2022年09月02日

花便り 9月号

 今月の花についていろいろ考えていたのですが、8月半ば頃から花が少なくなってきました。その中で、パイナップルが中旬にいきなり花芽を伸ばし始めて、花をつけるまでに至っています。ということで、時期的にどうかとは思うのですが、パイナップルということにします。20日に伸び始めた花芽を見つけた時のようすです。周囲の歯の根元付近も色が変わっています。
パイナップル 花芽
 先月末29日のようすです。花柄がだいぶ伸びてきています。
パイナップル 花芽
 昨日から花をつけて始めていました。今日のようすです。下の方で青色の花弁が飛び出してきています。
パイナップル 花
 花の部分の拡大です。
パイナップル 花
 季候のいい時でも、実が熟すまで3ヶ月近くかかります。今からだと真冬になりそうです。去年も(といっても収穫したのは今年に入ってから)12月頃からほとんど大きくなりませんでした。今年はさらに条件が悪そうです。もっと早く咲かせる方法はないのかな。
 今年の夏は、急に暑くなったのに対して暑さ対策のすだれハウスの準備が遅れてしまいました。それが影響したのか、セントポーリアが枯れてしまいました。入れる前から葉が裏側に巻いてきて元気がなくなっていると思っていました。弱っている兆候だったのですね。他にも、暑さによるものなのか枯れたものはたくさんあります。アリッサムが枯れました。一時期元気がなかったのが復活したものの再び元気がなくなってきました。花が咲いた跡を見ると種をつけていたので、枯れた花の部分ごと土に埋めていたら芽が出てきています。春までは何とか持ちそうです。プリムラジュリアンもどうなっているのかはっきりしない状態で残っていた一つもついにダメになったようです。シクラメンも一つだけになりました。球根がまだしっかりしているものが一つありますが、何となく小さくなっているような気がしています。アスターも枯れました。こちらは、虫の害によって2度葉なしの状態になった上にハダニの影響が大きかったようです。
 ディモルフォセカといっている花も一昨年以前のものは枯れました。去年挿し木をしておいたものが何とか残っています。コモンマロウも茎の上から枯れ始めています。今年は種が取れていませんから枯れてしまうとアウトです。下の方に残っている脇芽を挿し木しておいた方がいいのかどうか悩む所です。夏の初め頃には水切れを起こしていたので、朝にたっぷりと水を与えていたのがよくなかったのかも。ディモルフォセカも同じで根腐れの可能性があります。
 一時期元気がなかったものとしては、ベゴニアがあります。周囲ではたくさんの花を見るのですが、全くつけていませんでした。最近になって新芽が伸び花をつけ始めるようになりました。コバノランタナも、小さな鉢の方は花がなくなりましたが、大きな方の鉢では花をつけ始めています。ちょっとばらばらなのが難点です。
コバノランタナ 花
 グリーンカーテンのマクワウリも花が増えましたが、実が大きくなってきたためか花が減ってきています。
 その他のことをいろいろと。ペパーミントが花が咲き始め下の方から枯れ始めた頃にアリがたくさんやってきていました。何が目当てだったのでしょう。アリに種を運んでもらう植物がいくつかあります。それだったのでしょうか。
ペパーミント 花
 ありではないですが、イソヒヨドリも相変わらずやってきてさえずっています。
イソヒヨドリ
 最後に謎植物です。勝手に芽が出てきています。鳥が運んできたのか風に流されてやってきたのか。左側のものは雑草としてよく見かけるような気がします。右側のものはナンキンハゼに似ていますが、ツル植物のように双葉から急激に幹(?)を伸ばしたくさんの葉がでてきたのでようすを見ています。紅葉したり幹が木質化してきたらナンキンハゼということで雑草扱いとします。
謎植物
posted by ヨッシン at 00:00| 日記