2022年01月25日

2022年日帰り旅 01 1/12 北播磨 加東市闘竜 灘闘竜すくえあ

 北播磨の方に行く用事があって地図を調べていたら、播磨中央公園の近くに闘竜灘というのが書かれているのを見つけました。何なのか興味があるので用事のついでによってみることにしました。「灘」という言葉は海ではよく使われますが、川で使っているのは見たことがありません。ついでに、吉川ICの近くに黒滝というのもあるので時間があればみていくことにします。
 用事をかたづけるのはいつでもよかったのですが、近々中国道がまた通行止めになるというのでそれまでにすませることにしました。予定していた日は、冬型の気圧配置が強まり、積もるほどではないにしても、時々雪がたくさん降るという天気でした。結局のところは、用事は適当に済ませて、見物にいったという方が正しかったのかも。
 闘竜灘へは、JR加古川線滝野駅前の県道を北東に700m程いったところに駐車場があります。近くのアパートの駐車場に併設されているようです。ここから、奥の路地を抜けでた道路を右に歩いて行くと、すぐに闘竜すくえあがみえてきます。
加東市 闘竜すくえあ

 モニュメント的な公園のようです。闘竜灘の入口になっています。広場の方に向かっていると、ハクセキレイが2羽遠くに移動しようとしているのが見えました。とりあえずの1枚です。望遠レンズに交換している余裕はありませんでした。
加東市 闘竜すくえあ ハクセキレイ

 広場中央にあるモニュメントです。日時計のようにも見えます。ただし、時刻の目盛はありません。近くを東経135度の子午線が通っているからかな。ちなみに経度は、134度56分45秒です。
加東市 闘竜すくえあ モニュメント

 闘竜すくえあから見える加古川です。闘竜灘の説明板があります。河床の岩盤が盛り上がったようで、一部に幅の広い滝となって落ちています。これが闘竜灘なのでしょう。
加東市闘竜灘

 そのまま下流側に歩いて行ったところから見える滝です。
加東市闘竜灘

 そのまま進んで、岩盤があまり露出していないところにいってみました。このあたりは深く、穏やかに流れているようです。
加東市闘竜灘 加古川

 一般的にはこのようなところは淵といい、浅く流れが速くなっているところは瀬というのが普通です。灘も島が少ないところを指していっていると思っていました。闘竜「灘」というのは何となくイメージが合いません。実際には流れの速いところを灘というようです。
 見ただけではどこを「灘」といっているのかはっきりしませんから、この付近一帯の岩が露出しているところと解釈し、滝のようになっている所は「滝」と呼ぶことにします。実際にはここを「灘」といっている可能性もじゅうぶんにあります。
 カモが泳いでいました。望遠レンズに変える間に大半が岩陰に隠れてしまいました。写真から見るとマガモのようです。
加東市闘竜灘 マガモ


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記