2022年05月03日

五月になりました(2)

 一昨日に近況報告を書きました。一晩明けてから考え直してみると、書き忘れたことがいっぱいあるのに気がつきました。文章を書いていても、始め書こうとしていたことの半分くらいはいつの間にかどこかへ飛んでいて、だいぶ経ってからしまったと気づくことがよくあります。
 ブログの投稿はいつも、日付が変わる直前におこなっています。気がついていみると夜中をだいぶまわって眠たくなってきていて、おまけに頭が回らなくなっていることも重なって、書き忘れるものが増えてくるようなきがします。旅行記などはあらかじめ文章をつくっているので、書き忘れがないか、文章におかしなところはないか、誤字脱字がないかとチェックしてから投稿しています。
 日記関係は基本的にその日のことが中心になるので、どうしてもその場で文章を打込ということが普通になっています。文章を作るのが遅いこともあって、チェックまで手が回らないというのが現状です。とりあえず、順番に書いてみることにします。

 まずは、知床遊覧船の事故に関連した事柄です。ウトロから知床岬までの遊覧船に乗っています。遊覧船会社の中にこの時に利用した会社が載っていないような気がしました。調べ直してみると、この時の船は、今回事故を起こした船よりもかなり大きく小型船といわれる部類に属さないという事です。遊覧船会社の4社としてあげられていたものは、小型船を運用している会社の集まりだったようです。この時に乗った船も捜索に加わっているようです。
 小型船とそれ以外でどう違うかはわかりませんが、小型船ならより海岸近くを航行できるという利点があります。大型船では揺れが小さいというのが利点です。事故を起こす前の船の写真が掲載されていましたが、遊覧の印象に比べて海岸近くを航行しているように見受けられました。
 ところで、ここ数年の間にいろいろなところで遊覧船などに乗る予定を入れています。船がでるのかどうかいつも心配になります。その中のいくつかを振り返ってみることにします。
 2015年四国に行ったときの帰りです。東予港からフェリーで帰ってくる予定でした。乗船券を購入するときに、途中で引き返すかも知れないと告げられました。このように引き返すことがあるという条件付で船がでることがあります。知床遊覧船の場合も条件付で船を出すといった事を問題にしているように見受けられる報道もあったようです。でもこれは十分にありうることで問題はないと思います。飛行機だってこのようなことは何回か聞かされました。問題なのは、船酔いになってからあきらめてもらうという発言です。これはどうなのでしょうか。
 この時の旅行で気になるのは、東予港に向かう高速道路で濃霧のために最高速度が50km/hに制限されているにもかかわらず、ふだんと変わりない速度で走る車がほとんどだったということです。速度を落とすと、後方から急速に車が迫ってくるので非常に危険です。それほど霧が濃いところが無かったので事故もなく走ることができましたが、実際に霧が濃かった場合はどうなっていたのか不安です。個人に任せるとこのようなことはしょっちゅう起こっています(やっていますが)。問題になってはいませんが事故も起こっているような気がします。
 2017年の種子島です。台風が接近しているにもかかわらず船で島に渡りました。だいたいの台風通過時間は予測がつくので場合によって途中切り上げということもあるかなという気持ちでいっています。予約を入れていた宿の人は、この旅行は無理で来ないのではと判断していたようです。島に着いたときには、さらにのんびり構えている人がいたのにはびっくりです。直撃予定の日に船が出るかと聞いていました。
 結局予定を切り上げ、九州に戻ることにしました。それでも風が強くなりかけている中を種子島、薩摩半島と観光しています。自粛レベルに達していたとは思います。
 台風といえば、16年の鳥海山月山もほぼ直撃を受けています。会社は決行すると判断したようなので、参加しました。何かあっても、臨時の宿の手配とかはしなくてすむので、参加する方は気楽です。東北に東側を台風が通過するときに西海岸にいるとだいたいの予測はできていましたから、どこかで足止めを食らうということはないとは思っていました。帰りの飛行機がでるかどうかで待機するとは考えていませんでした。これは添乗員さんの判断で早めにつこうとしていたこともあります。
 台風についてはもう一つあります。2018年の甑島へのツアーです。これも旅行社は決行を決めています。どちらかというと、台風が大阪を直撃する間を九州に退避しているからだいじょうぶというくらいに思っていました。いくら大型といっても、強風圏に入るかはいらないかくらいの所を通過してくれれば影響はそれほど受けないでしょう、島への往復のフェリーはかなりの確率でで乗れそうでした。
 この時に遊覧船に乗る予定がありました。その日はまだ強風圏には入らないだろうという位置に台風がいました。実際にその日は台風がやってきているのかと思うほどの天気でした。台風は東側にいるのでうねりもそれほどなさそうです。遊覧船のコースは島影になるとかいったこともあわせて考えると、ふつうは船がでるのと期待します。ところが実際には欠航でした。
 かなり安全を見込んだようです。港の退避場所にわずかな数の船といっしょに避難していました。この場所は取り合いになるということなので、係留できなくなるリスクを避けたように見えます。実際には、その後も含めて退避しなくてもいい天気だったように思います。それでも船会社の判断は間違いとはいえないでしょう。
 この時に問題になったのは、退避が終わっていざ帰ろうとなったときに、大阪が台風の直撃を受けて交通機関が復旧できず麻痺していたということです。天気は、いった先だけではなく、自宅近辺にも気を使わないといけないという教訓になりました。この時の追加の宿の手配とかは添乗員さんがしてくれたのでこの点は気楽でした。


posted by ヨッシン at 00:00| 日記