星の記録 ３月１５日号 １４日夕以後

　昨日の夕方以後に見たものの報告です。
　日没後にカノープスの撮影をしようとしました。写し始めた時間帯は少し明るく、カノープスは見えていませんでした。半月前ほどの感覚でこのあたりと適当に見当をつけて写したらだいぶ西の方にありました。長時間インターバルで写していたのですが、最初の数枚にしか写っていませんでした。右端の建物の屋上に接しているように写っています。

この時間帯に国際宇宙ステーションがでていました。これも肉眼では見えませんでした。一番背の高い建物の屋上に接するようにカノープスも写っています。

カノープスは沈むまで写すつもりでいました。カメラの向きをずらして写したものです。この頃にはカノープスは双眼鏡で確認できました。

さらに時間が経ってから、もう一度向きをずらしたものです。沈んだ(建物の向こうに隠れた)頃とみたので終了しましたが、まだ建物にはかかっていませんでした。

もう一度国際宇宙ステーションが見えたのですが、見えるということを忘れて見逃しています。
月です。やりかけていたことが遅くまでかかったので、別の雑用も済ませて昇ってくるまでの時間をつぶしてから撮影しています。この時間帯になったら１４日といっていいのかどうか。月齢は２２.４、下弦直前です。

　１５日です。太陽から。目立った黒点はなくなりました。真ん中付近にちょっと大きい黒点があります。

国際宇宙ステーションです。南西の空から高角度で昇っていきます。昇り始めのものです。ＩＳＳの軌跡の右側上にある明るい星はアルデバランです。

頭上近くをねらっていたカメラの写真です。軌跡のすぐ近く左よりにある星がアルデバランです。カペラの横を通り過ぎてから地球の影に入っています。ピンぼけのせいで星の写りが悪くなっています。

望遠鏡で写した国際宇宙ステーションです。右側が進行方向です。

カノープスは暗くなりはじめた頃にすでに南中しているようになっています。もうまもなく見られなくなるでしょう。そういえば、木星や土星も見えなくなっています。火星も暗くなってきていて、今期は、大きく写せてないまま終わってしまったようです。シリウスＢに挑戦しようと思っているのですが、チャンスはあるのでしょうか。これもまもなく観測できなくなりそうです。