2022年11月10日

8日の皆既月食・天王星食 自動撮影編

 8日の皆既月食・天王星食を自動で撮影した記録を中心に報告します。
 最初に準備した、ポータブル赤道儀にのせたカメラの映像です。撮影開始前の試し撮りの画像です。時刻的には部分食が始まっていませんが欠け始めているように見えます。半影食の部分もかけているように見えることがありますからそれなのかも知れません。
皆既月食
 画像を見ると135mmにしては小さいようです。それにきちんとピント合わせをしたはずなのに少しぼけています。露出時間を操作しているときに、ズームが動いたようです。これがあるとピントも甘くなります。
 皆既食の終わり頃に様子を見に行ったのですが、撮影はとまっていました。電池切れかと思ったのですが、少しだけならということで撮影を続行させました。次第に明るくなりはじめてはっきりわかるようになったころのものです。真ん中に細い月が写っています。
皆既月食
 結局建物の陰に入って見えなくなるまで写していました。最後の画像です。この後は建物の陰に入ってしまいました。これも半分はいっているかな。
皆既月食
 終わって、撮影した画像を確認すると前半部は記録されていませんでした。撮影を開始していなかったようです。露出も一定値になっています。プログラムモードにしたはずなのにマニュアルモードになっていたようです。慌ててあせっているとろくな事がありません。追尾の方はわりとしっかりできています。300mmでも十分対応できたようです。
 
 固定撮影のカメラです。望遠鏡のセッティングが終わってから撮影を開始しています。最初に写したものです。
皆既月食
 これもパソコンで確認してみたらピンぼけでした。どこでずれたのかな。カメラは電池切れで途中で止まっていました。その後再度何枚か写したものも加えて比較明合成してみました。
皆既月食
 曲がりが変な気がするのですが、広角レンズのせいなのでしょうか。それとも赤緯が北に寄っているためなのか。

 観測会中に天王星はと聞かれたので、予備カメラで撮影してみました。といっても三脚は出払っていますから手持ちになります。それでも何とか写すことができました。左下矢印のところに写っています。
皆既月食
posted by ヨッシン at 00:00|