2022年11月27日

2022年日帰旅(07/28醒井梅花藻)125 醒井宿居醒の清水

 加茂神社の前から地蔵川の川幅が急に狭くなります。神社の裏側真下あたりに立て札が2つ立っています、右側のものには「居醒の清水」、左側には「蟹石」と書かれています。水に半分浸かっている平たい石が蟹石のように見えます。さらにこの先では、地蔵川の流れそのものが見えなくなっています。ここが源流になるようです。
醒井 居醒の清水

 清水というわりには、水底から水が湧き出しているように見えません。向こう側の水際を見ると、石の隙間から水が流れだしているように見えます。石は石灰岩のガレのように見えます。鍾乳洞の出口に崩れた石が積み上がってその隙間から鍾乳洞を流れてきた水が湧き出しているようです。
醒井 居醒の清水

 地蔵川はここまでです。バイカモはこの先は期待できません。宿場町はまだ続いているかも知れませんが、ここで引き返すことにします。
 すぐに加茂神社の鳥居の前を通ります。しめ縄が下げられています。こういうのはあまり見たことがありません。しめ縄というのはここをくぐるなという意味のような気がしています。
醒井 加茂神社鳥居

 道路側から見た、日本武尊像前の地蔵川です。バイカモはあまり生えていないようです。水深は少し深めかな。
醒井 地蔵川

 道路反対側にあるのが緑苔寺です。ここの門の形が気になっています。薬医門ぽく見えるのですが、少し変です。駐輦所の門も似たような形でした。
醒井 緑苔寺山門

 薬医門では棟木が親柱側に寄せて乗せられるのですが、ここでは親柱と控柱のちょうど真ん中にあります。そもそも、親柱と控え柱の区別ができません。さらに、鐘が直接ぶら下げられています。鐘をついているときには門をくぐれそうにありません。どうするのでしょうか。
醒井 緑苔寺山門

 旧中山道を引き返していきます。戻り際に見えた光景です。人通りが少なくなったように見えます。
醒井宿


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記