2022年08月17日

2014年 三原・今治 29 3/4 新居浜市 えんとつ山

 ついたところは、別子銅山でとれた鉱石を製錬する施設があったところです。メインの施設は銅山記念館のある所かな。銅山記念館に入るには、道路から神社の石段を上がっていきます。この神社が大山積神社です。天照大神の兄にあたる大山積の神を祀っています。大三島にあった大山祇神社と同じです。大山積神社は、鉱山の安全祈願で設けられていることが多いようです。
 大山積神社の境内に、鉱山鉄道で使われていたと思われる蒸気機関車が置かれていました。
新居浜 山根公園 索道用汽車

 大山積神社の拝殿です。
新居浜 山根公園 大山積神社拝殿

 大山積神社の下にある山根グランドからえんとつ山の煙突が見えます。
新居浜 山根公園 煙突山

 精錬所が稼働し始めると、そこから排出される煙が問題となってきました。亜硫酸ガスを大量に含んでいて周辺の植物を枯らしてしまいます。煙を少しでも高いところから逃がして周囲に影響がないようにしようと、煙を山の上まで誘導して、頂上にある煙突から排出しました。これがえんとつ山の煙突です。
 マイントピア側に少し戻ったところからえんとつ山に登る道があります。上がっていると煙道跡と書かれた矢印の形をした看板があります。それが示している場所です。溝のようなところに煙を誘導するものが置かれていたのでしょうか。
新居浜 煙突山 煙道跡

 えんとつに到着です。レンガ造りの煙突です。レンガは風化してもろもろになっています。
新居浜 煙突山 煙突

 ここから眺める新居浜市街です。奥に見える港から製錬された銅が運び出されていました。
新居浜 煙突山から新居浜市街

 山道をさらに登ったところに大山積神社の奥宮がありました。
新居浜 煙突山 大山積神社奥宮

 ここから見えるえんとつ山の煙突です。
新居浜 煙突山 奥宮から煙突

 山を降りたら、バスがやってきそうな時間になっていたので山根橋のたもとにあるバス停に向かい、そこからバスなどを乗りついて大阪まで帰ることにします。
 バス停についたところから見たえんとつ山の煙突です。
新居浜 山根橋から煙突

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記