2021年12月23日

2014年尾瀬 24 06/05 尾瀬ヶ原中田代 竜宮現象

 林を抜けるところに、竜宮小屋があったようですが、詳しいことはよく覚えていません。再び湿原の中を横断するように進んで行きます。この付近は中田代というようです。
 池塘がたくさんあるところに来ました。真ん中に島のようになっていて草が生えているところがあります。水深が深いと根が水底まで届きませんからそこでは草が育ちません。この島は、枯れ草のかたまりに上に植物が育ってできています。枯れ草のかたまりは水に浮いていて、風によってあちらこちらに流されるようです。このようなかたまりを浮島と呼ぶそうです。
尾瀬中田代 池塘と浮島

 この近くでチングルマの花が咲いていました。
尾瀬中田代 チングルマ

 ここの池塘には浮島がたくさんあります。
尾瀬中田代 池塘と浮島

 ヒメシャクナゲの花です。
尾瀬中田代 ヒメシャクナゲ

 ミツガシワの花です。
尾瀬中田代 ミツガシワ

 リュウキンカの花です。木道の下で咲いていました。
尾瀬中田代 リュウキンカ

 尾瀬の湿原では、川の流れが吸い込まれて、湿原の下を通って別の所が湧き出しているところがあります。このような現象を竜宮現象と呼んでいるそうです。
 ここが、水の吸い込み口です。周辺から流されてきた草の茎などが集まってぐるぐると回っています。
尾瀬中田代 竜宮現象吸込口

 こちらが湧き出し口。水面は穏やかです。底が何となく見えているようです。
尾瀬中田代 竜宮現象湧出口


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記