滝のある所は、きれいな段差になっています。上の面も下の面もきれいに平らです。滝の岩石を見ると、その面と平行に割れ目が入っています。水平な地層があって、一部が極端に固いために削り残されて平らな上面ができたようです。下面側も下の岩盤が削られることで、固いところが崩れ落ちて垂直な段になっているようです。現に崩れ落ちた岩岩のかたまりもあります。
この付近にある岩石としては、古第三紀の神戸層群が考えられます。凝灰岩の層は固くて削り残されていることがよくあります。

水が落ちているようすです。流れるように写してみました・

下流側に行って渡れるところがないか探してみました。川の真ん中くらいまでは行けたのですが、ここで見るのが限界でした。

水が落ちているところの横側の岩石です。斜めの筋が見られます。斜交葉理でしょう。

滝のすぐ下側から見たところです。

対岸側です。こちら側から落ちている水は少なめです。

滝の上から上流側を見たところです。

カモがいましたので、望遠レンズに変えることにしました。ふと上を見ると、カラスが集団で飛んで行くのが見えました。レンズ交換に手間取って、何とか写せるようになったときには、遠くでまばらになっていました。

こちらがカモのようすです。まだ少し離れているせいか、それほど動きはありません。頭の模様からするとコガモのようです。
