|12- 4.0|127-17- 42-10.6
対馬壱岐 4−5| 980-196|28- 5.6|205-21- 41- 7.3
信 越 2−3| 530-177|16- 5.3|116-22- 39- 7.3
大東島 2−3| 910-303|35-11.7|243-27- 81- 6.9
与論島 2−3|2080-693|35-11.7|250-12- 83- 7.1
南九州 7−6|2030-406|68-11.7|496-24- 82- 7.3
房総半島 2−3| 650-217|13- 4.3|136-21- 45-10.5
真庭雲南 1−2| 660-330|13- 6.5|124-19- 68- 9.5
北関東花 2−3| 980-327|19- 6.3|195-20- 65-10.3
ウトウ 3−4|1370-343|44-11.0|358-26- 90- 8.1
鳥海月山 2−3| 750-250|25- 8.3|199-27- 66- 8.0
南東北 7−8|1650-206|47- 5.9|407-25- 51- 8.7
南房総 1−2| 470-235|20-10.0|146-31- 73- 7.3
与那国島 4−5|1440-288|45- 9.0|376-26- 75- 8.4
熊 本 6−5|2480-496|71-14.2|583-24-117- 8.2
龍の眼 2−3| 970-323|31-10.3|277-29- 92- 8.9
東北再訪 7−7|1750-250|62- 8.9|528-30- 75- 8.5
種子島 2−3| 740-247|35-11.7|287-39- 96- 8.2
宮古島 2−3| 810-270|37-12.3|291-36- 97- 7.8
河津桜 1−2| 390-195|19- 9.5|128-33- 64- 6.7
北部九州 7−6|1860-320|67-11.2|539-29- 90- 8.0
徳之島 4−5|1830-366|84-16.8|643-35-129- 7.7
立山流星 1−2| 606-303|17- 8.5|102-17- 51- 6.0
甑島列島 3−3| 980-327|44-14.7|315-32-105- 7.2
備 北 3−4| 950-238|48-12.0|355-37- 89- 7.4
関越索道 2−3| 750-250|33-11.0|243-32- 81- 7.4
雪割草 1−2| 460-230|22-11.0|158-34- 79- 7.2
木曽蓼科 1−2| 440-220|23-11.5|159-36- 80- 6.9
高峰高原 1−2| 500-250|27-13.5|215-43-108- 8.0
白馬八方 2−3| 950-317|45-15.0|398-42-133- 8.8
秋田岩手 6−6|2000-333|85-14.2|715-36-119- 8.4
西九州 2−3|1110-370|48-16.0|400-36-133- 8.3
会津紅葉 2−3| 640-213|36-12.0|273-43- 91- 7.6
1日あたりの撮影枚数が増えているのかといえばちょっと考える結果にも見えます。与論島がずば抜けて多いのですが、これは夜間に流星を写すために、2台のカメラを使ってインターバルで連続撮影したことに原因しています。星だけで1500枚近く撮影しています。立山も同じ理由で増えるはずでしたが、晴れていた時間が短くそれほどの枚数を撮影していません。
はじめの頃に比べてわずかに増えているようですが、各回の変動が大きくはっきりとは見えてこないようです。それぞれで何を見たのかということの方が影響が大きいようです。2015年からブログを書いていますが、写真はもっと前から撮り始めています。10年くらい前とかフィルムカメラを使っていた頃のものに比べると、15年のものでも格段に多くなっています。ツアーよりも自分で計画を立てて回ったときの方がたくさん写しているようにも見えます。立ち寄り先が多いこともあるのでしょう。
初期の頃と明らかに変わっているのは、ブログを作ることを意識した写真が入ってきているという点です。どこのものか、何をとっているのかわかるような看板や案内図といったもの、目印となるものとか一緒に写すようになっています。その分だけ枚数は増えています。といっても増えているのは1日あたり20枚くらいといったところでしょう。
確実に増えているといえるのは、1日あたりのブログ掲載回数や掲載写真数、写真掲載率、1日あたりの掲載回数です。このあたりは記事の作り方が変わってきたことの影響の方が大きいでしょう。初期の頃はその日どこにいったのかがメインで、途中からどこで何を見たのかがメインに変わっています。その分回数が増えているのでしょう。
1つの場所で見たものからだいたい何回かで掲載する写真を選んでから、文章を考え始めます。一つの場所で1回分に満たなければ他の場所との組み合わせでということになります。どちらかというと、1回分に足りないので写真を追加してということの方が多いようです。
だいたいパターンができてきているので、これ以上は増えないかなと思っています。どうなのでしょう。同じものを角度を変えてとかまだまだ写真の増える余地はありそうです。
ブログの掲載日と旅行日のずれが大きくなってきたため、1回あたりの写真枚数を増やしたつもりでした。これもあまり影響がないようです。初期の頃は、1回あたりの枚数はあまり意識していなかったようです。途中から、これくらいの量になったら1回分にしようかなというだいたいの目安ができています。ページの面積の大部分を占めるのが写真ですから写真の枚数でだいたい1日分が決まっています。
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記
2020年07月27日
彗星撮影 トラブル
昨日の彗星撮影時に起こったトラブルとその対処法についてまとめてみました。備忘録も兼ねています。マニュアルの載っているサイトがなかなか見つけられなかったために原因解明に手間取ったところもありました。
<シャッターが降りない>
撮影しようとしてシャッターボタンを押してもシャッターが降りないことがありました。マニュアルには、アストロトレーサーを使用してバルブ撮影をするときは、GPSが検知できていないときはシャッターが降りないと書かれていました。GPSを検知できるまでしばらく待ちましょう。
<精密キャリブレーションに失敗する>
前回もそうでしたが、何度やっても精密キャリブレーションに失敗することがありました。やり方の映像を見ていると、回し方はかなりラフでもいいようです。うまくいかないときは場所と幹を買えてやるいう膜いくことがあるそうです。確かに向きをかえたらうまくできる事がありました。回転する速度はそれほど気にしなくていいようです。
電源を切ってもキャリブレーション情報は覚えているようなので、それほど頻繁にやらなくていいようです。
<撮影後プレビューが表示されない>
撮影が終わった後にプレビューが表示されないことがありました。続けてシャッターを押して撮影はできるのですが、その後もプレビューが表示されない状態が続きます。
カメラがスリーブモードから復帰した後に起こるようです。長い時間撮影できそうにないときは、電源を切った方がいいようです。キャリブレーション情報は残っているようです。
スリーブに入ってしまっていたら、いったん電源を切った方がいいかも。ただし、GPS情報が取得できるまでしばらくかかります。
<GPSの青点灯・点滅>
トラブルではないのですが、GPSの青ランプが点灯しているときと点滅しているときがありました。違いがよくわかりません。マニュアルを探してやっと見つけてわかった違いは、GPS検索中は点滅、測位できていれば点灯のようです。
<ケーブルスイッチが見つからない>
カメラのトラブルではありません。完全なうっかりミスです。さんざん探し回りました。だいぶ経ってから思い出したのは、20日に地域向けに観測会をしました。その時に持って行っていました。その荷物は、使うものをだした以外はほとんどそのままの形で残っています。カメラ関係の小物を入れたところを確認すると見つけることができました。
結局最後までぶれるの覚悟で手押しシャッターになりました。
<ピント合わせ>
いつも困るのは、ズームで焦点距離を変えたときに、ピント位置が変わるという問題です(ズームリングを回すとフォーカスリングもまわってしまいます)。古いレンズではそういうことがなかったのですが、今使っているレンズでは変わってしまいます。オートフォーカスレンズになったことでピント合わせを考えていないのでしょうか。天体写真では基本的にオートフォーカスは使えません。
彗星は全く見えていませんから、見ながらピントを合わせることはできません。ライブモードでも星は写りませんからここからもピント合わせはできません。昨日の場合は、月が出ていたのでこれを利用してピントは合わせられますが、こんどは、位置合わせを最初からやり直さないといけなくなります。
昨日対処法に気がつきました。カメラはクイックシューで三脚に固定されています。三脚はそのままでカメラとクイックシューを取り外します。カメラを手持ちで月の方向に向けてオートフォーカスでピントを合わせて、そのまま三脚に固定し、マニュアルフォーカスモードにもどすとそれほど外れていない位置で写すことができることがわかりました。次回からズームアップはこの方法を使うことにします。
ふと思ったことです。オートフォーカスモードにしてから、ズームリングをまわすと、フォーカスリングは固定されたままのような気がします。その後マニュアルフォーカスモードに戻せばうまくいくかも知れません、次回試してみます。
−−補足です−−
明日以降の彗星の位置を出力していませんでした。10日分を28日20時の星座が見える位置に合わせてステラナビゲータ7で出力しました。見づらいですが載せておきます。右側に北斗七星、左上にアークツルスがあります。
<シャッターが降りない>
撮影しようとしてシャッターボタンを押してもシャッターが降りないことがありました。マニュアルには、アストロトレーサーを使用してバルブ撮影をするときは、GPSが検知できていないときはシャッターが降りないと書かれていました。GPSを検知できるまでしばらく待ちましょう。
<精密キャリブレーションに失敗する>
前回もそうでしたが、何度やっても精密キャリブレーションに失敗することがありました。やり方の映像を見ていると、回し方はかなりラフでもいいようです。うまくいかないときは場所と幹を買えてやるいう膜いくことがあるそうです。確かに向きをかえたらうまくできる事がありました。回転する速度はそれほど気にしなくていいようです。
電源を切ってもキャリブレーション情報は覚えているようなので、それほど頻繁にやらなくていいようです。
<撮影後プレビューが表示されない>
撮影が終わった後にプレビューが表示されないことがありました。続けてシャッターを押して撮影はできるのですが、その後もプレビューが表示されない状態が続きます。
カメラがスリーブモードから復帰した後に起こるようです。長い時間撮影できそうにないときは、電源を切った方がいいようです。キャリブレーション情報は残っているようです。
スリーブに入ってしまっていたら、いったん電源を切った方がいいかも。ただし、GPS情報が取得できるまでしばらくかかります。
<GPSの青点灯・点滅>
トラブルではないのですが、GPSの青ランプが点灯しているときと点滅しているときがありました。違いがよくわかりません。マニュアルを探してやっと見つけてわかった違いは、GPS検索中は点滅、測位できていれば点灯のようです。
<ケーブルスイッチが見つからない>
カメラのトラブルではありません。完全なうっかりミスです。さんざん探し回りました。だいぶ経ってから思い出したのは、20日に地域向けに観測会をしました。その時に持って行っていました。その荷物は、使うものをだした以外はほとんどそのままの形で残っています。カメラ関係の小物を入れたところを確認すると見つけることができました。
結局最後までぶれるの覚悟で手押しシャッターになりました。
<ピント合わせ>
いつも困るのは、ズームで焦点距離を変えたときに、ピント位置が変わるという問題です(ズームリングを回すとフォーカスリングもまわってしまいます)。古いレンズではそういうことがなかったのですが、今使っているレンズでは変わってしまいます。オートフォーカスレンズになったことでピント合わせを考えていないのでしょうか。天体写真では基本的にオートフォーカスは使えません。
彗星は全く見えていませんから、見ながらピントを合わせることはできません。ライブモードでも星は写りませんからここからもピント合わせはできません。昨日の場合は、月が出ていたのでこれを利用してピントは合わせられますが、こんどは、位置合わせを最初からやり直さないといけなくなります。
昨日対処法に気がつきました。カメラはクイックシューで三脚に固定されています。三脚はそのままでカメラとクイックシューを取り外します。カメラを手持ちで月の方向に向けてオートフォーカスでピントを合わせて、そのまま三脚に固定し、マニュアルフォーカスモードにもどすとそれほど外れていない位置で写すことができることがわかりました。次回からズームアップはこの方法を使うことにします。
ふと思ったことです。オートフォーカスモードにしてから、ズームリングをまわすと、フォーカスリングは固定されたままのような気がします。その後マニュアルフォーカスモードに戻せばうまくいくかも知れません、次回試してみます。
−−補足です−−
明日以降の彗星の位置を出力していませんでした。10日分を28日20時の星座が見える位置に合わせてステラナビゲータ7で出力しました。見づらいですが載せておきます。右側に北斗七星、左上にアークツルスがあります。

posted by ヨッシン at 23:59| 雑記
2020年03月13日
大阪公立高等学校学力検査
一昨日に、大阪府公立高校の入学者の学力検査がありました。昨今の新型コロナウィルスの流行で、学校が休校になっています。中学校はそういう中で指導するのも大変だし、高校も教室の中にたくさんの受検生を入れないといけないので、感染予防のためにどう対策を立てるのかが苦慮するところでしょう。1室に入る受検生を少なくするにしても、受験室が増えてしまいます。監督の先生が足りなくなってきそうです。結局、1室にたくさん詰め込むことになり、休校していない状態と同じになります。
マスクや除菌の用具なんかも教育委員会が手配するとは思えないし、たぶん学校任せにしてしまうのでしょう。
こうしなさいと指示するだけで、ちゃんと指導したと言い訳しそうです。
一応試検問題のうち地学に関係していたところを見ました。地学は大問1にあります。普通に勉強していれば解けるのかなというところでしょう。気になったのはいくつかあります。次の所です。
まずは枠の中の説明です。
石基の説明について、「Yは大きな鉱物の結晶のまわりをうめている小さな粒からなる部分」と書かれています。鉱物は結晶なので同じ言葉の繰り返しになります。「結晶」はいらないでしょう。「小さな粒」は「小さな鉱物」です。このような書き方をすると鉱物でないものも含まれてきます。
石基は小さな鉱物(結晶)とガラスからできています。ガラスの部分のも含まないといけないので小さな粒の部分といいうのは不適切です。「大きな鉱物のすき間の部分」でじゅうぶん説明できていると思います。このあたりはこれが正しいというのもなさそうなのでそれほどこだわらないことにします。
(4)です。
石基と斑晶のでき方を問う問題です。基本的には、マグマが地下深くにあるときに斑晶ができて、それが地表近くまで上昇してきてから石基がでます。これが理解できていれば解けるのですが、中学校でここまで教えているのかが気になります。
この程度の大きさの鉱物でも、火山が噴火するくらいの短時間でできるのかについては?がつきます。噴火と噴火の間で、マグマ溜まりにマグマがある内にできているような気がします。イメージ的に噴火してからできるようにとらえてしまいます。このあたりのことも誰も気にしていないので、こだわってはいません。
ちなみに、石基の中の鉱物が種類によって決まった向きをむいているのは、気のせいなのでしょうか。全部がそろうことはありますが..。
(6)です。
地質時代の長さをこれくらいにして、各時代の長さがどれくらいになるのかという問題です。これって地学の問題なのでしょうか。別に何があってもいいのでこだわってはいませんが、別の事を聞けるのではと思います。
ところで、何cmか整数で答えよ、となっています。その直後に1mm長さが示す期間の長さは一定であるという説明があります。ここはどうして1mmなのでしょうか。というか1mmと細かくする意味があるのでしょうか。答えが一緒になるのでいいのですが、ちょっと混乱の原因になりそうです。
(7)です。
示相化石となる生物の条件を聞く問題です。直前に「水温について環境が限定できる」と書かれています。そうなる生物の条件を水温という言葉を使って答えよということですが、「限定された水温のところにいた」としか答えようがありません。つけ加えるとしても「RやTよりも」ぐらいでしょう。最小だと「水温が限定できる」だけでも良さそうです。こう答えるとこんなのでいいのかという不安が湧いてきそうです。
示相化石の条件は示相化石の説明があればいっしょに習っているはずですから、書かなくてもよかったのではという気がします。でもこうすると、急に難易度が上がるからかな。問題って作るのは難しいね。
昨日書かないといけないところだったのにうっかりして、アップするときに忘れていて、他の記事にしてしまいました。順番が逆でしたね。
マスクや除菌の用具なんかも教育委員会が手配するとは思えないし、たぶん学校任せにしてしまうのでしょう。
こうしなさいと指示するだけで、ちゃんと指導したと言い訳しそうです。
一応試検問題のうち地学に関係していたところを見ました。地学は大問1にあります。普通に勉強していれば解けるのかなというところでしょう。気になったのはいくつかあります。次の所です。
まずは枠の中の説明です。
石基の説明について、「Yは大きな鉱物の結晶のまわりをうめている小さな粒からなる部分」と書かれています。鉱物は結晶なので同じ言葉の繰り返しになります。「結晶」はいらないでしょう。「小さな粒」は「小さな鉱物」です。このような書き方をすると鉱物でないものも含まれてきます。
石基は小さな鉱物(結晶)とガラスからできています。ガラスの部分のも含まないといけないので小さな粒の部分といいうのは不適切です。「大きな鉱物のすき間の部分」でじゅうぶん説明できていると思います。このあたりはこれが正しいというのもなさそうなのでそれほどこだわらないことにします。
(4)です。
石基と斑晶のでき方を問う問題です。基本的には、マグマが地下深くにあるときに斑晶ができて、それが地表近くまで上昇してきてから石基がでます。これが理解できていれば解けるのですが、中学校でここまで教えているのかが気になります。
この程度の大きさの鉱物でも、火山が噴火するくらいの短時間でできるのかについては?がつきます。噴火と噴火の間で、マグマ溜まりにマグマがある内にできているような気がします。イメージ的に噴火してからできるようにとらえてしまいます。このあたりのことも誰も気にしていないので、こだわってはいません。
ちなみに、石基の中の鉱物が種類によって決まった向きをむいているのは、気のせいなのでしょうか。全部がそろうことはありますが..。
(6)です。
地質時代の長さをこれくらいにして、各時代の長さがどれくらいになるのかという問題です。これって地学の問題なのでしょうか。別に何があってもいいのでこだわってはいませんが、別の事を聞けるのではと思います。
ところで、何cmか整数で答えよ、となっています。その直後に1mm長さが示す期間の長さは一定であるという説明があります。ここはどうして1mmなのでしょうか。というか1mmと細かくする意味があるのでしょうか。答えが一緒になるのでいいのですが、ちょっと混乱の原因になりそうです。
(7)です。
示相化石となる生物の条件を聞く問題です。直前に「水温について環境が限定できる」と書かれています。そうなる生物の条件を水温という言葉を使って答えよということですが、「限定された水温のところにいた」としか答えようがありません。つけ加えるとしても「RやTよりも」ぐらいでしょう。最小だと「水温が限定できる」だけでも良さそうです。こう答えるとこんなのでいいのかという不安が湧いてきそうです。
示相化石の条件は示相化石の説明があればいっしょに習っているはずですから、書かなくてもよかったのではという気がします。でもこうすると、急に難易度が上がるからかな。問題って作るのは難しいね。
昨日書かないといけないところだったのにうっかりして、アップするときに忘れていて、他の記事にしてしまいました。順番が逆でしたね。
posted by ヨッシン at 23:59| 雑記
2020年01月22日
センターテスト 地学(2)
センターテスト地学の問題解説続きです。今日は後半の第4問から第6問まで。第5問と第6問はどちらか解けそうな方を答えてねということになっています。一応両方の解説を書きます。
その前に気になった所です。
第4問問4aです。HR図から星の大きさを比べる問題です。
星の明るさは表面積(半径の2乗)に比例します。半径が百分の一だと明るさは1万分の一、絶対等級で10暗くなる。ということは、だいたい白色矮星(Z)のあたりまで下がります。G型星はこれでいいでしょう。M型星も同じ表面積ならG型星より暗いので更に下になるので問題はありません。問題になるのは左側の星達です。左側に行くに従って表面温度が高くなっていきます。明るさは表面温度の4乗に比例しますから表面積が同じでも表面温度が高くなるに従って急速に明るくなっていきます。温度が10倍になれば半径が百分の一になったことを打ち消してしまいます。もっと温度があがれば、もっと小さくても太陽よりずっと明るくなることができます。図には温度のことが書かれていませんから、青色星の大きさを推定することができません。
一般には青色星は太陽より大きいと説明されていますから、これで答えることはできます。図から答えたのではないので、問題として適切なのか?
第6問問3a太陽の位置が銀河中心からずれているのを調べる問題です。調べる時点では、銀河中心の位置がわかっていませんから、銀河中心の方向もわかりません。このわからない方向を通る断面はどう作ればいいのでしょう。確かめるグラフなので方向をわかっているものとして決めることはできますが、それで良いのかといえば何となく違うような気がします。
問4a光が直進できるようになったの(宇宙の晴れ上がり)は、電子が原子核と合体し原子ができたことが直接の原因です。こうなるためには温度が下がる必要はありますが、これを理由といって良いものか?微妙です。ここまで温度が下がらなければ晴れ上がりはなかったのですから
気持ちを切り替えて解説の続きです。ヒントのようなものを
第4問 星の進化
問1ア光の波長は表面温度が高いほど短くなる
イ重い星ほど質量以上に核融合反応が活発
ウ主系列星では青い星ほど明るい、寿命は短い
問2 (2)以外は距離の測定に使われる。4153の順で遠いものに使う
問3 太陽はG型絶対等級で約5等、主系列星→巨星→白色矮星と変化
問4a星の明るさは表面積(半径の2乗)に比例、
b質量の大きな恒星は太陽より明るい。太陽近傍にあるか
問5 明るさは表面温度の4乗に比例
第5問 地球の歴史・火成岩
問1 テチス海が想定されたのは、ヒマラヤ山脈の地層から
問2 テチス海形成にともなって、ローラシアとゴンドワナに分裂
2つの大陸でほ乳類相が異なる
問3 珪長質岩石ではNaK、苦鉄質岩石ではMgFeCaが多くなる
花こう岩は珪長質岩石
問4 色指数は有色鉱物の割合、FeMgをたくさん含むと有色になる
第6問 地球の運動・太陽系・銀河
問1(1)均時差の原因は、公転面が傾いていることと楕円軌道が原因
(2)同じ向きにまわると、1年では恒星の方が1回多くまわる
(3)南中高度は90度−緯度になる
(4)黄道は地球の公転面、赤道は自転面
問2 地球型惑星の特徴:半径が小さい、密度が大きいなど
問3a球状星団の3次元分布をみた方がいい。
(銀河中心がずれているのを調べるのに中心方向を想定するのはどうか)
bハッブルの法則は、距離と後退速度のとの関係
問4(1)温度が下がり、電子が原子核と合体し原子ができたことが原因
(2)背景放射は、晴れ上がり時の光の赤方変位による
(3)加速している事から考え出された
(4)最初に作られた元素は、水素とヘリウム
その前に気になった所です。
第4問問4aです。HR図から星の大きさを比べる問題です。
星の明るさは表面積(半径の2乗)に比例します。半径が百分の一だと明るさは1万分の一、絶対等級で10暗くなる。ということは、だいたい白色矮星(Z)のあたりまで下がります。G型星はこれでいいでしょう。M型星も同じ表面積ならG型星より暗いので更に下になるので問題はありません。問題になるのは左側の星達です。左側に行くに従って表面温度が高くなっていきます。明るさは表面温度の4乗に比例しますから表面積が同じでも表面温度が高くなるに従って急速に明るくなっていきます。温度が10倍になれば半径が百分の一になったことを打ち消してしまいます。もっと温度があがれば、もっと小さくても太陽よりずっと明るくなることができます。図には温度のことが書かれていませんから、青色星の大きさを推定することができません。
一般には青色星は太陽より大きいと説明されていますから、これで答えることはできます。図から答えたのではないので、問題として適切なのか?
第6問問3a太陽の位置が銀河中心からずれているのを調べる問題です。調べる時点では、銀河中心の位置がわかっていませんから、銀河中心の方向もわかりません。このわからない方向を通る断面はどう作ればいいのでしょう。確かめるグラフなので方向をわかっているものとして決めることはできますが、それで良いのかといえば何となく違うような気がします。
問4a光が直進できるようになったの(宇宙の晴れ上がり)は、電子が原子核と合体し原子ができたことが直接の原因です。こうなるためには温度が下がる必要はありますが、これを理由といって良いものか?微妙です。ここまで温度が下がらなければ晴れ上がりはなかったのですから
気持ちを切り替えて解説の続きです。ヒントのようなものを
第4問 星の進化
問1ア光の波長は表面温度が高いほど短くなる
イ重い星ほど質量以上に核融合反応が活発
ウ主系列星では青い星ほど明るい、寿命は短い
問2 (2)以外は距離の測定に使われる。4153の順で遠いものに使う
問3 太陽はG型絶対等級で約5等、主系列星→巨星→白色矮星と変化
問4a星の明るさは表面積(半径の2乗)に比例、
b質量の大きな恒星は太陽より明るい。太陽近傍にあるか
問5 明るさは表面温度の4乗に比例
第5問 地球の歴史・火成岩
問1 テチス海が想定されたのは、ヒマラヤ山脈の地層から
問2 テチス海形成にともなって、ローラシアとゴンドワナに分裂
2つの大陸でほ乳類相が異なる
問3 珪長質岩石ではNaK、苦鉄質岩石ではMgFeCaが多くなる
花こう岩は珪長質岩石
問4 色指数は有色鉱物の割合、FeMgをたくさん含むと有色になる
第6問 地球の運動・太陽系・銀河
問1(1)均時差の原因は、公転面が傾いていることと楕円軌道が原因
(2)同じ向きにまわると、1年では恒星の方が1回多くまわる
(3)南中高度は90度−緯度になる
(4)黄道は地球の公転面、赤道は自転面
問2 地球型惑星の特徴:半径が小さい、密度が大きいなど
問3a球状星団の3次元分布をみた方がいい。
(銀河中心がずれているのを調べるのに中心方向を想定するのはどうか)
bハッブルの法則は、距離と後退速度のとの関係
問4(1)温度が下がり、電子が原子核と合体し原子ができたことが原因
(2)背景放射は、晴れ上がり時の光の赤方変位による
(3)加速している事から考え出された
(4)最初に作られた元素は、水素とヘリウム
posted by ヨッシン at 23:59| 雑記
2020年01月21日
センターテスト 地学(1)
昨日に引き続き、センターテストの地学関係の問題解説です。こちらでも深層海流に関する問題が出題されています。4℃で水が最大密度になる現象はどうなったのでしょう。水圧が大きくなるに従って凍りにくくなることは推定できます(水は凍ると体積が増えるから)。この影響が最大密度の温度に影響しているのでしょうか。詳しく書かれているものをみたことがありません。一般的にいわれていることで答えるしかないでしょう。
考え方のヒントのようなものを
第1問
問1(1)地磁気の磁力線は太陽風に流される
(2)ダイナモは地磁気を作り出す主要因
(3)両極付近というのは微妙 正確には両磁極(20〜30度)
(4)海嶺付近の海底の岩石は火山岩(玄武岩)
問2 グラフの何処を読み取ればいいか まずチェック
1920年と2000年が読み取りやすそう、間隔を1000年にすると計算は楽
問3 上昇してきて新しくふえたマグマの分がどう影響するか
下だと増えるし、上だと減る
問4 沈み込んだ物質は周囲に比べると温度は?
基本的には地球深部ほど温度は高い
上昇流のできるところで海嶺ができ始めている
問5 現在までに進んだ距離は、地球1周の長さから求める
問6 逆断層なら震央では押し、経路は遅い方に曲がる
問7 火山フロントは火山列の海溝側
プレート上面が100km付近まで沈んだ所にできる
問8 a沈み込み帯のマグマは水分の影響でできる
b玄武岩質マグマの温度は珪長質マグマより高い
第2問
問1(1)(3)炭素は含まない
(2)ヒスイ輝石になるのは曹長石
問2 文から花こう岩から遠い方が温度は低いと読み取れる
問3 同じ地点で南側にあるものが下位(古い)
たとえばA点ではチャート→泥岩の順(これで2つアウト)
これを境界のある全ての地点でやってみる
問4 C点の真西同じ標高に岩石がでているところはないか
問5 a広い地域に一斉にたまる
b火成岩はマグマが地表や地下で固結したもの
c鉱物組成から安山岩質か玄武岩質かわかる
第3問
問1 暖かい湿った空気Aが流れ込んだことを想定しているようです
地表の温度とグラフの曲がり方(くの字型)から
問2 場所は南半球というのに注意
北半球と力の向きは同じ、風向きは逆
問3(1)貿易風の吹く場所はどこか
(2)近年日本の南東海上で発生してゆっくり接近してくるものもあるが
(3)目は海上で顕著
(4)一時的に冬型の気圧配置になることはある、この時の寒気の供給源は?
問4 a普通に見る画像は赤外画像
b赤外画像は気温の低いところが白くなる。
単純に白いからでは高度が決められないような
いろいろな波長の赤外画像で比較しているのでは?
問5 気圧の谷がどこにあるかをみるとわかる 西→東へ移動
5日周期なので最初と最後はほぼ同じ位置
2日9時樺太−九州 a朝鮮半島−上海
b日本列島東海上 d華北−長江上流
問6 深海で音速より遅い、黒潮ほど遅くないということで何となく答えが出る
計算式に入れて一応確認
問7 黒潮・親潮の比較−直前東西の流れの長さから
黒潮・カリフォ..−黒潮は分流してだんだん弱まる
問8 南極側の深海が塩分濃度が高く、水温が低い(左が南極なのに注意)
後半はまた明日ということで
考え方のヒントのようなものを
第1問
問1(1)地磁気の磁力線は太陽風に流される
(2)ダイナモは地磁気を作り出す主要因
(3)両極付近というのは微妙 正確には両磁極(20〜30度)
(4)海嶺付近の海底の岩石は火山岩(玄武岩)
問2 グラフの何処を読み取ればいいか まずチェック
1920年と2000年が読み取りやすそう、間隔を1000年にすると計算は楽
問3 上昇してきて新しくふえたマグマの分がどう影響するか
下だと増えるし、上だと減る
問4 沈み込んだ物質は周囲に比べると温度は?
基本的には地球深部ほど温度は高い
上昇流のできるところで海嶺ができ始めている
問5 現在までに進んだ距離は、地球1周の長さから求める
問6 逆断層なら震央では押し、経路は遅い方に曲がる
問7 火山フロントは火山列の海溝側
プレート上面が100km付近まで沈んだ所にできる
問8 a沈み込み帯のマグマは水分の影響でできる
b玄武岩質マグマの温度は珪長質マグマより高い
第2問
問1(1)(3)炭素は含まない
(2)ヒスイ輝石になるのは曹長石
問2 文から花こう岩から遠い方が温度は低いと読み取れる
問3 同じ地点で南側にあるものが下位(古い)
たとえばA点ではチャート→泥岩の順(これで2つアウト)
これを境界のある全ての地点でやってみる
問4 C点の真西同じ標高に岩石がでているところはないか
問5 a広い地域に一斉にたまる
b火成岩はマグマが地表や地下で固結したもの
c鉱物組成から安山岩質か玄武岩質かわかる
第3問
問1 暖かい湿った空気Aが流れ込んだことを想定しているようです
地表の温度とグラフの曲がり方(くの字型)から
問2 場所は南半球というのに注意
北半球と力の向きは同じ、風向きは逆
問3(1)貿易風の吹く場所はどこか
(2)近年日本の南東海上で発生してゆっくり接近してくるものもあるが
(3)目は海上で顕著
(4)一時的に冬型の気圧配置になることはある、この時の寒気の供給源は?
問4 a普通に見る画像は赤外画像
b赤外画像は気温の低いところが白くなる。
単純に白いからでは高度が決められないような
いろいろな波長の赤外画像で比較しているのでは?
問5 気圧の谷がどこにあるかをみるとわかる 西→東へ移動
5日周期なので最初と最後はほぼ同じ位置
2日9時樺太−九州 a朝鮮半島−上海
b日本列島東海上 d華北−長江上流
問6 深海で音速より遅い、黒潮ほど遅くないということで何となく答えが出る
計算式に入れて一応確認
問7 黒潮・親潮の比較−直前東西の流れの長さから
黒潮・カリフォ..−黒潮は分流してだんだん弱まる
問8 南極側の深海が塩分濃度が高く、水温が低い(左が南極なのに注意)
後半はまた明日ということで
posted by ヨッシン at 23:59| 雑記