川に浸かっていたことから尻冷やし地蔵といわれていたようです。霊験のあるお地蔵さんがあまりにもということで後の時代に辻堂を建て、そこに安置されるようになったそうです。

地蔵堂の横に灯籠があります。横には紫石灯籠と書かれた立て札があります。色は普通の石の色です。

その横から、水が湧き出しているのが見えます。

石灯籠の左側に水槽があって、中で魚が泳いでいます。地蔵川にはハリヨという魚がいるそうです。警戒心が強くめったに見られないものです、その魚のように見えます。

右側の山の斜面というか崖の下にはたくさんの地蔵さんが安置されています。これは尻冷やし地蔵ではなさそうです。

お堂の横に看板があって、お地蔵さんの説明が書かれています。そのすぐ脇に、お地蔵さんがいますから、てっきりこれが本尊さんかと思ってしまいました。2.7mもあるそうですから、ちょっと考えれば違うというのがわかるはずでした。せっかく辻堂が作られたのに外に出ているはずはありません。ということで肝心の本尊さんを拝み損ねています。

近くには水準点の看板もあります。写したのはいいのですが肝心の標石はこの中にはみあたりません。
