パソコンを開いていたので、さっそく防災研の強震モニタをチェックしました。最近頻発している地震の震央を中心にして広がっていくようすが見られました。P波がちょうど若狭湾に達したところでした。震央は京都府南部でマグニチュードは少し大きめの4.4、予想最大震度は4になっていました。しばらくしてから、表示されたメカニズム解によると東西圧縮性の横ずれ断層によるものとみられます。
気象庁が5分ほどしてから表示した震度分布では、最大震度が4、近隣地域の多くでは震度3になっていました。自宅に一番近い観測所では相変わらず1のままでした。ちょっと差が大きすぎるようです。震央表示は最近頻発した震央と同じ場所になっています。
今回縦揺れが大きく感じたのは揺れ全体が大きかったからでしょう。5分ほどしてから、気象庁サイトでは小さな余震が起こったことを表示していました。強震モニタをさかのぼってチェックすると、確かに揺れが発生しているのを見て取れました。規模が大きかった分余震も大きかったようです。
このところ、よく揺れるので、気象庁が発表している地震情報の内、京都府南部・大阪府北部で3月1日から4月30日までのあいだに発生した約600件の地震の震央を地理院地図にプロットさせてみました。その結果は下の図になります。

南端あたり(高槻駅付近)にあるいくつかは4年前の地震の余震のようです。もう一つ気になっているのは、高槻市北部の震央は完成間近の安威川ダム直下にある馬場断層の延長上にあります。その線上でも微小地震が多発しているようです。断層線上では地震が起こっていないので気のせいなのかも知れません。関連がなさそうなのですがどうなのでしょうか。過去の例では、ダムができて地震が増えたという報告も聞いたことがあります。
【日記の最新記事】