2022年11月24日

2022年日帰旅(07/28醒井梅花藻)123 醒井宿地蔵堂

 中山道をさらに進んでいって、次に川向こうに見えてきたのが地蔵堂です。ここのお地蔵さんについては、駅でもらったパンフには魚の供養のために安置されたと書かれていますが。地蔵堂の前に設置されていた解説板にはこの地の守護神が地蔵さんを安置すると天候に恵まれると高僧に伝えたのが由来と書かれています。どちらが正しいのでしょうか。
 川に浸かっていたことから尻冷やし地蔵といわれていたようです。霊験のあるお地蔵さんがあまりにもということで後の時代に辻堂を建て、そこに安置されるようになったそうです。
醒井地蔵堂

 地蔵堂の横に灯籠があります。横には紫石灯籠と書かれた立て札があります。色は普通の石の色です。
醒井地蔵堂 紫石灯籠

 その横から、水が湧き出しているのが見えます。
醒井地蔵堂 湧水

 石灯籠の左側に水槽があって、中で魚が泳いでいます。地蔵川にはハリヨという魚がいるそうです。警戒心が強くめったに見られないものです、その魚のように見えます。
醒井地蔵堂 ハリヨ

 右側の山の斜面というか崖の下にはたくさんの地蔵さんが安置されています。これは尻冷やし地蔵ではなさそうです。
醒井地蔵堂 お地蔵さん

 お堂の横に看板があって、お地蔵さんの説明が書かれています。そのすぐ脇に、お地蔵さんがいますから、てっきりこれが本尊さんかと思ってしまいました。2.7mもあるそうですから、ちょっと考えれば違うというのがわかるはずでした。せっかく辻堂が作られたのに外に出ているはずはありません。ということで肝心の本尊さんを拝み損ねています。
醒井地蔵堂 お地蔵さん

 近くには水準点の看板もあります。写したのはいいのですが肝心の標石はこの中にはみあたりません。
醒井地蔵堂 水準点


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記