2022年01月04日

星の記録 1月4日号 年末年始の金星など

 今朝は四分儀座流星群が、好条件で見られるかもということでした。写真だけでもということも考えたのですが、寒さが堪えていて準備にでるのがおっくうになっていました。2時間くらいの間ずっと追跡できるように開けてはいません。セットをせずに寝てしまい、朝は気がついたら明るくなっていました。結局パスということになってしまいました。
 ふたご座流星群のときも同じようでした。こちらは月の条件もあったので、言い訳が一つ増えています。

 金星を中心とした記録です。
 30日から。3時頃に金星を見るために、まず太陽の方に向けたついでに太陽を写しました。黒点は端の方に近づいています。
太陽
 金星は何とか入ったのですが、すぐに雲が広がってきて、ちょっとずらしてしまったら、完全に見失ってしまいました。雲はなかなか退かずに、結局夕刻、だいぶ低くなってからようやく入れることができました。
金星
 水星との位置関係です。110mmで写しています。矢印のところに水星があります。
金星と水星
 300mmです。同一視野に入るようにカメラを傾けています。
水星と金星
 望遠鏡での水星です。この時には遠くの建物よりも低いところまで沈んでいます。左上に写っているのがマンションの壁です。
水星
 同じ視野の中に冥王星が入っているはずです。露出を延ばしてみましたがうまく写すことができませんでした。

1月2日です。出かけていたので、夕方になってから写しています。太陽です。黒点は下の方で半分は裏側にまわっています。
太陽
 金星です。低くなっているので色ずれがでています。
金星
 水星は金星よりだいぶ高いところにあるのを忘れていて見つけることができませんでした。

3日です。まず太陽から。黒点は見えなくなってしまいました。
太陽
 直後に金星を入れようとしたのですが、見つけられませんでした。太陽に近くなっていることもあり昼間に見るのは限界のようです。夕方日没後のものです。光っているところが南側(写真で左)になってきていることからも、太陽に近づいていることがわかります。
金星
 こちらが水星です。だいぶ離れていますから望遠レンズでは写していません。 
水星


 今日は水星と月が接近していたようですが、雲が出ていたので見られていません。金星もレナード彗星も夕刻に観測できなくなっていますから、しばらくの間は望遠鏡はお休みになりそうです。月末に見られるISSはどうなるのでしょうか。

posted by ヨッシン at 00:00|