2023年03月13日

星の記録 3月13日号 9〜11日 いろいろ

 星の観察記録の報告を続けます。9日からです。太陽は薄雲がかかっていてはっきりと見えませんでした。
9日 太陽
日没頃から雲が厚くなって夜間は星が見えていませんでした。

 10日です。太陽です。南半球真ん中くらいに大きな黒点が見えます。他に小さな黒点はたくさんあります。
10日 太陽
カノープスです。今日も春霞が強いせいか肉眼・双眼鏡とも見えませんでした。写真ではかろうじて写りました。矢印のところです。これ以後の写真でも確認はできませんでした。
10日 カノープス
月です。だいぶかけてきました。月齢は18.3です。
10日 月

 11日です。目立つ黒点は1つで、他は小さな黒点がたくさんという状態になっています。
11日 太陽
中国宇宙ステーションがでていました。肉眼では確認できていません。画像処理をしたものでかろうじてわかります。右矢印から左矢印にかけて写っています。その横にあるのは反対方向に飛ぶ飛行機です。カメラをセットする向きを間違え、気がついて急いで向きを調整したために途中から写っています。
11日 中国宇宙ステーション
カノープスはセットが緩く、カメラが下を向いていました。何も写っていません。
月です。月齢は19.3です。
11日 月
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2023年03月12日

星の記録 3月12日号 6〜8日いろいろ

 星の観察記録の報告を続けます。
 6日からです。太陽です。黒点がきれいに並んでいます。
6日 太陽
月です。東側がわずかに欠けています。月齢は14.1です。
6日 月
金星と木星です。だいぶ離れてきました。300mmズームで幅いっぱいです。右側が下方向になります。
6日 金星と木星

7日です。出かけていて太陽は観察できていません。月です。後もう1時間ほどで満月です。月齢は15.2です。
7日 月

8日です。太陽から。3つの黒点がまっすぐではなくなったような。赤道付近ほど速く移動するから かな。
8日 太陽
日没後に中国宇宙ステーションが昇っていました。肉眼では見えていません。もう少し右にセットしたらよかったのかな。オリオン座のところで地球の影に入っていました。右側が下方向になります。
8日 中国宇宙ステーション
月です。昇ってくるのがだんだん遅くなっています。でてくる位置もだいぶ南寄りです。月齢は16.2です。
8日 月
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2023年03月09日

星の記録 3月9日号 4日と5日 いろいろ

 星の観察記録の報告を続けます。
 次は4日になります。太陽からです。いったん黒点がなくなったように見えたのですが、いつの間にかたくさん出現しています。
4日 太陽
月です。月齢は12.1になります。
4日 月
カノープスを見ようとしたのですが、あい変わらず見えません。写真には写るので準備しましたが、写りませんでした。
4日
周囲をよく見ると見えるはずの金星木星もみえていません。いつの間にか雲が広がってきたようです。

5日です。太陽です。3つ斜めに並んでいるのがはっきりしてきました。他にも小さなものがいくつかあります。
5日 太陽
月です。月齢は13.0です。
5日 月
金星と木星です。だいぶ離れてきましたが、300mmズームではたておきにするとまだ視野内に納まります。画面右が下方向です。
5日 金星と木星
カノープスです。今日は写りました。相変わらず見えません。見えるのは正月頃だけなのかな。とも座τ星なども写っています。比較明合成をする前に、飛行機の航跡を黒で塗りつぶしています。
5日 カノープス
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2023年03月08日

星の記録 3月8日号 3日いろいろ

 星の観察記録の報告を続けます。3日です。
 太陽は、大きかった黒点群は裏側にまわろうとしています。東側からは新しい黒点が出現しています。北半球に偏っているようです。
3日 太陽
 月です。西側にまわってくるのが夜半を過ぎるようになっています。東の空にでているまだ明るい時間帯に撮影しました。これでも高度が高く鏡筒が三脚とぶつかるので逆向きに撮影したものを180度回転させています。月齢は11.0です。
3日 月
 金星と木星です。昨日に比べて離れました。望遠鏡では対角線でぎりぎりいっぱいです。
3日 金星と木星
300mmズームです。こちらはまだ視野内に余裕で納まっています。
3日 金星と木星
 カノープスです。肉眼双眼鏡とも見えていません。写真にも写っていないようでしたが、よく見ると途中から建物の屋上に出現しているのが写っていました。左側の突起の横です。
3日 カノープス
その後の30秒インターバルの連続写真からの比較明合成です。飛行機の航跡と重なって大変なことになっています。
3日 カノープス
明らかに飛行機とわかる航跡を広めに黒く塗りつぶしてから比較明合成をしたものです。これでもいくつかの飛行機の航跡は残っています。これは関空発着分かな。伊丹着陸の飛行機は明るく動きが少し速いようです。もう少し遅い時間帯だと門限にかかるため被ってこなくなります。
3日 カノープス
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2023年03月07日

星の記録 3月7日号 3月初め

 星の観察記録の報告を続けます。3月1日からです。雲が多く観測はできていません。日没直前に雲が薄くなったときに写した太陽です。雲の間からいくつかの黒点があるのがわかります。
1日 太陽

 2日です。地球にオーロラをもたらした黒点はだいぶ端の方に移動しています。
2日 太陽
金星と木星が最接近しています。望遠鏡でのようすです。
2日 金星と木星
木星のガリレオ衛星が写るまで露出時間を延ばしたものです。
2日 金星と木星
300mmズームで写したものです。
2日 金星と木星
カノープスです。135mmズームで30秒インターバル撮影したものを比較明合成しました。飛行機の航跡とかぶってしまってカノープスがわからなくなっています。この日も肉眼、双眼鏡とも見えていません。
2日 カノープス
主だった飛行機を黒で塗りつぶしてから比較明合成をしてみました。何とか南中前後のようすがわかります。
2日 カノープス
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2023年03月06日

星の記録 3月6日号 2月末

 星の観察記録の報告を続けます。26日太陽からです。北側真ん中にある黒点全体の大きさが大きくなっています。この程度だと肉眼で見える大きさですが、ちょっと淡いので無理かもしれません。
26日 太陽
金星と木星が近づいてきました。300mmズームで一つの視野に入ってきています。図の右が下方向になります。右が金星です。
26日 金星と木星
月です。月齢は6.2です。
26日 月

 27日です。昼間は出かけていて太陽は観察できていません。日没後、カノープスを見ました。肉眼双眼鏡ともわかりませんでしたが、写真には写っています。多くの飛行機の航跡とかぶっています。30秒インターバルの写真を比較明合成しています。
27日 カノープス
月です。下弦6時間後になります。月齢は7.2になります。
27日 月

 28日です。夜明け前に北海道でオーロラがでていたようです。陸別でオーロラ特有の光が観測され、名寄では写真に写っていたそうです。北側真ん中付近にある黒点からの影響でしょう。昼過ぎいつも通りの時間帯の太陽のようすです。太陽風が届くまでの間にか太陽がなり回転しているのがわかります。
28日 太陽
月です。月齢は8.2です。西の空にまわってくるのが真夜中近くになっています。西側での観測は難しくなってきました。
28日 月
月の近くに火星がいました。いっしょに写したものです。火星は月の下方やや右寄りにいます。
28日 月と火星
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2023年03月05日

星の記録 3月5日号 2月23・25日

 星の記録の続きです。23日の太陽からです。22日にも見えていたのですが、北半球東から出現した黒点がかなりはっきりわかるようになってきました。
23日 太陽
日没ころから雲が広がってきて月はすぐに見えなくなりました。もう少し低くなってからと思っていたら、写すチャンスを逃してしまいました。接近している木星と金星の東側に月がまわっていましたが、写し損ねています。

 24日は天気が悪く見えていません。25日です。太陽から。新しい黒点はかなり濃くなってきました。他にもいくつか見えています。
25日 太陽
この日は月に天王星が接近しています。300mmズームで写してみました。同じ明るさの星がたくさんあって紛らわしいのですが、矢印のところに天王星がいます。
25日 月と天王星
カノープスをしばらく見ていなかったので、探してみましたが見つけられませんでした。いそうなところ写してみたら写っていました。矢印のところにいます。
25日 カノープス
露出が長くなるので、久々にアストロトレーサを使ってみることにしました。設定するのに時間がかかり、次にカノープスを写したときは、写りませんでした。雲に入ったのか、建物に隠れたのか。
月と天王星のようすです。露出が長くなりすぎてきれいに写りませんでした。
25日 月と天王星
月が望遠鏡の射程に入る高度まで降りてきたので写しました。月齢は5.2です。
25日 月
天王星の方にも向けてみました。なんとか月の明かりが入ってこないように写すことができました。でも、点にしか写っていません。
25日 天王星
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2023年03月04日

星の記録 3月4日号 2月22日まで

 星の観察記録の続きです。次は17日になります。太陽です。2つの黒点群は西の方によってきています。
17日 太陽

 18、19日とも雲が多く観測できていません。19日は日没直前にわずかに太陽がでましたが、完全に顔を出すことはありませんでした。
 20日の太陽です。3つの黒点群の内の一つは裏側にまわっています。新たに東側からいくつか黒点群が出現しています。
20日 太陽

 21日の太陽です。3つあった黒点群は一つだけが何とか見えています。北側真ん中付近に東西に長い黒点が見えています。
21日 太陽

22日です。太陽から。3つの黒点か完全に裏側にまわりました。小さな黒点群が4つほど見えます。
22日 太陽
月です。再び夕方に月が見られるようになりました。今回も3日月からになりました。月齢は2.1です。
22日 月
月のすぐ横に金星がいます。300mmズームで写したものです。
22日 月と金星
少し離れたところに木星もいます。これもいっしょに入るように写しました。120mmズームです。
22日 月 金星 木星
木星のアップもあげます。みたたけでは金星なのか木星なのが区別しづらいのですが、かろうじてガリレオ衛星が写っています。
22日 金星
   
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2023年03月03日

星の記録 3月3日号 2月15日まで

 2月分の星の観察記録の続きです。2月9日分までは報告済です。その後、しばらくの間低気圧が連続して通過したために天気が悪く星は見えませんでした。この間に、月がでてくる時刻が夜半過ぎになったために観測は休止になります。次は12日になります。
 12日の太陽です。9日に真ん中付近に見えていた黒点群は西の方に移動したようです。東から新し黒点群が見えています。
12日 太陽

 14日の太陽です。3つ大きな黒点が見えています。
14日 太陽
 低気圧の通過によって、北風が強くなっていました。北側にある山の低い所が、風の通り道になっていてそこを通りぬけた雪雲が流されていくのが見えます。細長く伸びた雲が北(右)から南へと流れています。ふだんはこの雲がもっと広がって、昼過ぎの太陽観測を邪魔しています。
14日 雲

 15日の太陽です。3つの黒点は真ん中付近までやってきています。
15日 太陽
 この日は、金星と海王星が接近していました。300mmズームで写した金星と海王星です。矢印のところに海王星がいます。図面の上が実際の上の方向になります。
15日 金星と海王星
 望遠鏡で写したものです。金星には虹色の光環ができています。海王星は金星のすぐ右上、光環の中にいます。上方の明るいのは金星のゴーストです。下が西になります。
15日 金星と海王星
 木星も近くに見えていたのでついでに写しました。
15日 木星
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2023年02月10日

星の記録 2月10日号 2月上旬 いろいろ

 星の報告を続けます。2日ほど天気が悪くて観測できていません。8日の太陽からです。出かけていて日没直前に帰ってきて何とか見ることができました。いきなり黒点が増えています。位置からすると、今まででていた黒点が大きくなってきたからでしょうか。
8日 太陽
 月です。見ないうちに満月を過ぎています。月齢は17.6です。
8日 月
 カノープスです。前回と違うカメラです。135mmズームで写しています。かなりピンぼけです。どこでずれたのかは不明です。
8日 カノープス
 たくさんのゴミがついています。除去しようとしたのですが、電池の電圧不足でミラーアップができません。予備の電池とかいろいろ変えてみたのですがどれもできませんでした。何とか充電できたものでやろうとしたのですが、すぐに電圧不足の警告音がなります。電池がだいぶへたってきているのでしょうか。
 少しだけゴミ除去ができた状態でZTF彗星を写してみました。カペラと火星のちょうど真ん中にいます。月がでてくる前にするつもりでしたが、思い立ったときには屋根にかかる位置まで移動していました。西側にぬけてからのものです。135mmアストロトレーサを使用して20秒露出しています。尾がでているようにも見えます。
8日 ZTF彗星


 9日です。太陽です。西側から新しい黒点も出現しています。
9日 太陽
 月です。雲が広がってきそうだったので、月の出直後の雲にかかっていないときに写しています。月齢は18.6です。
9日 月
 この後、雲が広がったので他のものは見ていません。

 ZTF彗星は暗くなりながらも火星やアルデバランに接近します。おうし座の角の間を通り、見つけやすい位置にいるので観測のチャンスです。でもこの明るさだと観測している場所からだと双眼鏡でも見えないでしょう。写真で挑戦するつもりです。10日から20日までの午後10時の位置を作図させたものを載せます。
10日からのZTF彗星
 15日夕刻には金星と海王星が望遠鏡で同一視野内に入るくらいまで接近します。明るさの差が大きいのでどのように見えるかはわかりませんが、寒さを我慢してみるだけの価値はありそうです。  夕刻に宇宙ステーションが見られるのはしばらくの間ありません。こちらについては一休みになります。
posted by ヨッシン at 00:00|