コロナ新規感染者数が急激に増大しています。オミクロン株が感染拡大しやすいことが原因のようです。ここ2−3日のようすを見ると、感染者増加が少し頭打ちになっているように見えます。見えたとおり、感染拡大が止まってくれていればいいのですが、一部にはそろそろPCR検査が限界に達して、感染者発見が増えなくなるのではという声もありました。どちらなのでしょうか。ようすを見たいのですが、どちらにしても判断する材料が見当たりません。
一昨日・昨日にかけて、共通テストがありました。国英社は一昨日で、昨日は数学と理科です。夜遅くに問題文が発表されています。理科地学分野の問題を解いてみました。今日はそのうちの地学基礎について、問題についての考察などをしていくことにします。地学は明日にします。
気になったことです。
第2問の天気図はよく見つけてきましたと感心しています。梅雨期の天気図を見る限りでは、一般的にいわれているようなオホーツク海高気圧は見られないことがふつうです。それだけでも、これで出題しようとしたことが理解できません。オホーツク海高気圧が日本に梅雨がある原因というのは本当に正しいのでしょうか。疑問です。
教科書には質問文のように書かれているので、そのとおりに答えるしかありません。実際には、これで説明できないことは他にもたくさんあります。
問題を解いているときに気になったことがもう一つあります。第3問で太陽表面に書かれた経緯線です。つまり太陽の自転軸の傾きがどちらを向いているかということです。もし手前側に傾いていると線は曲線になるはずです。詳しく描かれている図は見つけられませんでした。
6月始めの正午ごろにに地球北半球から見ると太陽の自転軸の極は地球の公転軸の極(黄道の北極)から左に7度ほど左にあるようです。夏至に近い頃ですから、黄道の極は最も低くなっています。それからすると太陽の自転軸は北の方向より右に傾いていて、手前に傾いていないことになります。図のようになることも確認して出題されているようです。
以下、各問で解く上でどのようなことがわかっていないといけないかまとめてみました。常識問題と書いているところは最低限選択肢に書かれていることくらいは覚えておいてねという意味です。
第1問A 地層や化石、岩石について
問1(1) 正断層と逆断層の見分け方とその成因について
問2(2) 地殻とマントル、リソスフェア、アセノスフェアの違いについて
B地質断面図から地層や地質構造のできた順番かわかるか
問3(3) 地層Cをずらしているものが誤り
問4(4) カヘイ石と3種類の植物化石の時代はいつか
C
問5(5)ア有色無色鉱物の元素組成がわかっているか
イマントルを構成している岩石の名前と鉱物組みあわせについて
問6(6)石灰岩・チャートの図が何を表しているか。
数学で見たことのある図の応用と気づけるかどうか
そこから特徴aはどういう特徴をいうのか
(花こう岩にあって流紋岩にない特徴はなにか=区別点)
第2問 梅雨期の天気図の読み取り と 津波
問1(7)乾湿は海洋性気団か大陸性気団かで考えるというより覚えているかどうか
オホーツク海高気圧の位置はどちらかというと大陸にあるが..
問2(8)等圧線から風向きを読み取る
問3(9)津波の伝播速度(時間)はグラフから読み取ることができる(式がなくても大丈夫)
第3問 太陽と太陽系
問1(10)太陽の主成分は何か、それが集積することで太陽ができたのだから。
問2(11)黒点の大きさは太陽直径に比べてどれくらいか、地球は約100分の1と考えて
(一般的な黒点の大きさと地球の大きさとの関係を使うこともできるが少し乱暴)
自転周期は1日あたり何度動いているかを求める
(覚えている数値を使うこともできるが..)
問3(12)明らかに間違いがどれかわかる。(常識の範囲か)
第4問 自然環境と災害
問1(13)常識問題
問2(14)適していない理由はない 一方だけでは片手落ちのよう
問3(15)常識問題
2022年01月17日
共通テストがありました
posted by ヨッシン at 00:00| 雑記