奥只見湖の左岸側に遊覧船の発着場があります。こちらは新潟県魚沼市で、反対側の右岸側は福島県檜枝岐村です。まだ新潟県から抜け出せてはいません。
遊覧船に乗って右側の席に座りました。立ち席はなかったのかな。出発を待っている間に湖をみていると時々さかながやってくるのが見えます。

出発してすぐに、右側に入り江のような大きな沢が見えます。仕入れ沢です。だいぶ高いところまであがってきているので、まだ雪をかぶっている山がたくさんあります。

二股に分かれた右側の沢の向こうに荒沢岳が見えます。船はこちらではなく左側の沢に入っていきます。

山の斜面は木と岩肌が奇妙なまだら模様になっています。土砂崩れが激しいのか、雪が崩れ落ちて木をなぎ倒すのか、どうしてこのようになるのでしょうか。細越山から湯ノー付近になります。

左側の山の斜面が奇妙な形にえぐれています。案内ではアバランチシュートといっていました。繰り返し起こる雪崩が、木をなぎ倒すばかりではなく岩をも削っていくことでこのような形になります。

この一画は、銀山がたくさんあったところだそうです。供養塔があると説明のあった一画です。供養塔は見えませんでした。

湖の幅もだいぶ狭くなってきました。もうそろそろ船旅もおしまいのようです。船着き場のようなものが見えてきました。途中平ヶ岳が見えるといっていましたが、結局どれのことかわかりませんでした。
