主に見ていたのは2日です。大きな方の望遠鏡をだして見ています。早く沈むということで、金星からです。だいぶ大きく欠けてきました。全体に大きくなっています。



木星です。衛星といっしょのものです。左からエウロパ、カリスト、イオ、右側にガニメデがいます。左側の衛星が「へ」の字型に曲がって並んでいるのは、カリストのみが木星より向こう側の軌道上にいるからです。








しばらく、曇りや雨の日が続きました。惑星のそばを月が順番に通り過ぎていましたが、木星のそばを通る9日にやっと晴れました。観測準備中に日が沈む前に写した月です。




レナード彗星を見ようとしていますが、12月になってから見た限りではずっと雲が出ていて(2日9日も日が沈んでから雲が広がってきた)やっと晴れたのが11日(今日)です。双眼鏡では全く星が見えず、写真で空を順番に写していったものの中から、該当区域を写しているものを詳細に見たところ何とか1枚だけ見つけました。これを写した頃はだいぶ空が明るくなっていたこともあり、かすかにしか写っていません。
通常の写真に(彗星の位置に丸印をつけています)、該当部分をコントラスト強調拡大したものを横につけています。黒線の交わるところにあるのが彗星です。横にあるのが6.8等の恒星です。
