加古川水の新百選によると、三木市の旧志染町付近に御坂サイフォン(めがね橋)というのが書かれています。130番目です。唐突にサイフォンなんてでてくると気になってきます。「サイフォンの原理」の「サイフォン」なのでしょうが、関連が不明です。近くでは他にいくつか書かれています。三木市の観光案内サイトでもいくつかあります。これらをまとめてみにいくことにしました。
最初に向かったのは、三木総合防災公園です。山陽道三木東IC前から県道を南下し美嚢川を渡った先にあります。西側の入口から入りUターン気味に進んだ所に駐車場があります。他にもいくつかありますが、ここに入れることにしました。
ここからの予定は長いので、自転車で回ることにします。坂道がありますから、サドルを少し高めにして出発です。前回はサドルが下がってペダルが重すぎました。
自転車に乗って目的地方向に向かい始めたところで、すぐに自転車走行禁止の看板がありました。せっかくなのに役に立ちません。戻ってくるので置いておくこともできますが、押していくことにしました。ここからは緩やかな下り坂です。

道脇の草地を見るとヒガンバナのつぼみがでていました。そういえばまもなくお彼岸ですね。

目的の場所に着きました。六地蔵というのが正式名称ですが、普通はどっこいさんといわれているようです。語源ははっきりわかりません。石の表面に仏さんが彫られていて、下部に6人並んでいることから六地蔵と呼ばれるようです。他にもたくさんいますが、彫りが浅く風化して形のはっきりしないものもあって、全部で何人なのかはっきりしません。

彫られている石自体は、横に円墳があることから、この石室の天井かフタに使われてものと考えられているようです。古墳も復元されています。手前側の台形の石がどっこいさんです。

反対側にまわると、石室の跡(石室への通路?)がはっきり残っています。

戻る途中で離れたところから見た円墳です。看板の左側がどっこいさんです。円墳はこの北側600m離れたところにあったものが、道路整備の関係でこの場所に移転されたそうです。

戻る途中で、モンキチョウが飛んでいましたので追っかけて写しました。
