2023年01月05日

2022年日帰旅(09/14三木市淡山疎水)143 三木市 防災公園どっこいさん

 8月に三木市にある秀吉本陣跡を訪れたときに予定していた場所で、体力不足で次回チャンスがあればということにしていた場所があります。その機会は意外と早くやってきました。それほど時間がとれませんが、見にいくことにしました。
 加古川水の新百選によると、三木市の旧志染町付近に御坂サイフォン(めがね橋)というのが書かれています。130番目です。唐突にサイフォンなんてでてくると気になってきます。「サイフォンの原理」の「サイフォン」なのでしょうが、関連が不明です。近くでは他にいくつか書かれています。三木市の観光案内サイトでもいくつかあります。これらをまとめてみにいくことにしました。
 最初に向かったのは、三木総合防災公園です。山陽道三木東IC前から県道を南下し美嚢川を渡った先にあります。西側の入口から入りUターン気味に進んだ所に駐車場があります。他にもいくつかありますが、ここに入れることにしました。
 ここからの予定は長いので、自転車で回ることにします。坂道がありますから、サドルを少し高めにして出発です。前回はサドルが下がってペダルが重すぎました。
 自転車に乗って目的地方向に向かい始めたところで、すぐに自転車走行禁止の看板がありました。せっかくなのに役に立ちません。戻ってくるので置いておくこともできますが、押していくことにしました。ここからは緩やかな下り坂です。
三木防災公園

 道脇の草地を見るとヒガンバナのつぼみがでていました。そういえばまもなくお彼岸ですね。
三木防災公園 ヒガンバナ

 目的の場所に着きました。六地蔵というのが正式名称ですが、普通はどっこいさんといわれているようです。語源ははっきりわかりません。石の表面に仏さんが彫られていて、下部に6人並んでいることから六地蔵と呼ばれるようです。他にもたくさんいますが、彫りが浅く風化して形のはっきりしないものもあって、全部で何人なのかはっきりしません。
三木防災公園 どっこいさん

 彫られている石自体は、横に円墳があることから、この石室の天井かフタに使われてものと考えられているようです。古墳も復元されています。手前側の台形の石がどっこいさんです。
三木防災公園 どっこいさん

 反対側にまわると、石室の跡(石室への通路?)がはっきり残っています。
三木防災公園 どっこいさん

 戻る途中で離れたところから見た円墳です。看板の左側がどっこいさんです。円墳はこの北側600m離れたところにあったものが、道路整備の関係でこの場所に移転されたそうです。
三木防災公園 どっこいさん

 戻る途中で、モンキチョウが飛んでいましたので追っかけて写しました。
三木防災公園 モンキチョウ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記