例年通りですから、すんなりできると思いきや、ところどころでひっかかります。それでも、1時間半くらいでできたということは比較的スムーズに終わったということでしょう。
確定申告をしているのは、2ヵ所以上から年金を受け取っているからです。複数箇所から年金を受け取っていても、申告の必要はないという話を最近耳にしました。真偽の程は定かではないので、しておいても損はないということで、報告した次第です。厚生年金受給者などは2ヵ所以上からもらっている人がたくさんいそうです。この人たちはどうしているのでしょうか。
もう一つ聞いたのは、配当所得は申告しなくてもよいという話です。事の発端は、年周が1億以上ある人の所得税率が、それよりも年収が少ない人よりも小さくなるという事の理由として取り上げられていました。高額所得者は、配当所得の割合が大きく、この部分は申告不要のために源泉徴収された住民税込みの20%の税率負担ですむからです。
今回の申告で気になるのは、配当所得を申告した方がいい(得な)のか、しない方がいいのかということです。単純に考えれば、所得税・住民税を合算した税率は低所得なので20%よりははるかに少ないでしょう。これだけだと、源泉徴収された分のほとんどは返ってくることになります。でも、国民健康保険料や介護保険料も総所得金額が増えることで保険量が増えそうです。結局、税金・保険料が増える額は源泉徴収した額よりも大きくなることがありそうです。このあたりはどうなのでしょう。
もう一つあるのは総所得金額が大きくなると、何かの基準を超えてしまって負担が増えることもありそうです。たとえば介護にかかる費用の保険からの補填分が所得金額によって変わるとかいう話があります。こういった負担分も配当所得を申告した方が得なのか損なのかの判断に影響してきそうです。
結局のところ、どうなっているのか送られてきたいろいろな書類を見てもよくわかりません。解説した話も見かけません。税理士さんとかはわかっていそうですが、相談する費用の方が高くなりそうです。誰か詳しく説明してくれないものでしょうか。
とりあえず今年は、配当所得なしで確定申告しました。
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