2022年09月25日

2022年日帰旅(05/25九輪草)089 西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 林道の車を止めたところの近くまで戻ってきています。見つけ損なったようにみえてきました。ダメかなと思いかけた所で、道の山側に柱状の石が何本か積み上げてある所がありました。その脇を見ると、人が登ったような跡も見えます。この上になにかありそうです。確認のために登ってみることにしました。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 登っていくと、柱状の石が何本か立ったまま埋まっているのがみえました。状況から見るとこれがストーンサークルと呼んでいるもののようです。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 ほとんど横につき出したようになっているのもあります。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 左のが一番大きかった石です。真ん中のは似ていますが木の幹です。他にもばらけるようにいくつかあります。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 見た印象は、柱状節理がばらけたもののようにみえるということです。石の横断面が六角形になるのがこの節理の特徴です。
西粟倉村 ダルガ峰ストーンサークル

 柱状節理だとすると、一つ確認することがあります。柱状節理は玄武岩にできる事が多いので、岩石種が何かを調べておいた方がいいでしょう。といってもここで石を割るわけには生きません。下の道路に落ちている石で確認することにします。道路上を見た所、黒っぽい石の破片がたくさん落ちています。玄武岩としていいでしょう。
 ここから林道に戻る途中、横から流れてくる沢があります。沢底にある石も黒っぽく玄武岩のようです。
西粟倉村 ダルガ峰玄武岩

 看板のあった所まで戻ってきました。白い花をつけた木があります。装飾花がありませんからゴマギと判定しました。
西粟倉村 ダルガ峰ゴマギ

 ストンサークルを探している途中でギンランの花を見つけています。気づかなければ踏みつけられてしまいそうなところでした。盗掘される恐れがあるので、途中のどこだったのかは秘密にします。
西粟倉村 ダルガ峰ギンラン

 ストーンサークルへの看板を確認してみると、うっすらとですがペンで100mと書かれていました。誰かが、読めなくなったものを手持ちのペンで書き足してくれていたのでしょう。よく見てから行くのでした。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記