
地震の発生メカニズムの解説を見ていると、一連の群発地震によるものという解釈が発表されていました、沈み込んだ太平洋プレートから水分が供給されて、地殻内にたまりそれが活断層に入りこんで地震を起こしたというものです。これには疑問点があります。
太平洋プレートはこの付近では200kmくらいの深さに沈み込んでいます。ここから上昇してきた水分はマントル上部内を通過します。この部分では水分が供給されることによってマグマが発生する深さになります。ということは、火山があっても不思議ではありません。かなり南方になりますが、白山だってあります。どうしてここにはないのでしょうか。
もう一つ、水分によって断層面が滑りやすくなったのなら、歪みがそれほどたまっていない早い時期に断層破壊が起こることになります。それなら、規模の大きな地震は発生しにくくなります。この付近では、群発地震だけではなく、1993年、2007年と大きな地震が立て続けに起こっています。
10時前に、メカニズム解を確認しようと防災研のサイトを確認していたら、いきなり地震警報が出ました。再び、能登半島先端部で地震が発生したようです。すぐに強震モニタを見ると、能登半島から地震が広がっていくようすが見えます。S波の先端が自宅近くを通過したときに、建物が揺れるのを感じました。体感震度は1くらいです。最初の地震の直後にも揺れたような気がしていたのですが、発生した余震の時間規模からして違っていたようです。かなり風が強かったので、それで建物が揺れたのかも知れません。こういうことはよくあります。

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8時過ぎに花火の音が聞こえてきました。土日祝によくある、いつもの花火とは様子が違います。みると、違う場所から花火が上がっているのが見えました。








なお、明日(6日)も予定されていましたが、天候不良(雨)が予想されるということで中止が決定していて、その情報は比較的早くわかりました。