12月17日号以後の金星などの記録です。金星は9日の内合に向けて細くなっているところです。カメラや望遠鏡のファインダーからでもかけてイルのはっきりとわかります。
昼間の撮影には、太陽を導入してから、赤経赤緯差を利用して望遠鏡の向きを変えてから導入しています。最近は金星そのものが暗くなってきていて、昼間に見つけるのが困難になっているどころか、日没後しばらくしないと見えないようになってきています。太陽の向きにいったんあわせるのでついでに太陽も撮影しています。
以下に記録を続けます。望遠鏡での撮影は右が北、下が西方向になっています。金星は、縮小する前の原寸大のものを右下につけています。全体のものに比べて約20倍になっています。
12月18日です。太陽です。いれたとたん雲の中に入ってしまいました。雲の影響の少ないものです。真ん中下付近に黒点が見えます。


5日ほど天気が悪く次は23日です。まず太陽から。上の方に大きな黒点が出現しています。


27日です。この日は望遠鏡を出していません。金星と水星が近くに見え始めているということで、いっしょに写してみました。真ん中上が金星です。


28日です。撮影が終わった直後から急速に雲が広がってきました。何とかぎりぎり間に合ったようです。どちらかというと用意しているのにという方が多いようです。太陽です。黒点が細長く並んでいるのがわかります。

