2022年01月31日

2022年日帰り旅 07 1/12 北播磨 三木市吉川町黒滝

 黒滝には「万八狸とお万狐」という民話が残っているそうです。狐と狸の化かし合いの話ですが、負けたキツネが村人にこらしめられるというだけでは何となくしっくりときません。
 滝のある所は、きれいな段差になっています。上の面も下の面もきれいに平らです。滝の岩石を見ると、その面と平行に割れ目が入っています。水平な地層があって、一部が極端に固いために削り残されて平らな上面ができたようです。下面側も下の岩盤が削られることで、固いところが崩れ落ちて垂直な段になっているようです。現に崩れ落ちた岩岩のかたまりもあります。
 この付近にある岩石としては、古第三紀の神戸層群が考えられます。凝灰岩の層は固くて削り残されていることがよくあります。
三木市黒滝

 水が落ちているようすです。流れるように写してみました・
三木市黒滝

 下流側に行って渡れるところがないか探してみました。川の真ん中くらいまでは行けたのですが、ここで見るのが限界でした。
三木市黒滝

 水が落ちているところの横側の岩石です。斜めの筋が見られます。斜交葉理でしょう。
三木市黒滝 地層

 滝のすぐ下側から見たところです。
三木市黒滝

 対岸側です。こちら側から落ちている水は少なめです。
三木市黒滝

 滝の上から上流側を見たところです。
三木市黒滝上流側

 カモがいましたので、望遠レンズに変えることにしました。ふと上を見ると、カラスが集団で飛んで行くのが見えました。レンズ交換に手間取って、何とか写せるようになったときには、遠くでまばらになっていました。
三木市黒滝 カラスの群れ

 こちらがカモのようすです。まだ少し離れているせいか、それほど動きはありません。頭の模様からするとコガモのようです。
三木市黒滝 コガモ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記