滝は道路を隔てた向こう側にあります。この道路は渡らないようにと添乗員さんから指示がでています。道路沿いに右に進んで行くと脇道があり、そこを進んで行くと道路の下をくぐることができます。この道はそのまま滝への遊歩道につながっています。
川底は広く平坦です。両岸は切り立った崖になっています。崖に沿って川の左岸側にある遊歩道を進んで行くと地割れしたできた溝のようなところに川の水が落ちているのが見えてきました。これが吹割の滝です。

滝に近づいてきました。溝の両側から川の水が流れ落ちているのが見えます。

道脇で咲いていたウツギの花です。ウノハナともいいます。

近づいてみた滝です。ロープが張ってあって近寄れないようになっています。濡れているところはすべりそうです。

端っこの方です。ここまで来てやっと滝壺が見えてきました。

滝の下流側です。崖の岩肌がツルツルしています。水流で磨かれたのでしょう。このあたりに般若岩というのがあるようですが、どれかわかりません。向こうの方のごつごつしたところがそうでしょうか。岩の表面の窪んだところが並んでいるようすは人の顔に見えてきます。

少し下ったところから見た下流側の崖です。川底まで同じ岩でできています。火砕流堆積物のようです。柱状節理が発達していないところを見ると、溶結度が小さいのでしょう。川底から下が溶結凝灰岩になっていて、削られにくく段差ができたようです。
