2022年07月05日

花便り(というか虫と鳥)7月号

 昨日は、コモンマロウ(ゼニアオイ)のハダニによる食害のことを書きましたが、もう一件別の虫による食害もでています。まずは、そのようすです。先月の花としたガザニアです。先月号でもう少し詳しく書いてもよかったですね。
ガザニア 食害
 斑点状に白くなっている所があり、周辺全体が黄色くなっています。葉を裏返したところいたのがこの虫です。大きさは3mmくらいです。
ガザニア アワダチソウグンバイ
 クローズアップレンズをつけて写したのですが、なんかぼやけています。これ以上はよく写りません。しかたがないので、接写装置を持ち出して写し直してみました。 
ガザニア アワダチソウグンバイ
 葉の溝にぴったりはまっています。よこにアブラムシのこどもがいます。
 アワダチソウグンバイというようです。アワダチソウとかのキク科植物によくつく、軍配に似た形の虫です。外来種だそうです。最初に見たのは、宿根サルビアについていたものです。たぶん。これについてきたのか、こちらに移ったのかははっきりしません。除去後はサルビアでは見かけていません。
 昆虫類は、薄い洗剤水で除去できることがあります。アブラムシには覿面です。やってみましたが、再び増え始めています。再度処理しました。これが効かないようでしたら最後の手段となります。ガザニアは葉を切り落としてもすぐに生えてきます。少し鉢の数を整理したいなと思っているところなので、ちょうどいいかも。
 ところで、昆虫のウェブページにはきれいに写っているものがたくさんありますが、どのように写したのか気になっています。これに使った接写装置はかなり大がかりになります。その分もっと小さなものも大きく写すことができます。

 虫が出てきたついでに、虫の話を続けます。先月号ででてきたテントウムシのさなぎです。羽化しました。ナミテントウでした。黒地に赤い斑点が2つあります。
ナミテントウ
 庭を掃除していたら、小さな虫が死骸で出てきました。ホタルに似ているので調べたら、オバボタルと判明しました。これも胸板に黒地に赤の斑点2つあります。幼虫の時は光るそうです。
オバボタル


 6月に入ってから、短くヒッヒッと鳴く鳥の声がしていました。何か気になっていました。庭先で鳴く声が聞こえていたので、見ると塀の上にイソヒヨドリがとまって鳴いていました。こんな鳴き方をするときもあるようです。逆光状態で写しています。
イソヒヨドリ
 この場所がお気に入りになったのかたびたびやってきました。お土産まで残しています。レースのカーテンとガラスの間をほとんど真横角度で見ていますので白っぽく写っています。これは前のものと同じで雄です。同じ個体かな。
イソヒヨドリ
 別の場所です。こちらは雌になります。色が少し地味です。
イソヒヨドリ

 
posted by ヨッシン at 00:00| 日記