水流の段差が大きなところです。ここでも段差は2〜30cmほどしかありません。

少し下流で流れが速くなっている所です。これだと早瀬といっていいのでしょう。

さらに上流側です。川幅が狭くなったところを水流が勢いよく流れています。ふと思ったことです。この付近は高瀬舟を通すために開削されています。段差が大きければ、船は通ることができません。この狭いところが滝を壊して水路にしたとすれば、このような名前がついることが納得できそうです。左奥のあたりに滝の本体があったのではないでしょうか。ここなら段差は4〜50cmくらいになりだいぶ滝らしくなります。

現在の段差の大きなところです。これくらいなら高瀬舟は越えることができたのでしょうか。

川幅全体のようすです。船はここを無理に通さなくても向こう側を迂回できそうです。

少し上流側です。水の流れている幅はだんだん狭くなっていきます。

一番狭いところです。ここは削られて作られたできた水路のように見えます。流れはかなり速くなっています。

対岸側です。今から考えてみると、岩盤が水面より少し高いところで平坦になっているのは、水路ができたために、水位が下がったのが関係しているような気がしてきました。

岩の色が何となく、黄色っぽいような気がします。姫滝の解説本では、鉱泉(食塩泉)がでているために岩石が黄色くなっているとかかれています。どちらかというとこちらの方が黄色いような気がします。これも鉱泉の影響なのでしょうか。