2023年05月05日

地震 そして 花火

 今日3時前頃にゆっくりとした揺れを感じました。体感震度は2くらいで、結構長く続いていました。1分はあったようです。状況からして遠くの地震のように思えます。いつものように強震モニタを見ようとしたのですがなかなかたどり着きませんでした。わかったときにはすでにS波は九州に達していました。能登半島北部を震央としているようです。
強震モニタ
 近くの震度観測点では、震度1となっていますから、相変わらず揺れに差があるようです。地震の暫定メカニズム解もつけています。見た感じでは走向が北東−南西方向の逆断層ですから、いつもの東西圧縮性の断層とは違うようです。
 地震の発生メカニズムの解説を見ていると、一連の群発地震によるものという解釈が発表されていました、沈み込んだ太平洋プレートから水分が供給されて、地殻内にたまりそれが活断層に入りこんで地震を起こしたというものです。これには疑問点があります。
 太平洋プレートはこの付近では200kmくらいの深さに沈み込んでいます。ここから上昇してきた水分はマントル上部内を通過します。この部分では水分が供給されることによってマグマが発生する深さになります。ということは、火山があっても不思議ではありません。かなり南方になりますが、白山だってあります。どうしてここにはないのでしょうか。
 もう一つ、水分によって断層面が滑りやすくなったのなら、歪みがそれほどたまっていない早い時期に断層破壊が起こることになります。それなら、規模の大きな地震は発生しにくくなります。この付近では、群発地震だけではなく、1993年、2007年と大きな地震が立て続けに起こっています。
 10時前に、メカニズム解を確認しようと防災研のサイトを確認していたら、いきなり地震警報が出ました。再び、能登半島先端部で地震が発生したようです。すぐに強震モニタを見ると、能登半島から地震が広がっていくようすが見えます。S波の先端が自宅近くを通過したときに、建物が揺れるのを感じました。体感震度は1くらいです。最初の地震の直後にも揺れたような気がしていたのですが、発生した余震の時間規模からして違っていたようです。かなり風が強かったので、それで建物が揺れたのかも知れません。こういうことはよくあります。
強震モニタ

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 8時過ぎに花火の音が聞こえてきました。土日祝によくある、いつもの花火とは様子が違います。みると、違う場所から花火が上がっているのが見えました。
花火
 急いでネットで確認すると万博公園で花火大会があると書かれていました。確かに前回、万博公園で会ったときと同じ所からあがっています。
花火
 写真を撮っていたのですが、大きさとかを調整している内にピントがずれてきたようです。大半の写真がピンぼけ状態で写っています。
花火
 これもピンぼけですが、ボケ方も何となく気に入っています。
花火
 手前にある建物が、火事状態です。低い打揚花火はこの建物の向こう側になっています。
花火
 明るい花火が露出オーバー状態のなので、絞り込んでみました。このおかげで、ピンぼけ状態は多少改善されています。
花火
 逆に絵柄系等の暗い花火は暗くなっています。
花火
 フィナーレのようすです。
花火
 ネットで、何時に始まって何時に終わるのかが知りたかったのですが、なかなかその情報にたどり着けませんでした。8時開始というのは比較的早くわかったのですが、終了時間が確認できたのは、花火が終わってチェックのゆとりができてからでした。それも3つのサイトを渡り歩いてからです。最近のウェブページでは、宣伝的なこれはすごいという文句や画像映像それほど重要でない情報ばかりが表示されて、肝心な情報になかなかたどり着けないというものが増えてきています。見るだけで疲れます。ページ設計者の考えなのでしょうけれども何とかならないものでしょうか。こども連れだと何時に帰れるのかというのは非常に重要な情報だと思います。
 なお、明日(6日)も予定されていましたが、天候不良(雨)が予想されるということで中止が決定していて、その情報は比較的早くわかりました。  
posted by ヨッシン at 00:00| 日記