2022年11月01日

11月になりました

 11月になりました。今年は後残すところ2ヶ月です。1年が経つのは早いものです。また、何もできないうちに終わってしまいそうです。
 最近になって、じわじわとものの値段が上がってきています。あげられるものは早くから上がっていましたが、最低価格で踏ん張っていたものがどうしようもなくなってついに上がってしまったというのが多いようです。よく使うスーパーのチラシも、特価品の品目が少なくなっています。ふだんからこれ以上安く売ることができないという価格で販売しているのでしょう。
 前々から感じているのは、いったん上がったものは高止まりしたままで元の価格に戻らない事が多いようです。白菜がその例で、不作で3倍から4倍くらいの値段にまで上がったことがありました。一時はちょっと戻りましたが、元の2倍くらいの値段よりは下がりませんでした。現在はまたじわじわと上がっているような気がします。円安が収まったからといって、元の状態まで戻らないのではと思っています。
 円安の原因は、低金利政策が関係しているといわれています。ずっとデフレだったので、インフレになるようにしているそうです。でも、デフレが悪いのでしょうか。物価を上げて給料も上がるようにしようとしているみたいです。でも辺です。1000の収入があって100のものは10コ買えます。収入が200にあがっても価格が120になったとしたら10こしか買えません。これで裕福になったといえるのでしょうか。生活は全く変わっていないといえるでしょう。
 もう一つの問題は、10年も低金利政策をして全く効果がないのであれば、不況の原因は金利ではなく他にあると考えるのが普通です。どうしてこういう発想が出てこないのでしょうか。人口が減ってくれば単価が同じでも総額が減るのは当然です。今まで通りの儲けを期待することのほうがが問題です。
 最近の記事を見ていると、年金給付額を下げる、納入負担額は増やす、医療負担額を増やすというような音が続けば、将来の負担増を考えて出費を減らそうとするのが当然の成り行きです。こういうことを続けて景気はよくなるのでしょうか。
 他にもおかしな政策はあります。電気代が高くなっているので、補助をするというのです。まずは、節電したら補助をするといっています。我が家はこれ以上節電できる要素はありませんから全然恩恵を被りません。無駄遣いをしてきた人たちが得をするのでしょう。電気代の補助につても、安くなるのなら使おうとなりそうです。総額が少ない人にとってはありがたみがありません。
 こんな考えは、ガソリン代の補助から始まっているのでしょう。でも財源は謝金です。なんでもかんでも、補助を入れるとなると、将来の税金の負担増を考えると末恐ろしくなってきます。これだとますます生活費を切り詰める必要がでてくるでしょう
 基本的には、公定歩合を上げて円安をとめて輸入品の価格を下げるのが一番のような気がします。住宅ローンをくんでいる人が困るというだけでは、金利を上げないという説明になっていないでしょう。
posted by ヨッシン at 00:00| 日記