資料や情報はあきらめて、建物だけ写しておきます。

鉄山の建物があった場所には、何の建物であったかを示す立て札があります。ここの場合は米小屋と書かれています。奧の木陰でクリンソウが群生しています。

木陰で群生して咲いているクリンソウです。

クリンソウのアップです。白い花もあります。花のつく高さに段があって、そのようすが、お寺の宝塔の上にある九輪に似ていることからクリンソウと名前がついたそうです。

山の上の方から水路が続いてきています。ここは当時の状態に復元してあるそうです。鉄穴(かんな)流しの水路ではなく生活用水のためのものだそうです。

足元で咲いていたムラサキサギゴケです。

水路の縁にあったクリンソウです。湿気た所を好むようですが、このあたりは群生とまではいかないようです。

水路沿いの道に沿ってわりと高い所まで上がってきています。建物があった区画が見渡せます。手前の広い所は炭小屋と鉄砂小屋のあった所です。

道は林の中へと続いています。中にはいくつかの祠があったようです。妙見神祠と金屋子神祠といった立て札がありますがそれらしい祠は見当たりません。横に残っているのは鳥居に書かれている内容からすると稲荷大明神のようです。

林の入口ではヤブデマリが咲いていました。
