
この付近には、明治時代に紀淡海峡を通る敵船を迎撃するための由良要塞というのが作られたと書かれた案内がありました。紀淡海峡反対側の友が島にも似たような施設があります。
奧に、レンガ造りの倉庫のようなものもあります。

正面にまわってみました。中は崩れたのか埋まってしまっています。

遊歩道に戻って引き返していくと道は二手に分かれます。右が駐車場に戻る道です。左側はなにか気になったので進んで行くと、崖側にレンガが積まれて一段低くなった通路があります。

要塞に下から登ってくる敵兵を、迎え撃つために作った塹壕だそうです。塹壕というのは穴を掘った溝のようなものだと思っていました。
斜面を登る道があったので登っていくと、駐車場に出ました。ここには土管のようなものが置かれていますが、よく見ると内側はらせん状に細かい溝が彫られています。これは大砲で溝は弾丸に回転を与えてまっすぐ飛ぶようにするための線条のようです。ここには上陸してきた敵を狙い撃ちする砲台が置かれていたそうです。

もう一ヵ所駐車場と展望台があります。そこから紀淡海峡が見えるかも知れませんが、ここであまり時間を使っていられないので次に進む事にします。山道から海岸周回の県道に戻って、少し進むと立川の水仙峡にでます。どちらかというともう一つの灘黒岩水仙峡をみたかったのでここはパスします。
しばらく山道を進むと海岸沿いにでます。ここからは道はまっすぐでなだらかになります。目的の水仙峡を確認していないのですが、途中に案内が出ていて、リニューアル工事のために休園中だと書かれていました。結局水仙はパスになってしまいました。
そのまま福良に抜けて丸山漁港に向かいます。新鮮な魚が手に入らないかというのも今回の旅行の目的に入っています。福良に抜けてから海岸沿いを進めばいいのですが、福良の位置を勘違いしていてそこに行くまでだいぶ道に迷いました。
福良に着いてからも、海岸沿いに行くと大きな宿泊施設に入ったりと、道に迷いまくりです。この間どういうわけかカーナビは死んでいました。設置場所から外れた拍子に、別のモードになり、しばらく操作していないということでスリーブしていたようです。画面は見えないし、いくら待っても再設定できたといわないはずです。
復活させてからは、案内してもらうことにしました。指示に従ってやっと丸山漁港に到着です。ここの広場からは鳴門海峡大橋が見えます。

日の沈む方角に島があります。この島の周りは海釣り公園になっているようです。ここまでもたもたしたおかけで開園時間は終了しています。

もう遅いので帰ることにしました。夕食をどこかでとなります。基本的には高速道路のICでということですが、淡路SAしか思い浮かびません。このまま近くのICから入るとだいぶ早くつくので、しばらく下道を通って適当な時間になったら高速道路に入ることにしました。
丸山から湊にぬけて、そこから洲本をめざしますが、だいぶ遠回りをしているようにみえます。おまけに洲本に着く前に渋滞にかかりそれほど進めないうちに洲本ICから高速道路に入ることになりました。これだと、そのまま西海岸を進んだ方がよかったのかも。
高速道路を走っていると、阪神高速が15km渋滞とか表示されています。巻き込まれるのは大変です。帰りは新名神を使うことにしました。夕食が食べられるようなSAは一つしかない(京橋は食事できたのかな)と思っていたのですが、その先にもう一つあるようなのでそこでということにしました。西宮名塩は先で通行止めになっていて使えないのでここのことだったらろという不安はありました。
西淡町付近を走っているときに左側に夕陽が見えました。そのまますすんで、明石海峡大橋を渡るときに見られるかと期待したのですが、沈んだ後でした。時刻は6時ちょうどです。
そのまま進んで山陽道に入り、まっすぐ進んでいる内にいつの間にか新名神に入っていました。ここまではSAがないことはわかっていました。さらに行くとSAの案内ができました。これで食事の件は安心です。宝塚北SAでした。ここのフードコートで食事をすませ、千提寺IC経由で返ってきました。
前に来たときはもっといろいろなところをたくさんまわったようですが、今回はほとんどまわれていません。何が違うのでしょう。だいぶ無駄に走ったというだけではなさそうです。