2022年05月15日

2022年日帰り旅 33 3/29 北播磨 西脇市 津万滝

 津万滝(つまたき)の情報は、建設省近畿地方建設局姫路河川国道事務所が発行した「加古川水の新百景」くらいしかありません。ウェブからも見ることができます。これによるとその場所は、日本へそ公園駅からわずかに下流側になっています。姫滝もそうでしたが、現地にはそのような案内はありません。大きな段差がある滝でもないので、これのことかなという感じで見ていくことにします。
 水流の段差が大きなところです。ここでも段差は2〜30cmほどしかありません。
西脇市津万滝

 少し下流で流れが速くなっている所です。これだと早瀬といっていいのでしょう。
西脇市津万滝早瀬

 さらに上流側です。川幅が狭くなったところを水流が勢いよく流れています。ふと思ったことです。この付近は高瀬舟を通すために開削されています。段差が大きければ、船は通ることができません。この狭いところが滝を壊して水路にしたとすれば、このような名前がついることが納得できそうです。左奥のあたりに滝の本体があったのではないでしょうか。ここなら段差は4〜50cmくらいになりだいぶ滝らしくなります。
西脇市津万滝上流

 現在の段差の大きなところです。これくらいなら高瀬舟は越えることができたのでしょうか。
西脇市津万滝

 川幅全体のようすです。船はここを無理に通さなくても向こう側を迂回できそうです。
西脇市津万滝

 少し上流側です。水の流れている幅はだんだん狭くなっていきます。
西脇市津万滝

 一番狭いところです。ここは削られて作られたできた水路のように見えます。流れはかなり速くなっています。
西脇市津万滝

 対岸側です。今から考えてみると、岩盤が水面より少し高いところで平坦になっているのは、水路ができたために、水位が下がったのが関係しているような気がしてきました。
西脇市津万滝

 岩の色が何となく、黄色っぽいような気がします。姫滝の解説本では、鉱泉(食塩泉)がでているために岩石が黄色くなっているとかかれています。どちらかというとこちらの方が黄色いような気がします。これも鉱泉の影響なのでしょうか。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記