
これも黒くて何となく模様が見えます。木の実の化石にも見えますが、そうでないようにも見えます。何なのでしょう。

橋近くまで戻ってくると、対岸にも丸い穴が見えます。見に行くために、いったん橋の左岸側に戻ります。丸い穴がありました。ここには、蛇がやってきていました。それにしてもこの穴はきれいにまん丸です。穴の形はきれいな円柱形のように見えます。あまりにもきれいすぎます。

丸い同心円状の模様が見えます。丸い穴に木の幹が詰まっているように見えます。幹は炭化していなく何となく新しそうに見えます。幹と穴の壁に少し隙間があって何かが詰まっているように見えます。

もう一度橋を渡って、上流側を見ることにしました。いけるところまでいったのですが、丸い穴をありませんでした。

丸い穴は、甌穴とされています。そのように考えるには、不自然なところがいくつか見られました。列挙してみます。
橋の近くだけにあること/直線的に並んでいること/穴の形が円柱形できれいすぎること/穴の周辺に紙やすりで削ったような滑らかなところが見られないこと/生々しい木が詰まっていること です。
以上のことを総合して考えると、この付近に見られる丸い穴は、橋の柱を立てるために開けた穴のようにみえます。もちろん、甌穴を利用して柱穴にしたということは否定できません。
観察はここまでにして戻っていくことにします。川岸に見られる地層です。上流側にわずかに傾いています。

林の入口の湿ったところにたくさんのカエルがいます。ツチガエルといっているのものです。小さいものばかりなので、オタマジャクシから育った直後のものなのでしょうか。尾の残っているのものはいませんでした。先ほどの蛇はこれをねらっていたのでしょうか。
