2023年01月07日

2022年日帰旅(09/14三木市淡山疎水)145 三木市 志染の石室1

 淡河川疎水の先が気になりますが、そこへ行く途中に、窟屋の金水・志染の石室(しじみのいしむろ)というのがあります。これは加古川新水の百景の129番に載せられています。ここをのぞいてからいくことにします。
 志染の石室へは、三木東ICの方に戻り、川を渡る前に右折して川沿いの道にはいり、少し進んだ所で山の方に入る道を進んだ所に駐車場があります。
 駐車場に車を入れて、石室の方に向かいます。駐車場の角にはお地蔵さんがいます。その横の看板もお地蔵さんです。どういう縁があるのかは不明です。石室の入口は奧の柵に入っていったところにあります。
三木市 志染石室 地蔵

 柵はイノシシ対策のために作られたものです。開けて入ってくださいということですから入っていきます。もちろん通った後は閉めることになっています。写真撮影のために一時的に開けています。
三木市 志染石室 入口

 進んで行くと薄墨桜が植えられていると書かれていましたが、どれかわかりませんでした。さらに進んで行くと道が2つに分かれます。案内がないので迷いますが、左側の下っていく道を少しだけ進んでみると、建物が見えてきました。こちらと判断しそのまま進んで行きます。
三木市 志染石室 遊歩道

 建物の向かい側、石柵の向こう側に崖が奧に窪んだところが見えます。これが志染の石室になります。履中天皇の皇子が暗殺されたときに、その子である皇子二人がしばらくの間ここに身を潜めていたということです。
三木市 志染石室

 窪んだところには水がたまっています。冬(春と書かれている資料もある)になると発生した藻によって金色に光ることから窟屋の金水といわれているそうです。最近では、水質の変化で光ることはなくなったようです。
三木市 志染石室 窟屋の金水

 別の角度から見たものです。
三木市 志染石室 窟屋の金水

 壁面の岩石です。神戸層群の細レキ岩です。ここから浸みだした水がたまっているように見えます。
三木市 志染石室 岩石


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記