2023年02月10日

星の記録 2月10日号 2月上旬 いろいろ

 星の報告を続けます。2日ほど天気が悪くて観測できていません。8日の太陽からです。出かけていて日没直前に帰ってきて何とか見ることができました。いきなり黒点が増えています。位置からすると、今まででていた黒点が大きくなってきたからでしょうか。
8日 太陽
 月です。見ないうちに満月を過ぎています。月齢は17.6です。
8日 月
 カノープスです。前回と違うカメラです。135mmズームで写しています。かなりピンぼけです。どこでずれたのかは不明です。
8日 カノープス
 たくさんのゴミがついています。除去しようとしたのですが、電池の電圧不足でミラーアップができません。予備の電池とかいろいろ変えてみたのですがどれもできませんでした。何とか充電できたものでやろうとしたのですが、すぐに電圧不足の警告音がなります。電池がだいぶへたってきているのでしょうか。
 少しだけゴミ除去ができた状態でZTF彗星を写してみました。カペラと火星のちょうど真ん中にいます。月がでてくる前にするつもりでしたが、思い立ったときには屋根にかかる位置まで移動していました。西側にぬけてからのものです。135mmアストロトレーサを使用して20秒露出しています。尾がでているようにも見えます。
8日 ZTF彗星


 9日です。太陽です。西側から新しい黒点も出現しています。
9日 太陽
 月です。雲が広がってきそうだったので、月の出直後の雲にかかっていないときに写しています。月齢は18.6です。
9日 月
 この後、雲が広がったので他のものは見ていません。

 ZTF彗星は暗くなりながらも火星やアルデバランに接近します。おうし座の角の間を通り、見つけやすい位置にいるので観測のチャンスです。でもこの明るさだと観測している場所からだと双眼鏡でも見えないでしょう。写真で挑戦するつもりです。10日から20日までの午後10時の位置を作図させたものを載せます。
10日からのZTF彗星
 15日夕刻には金星と海王星が望遠鏡で同一視野内に入るくらいまで接近します。明るさの差が大きいのでどのように見えるかはわかりませんが、寒さを我慢してみるだけの価値はありそうです。  夕刻に宇宙ステーションが見られるのはしばらくの間ありません。こちらについては一休みになります。
posted by ヨッシン at 00:00|