2021年11月25日

2014年尾瀬 07 06/04 奥只見湖

 奥只見湖を定期船というか遊覧船で遡っていきます。このコースは新潟県と福島県の県境上にあります。尾瀬の南側は群馬県になりますから、今回の旅行は3県の県境付近を歩くことになります。
 奥只見湖の左岸側に遊覧船の発着場があります。こちらは新潟県魚沼市で、反対側の右岸側は福島県檜枝岐村です。まだ新潟県から抜け出せてはいません。
 遊覧船に乗って右側の席に座りました。立ち席はなかったのかな。出発を待っている間に湖をみていると時々さかながやってくるのが見えます。
奥只見湖 魚

 出発してすぐに、右側に入り江のような大きな沢が見えます。仕入れ沢です。だいぶ高いところまであがってきているので、まだ雪をかぶっている山がたくさんあります。
奥只見湖 仕入沢

 二股に分かれた右側の沢の向こうに荒沢岳が見えます。船はこちらではなく左側の沢に入っていきます。
奥只見湖 荒沢岳

 山の斜面は木と岩肌が奇妙なまだら模様になっています。土砂崩れが激しいのか、雪が崩れ落ちて木をなぎ倒すのか、どうしてこのようになるのでしょうか。細越山から湯ノー付近になります。
奥只見湖 山肌

 左側の山の斜面が奇妙な形にえぐれています。案内ではアバランチシュートといっていました。繰り返し起こる雪崩が、木をなぎ倒すばかりではなく岩をも削っていくことでこのような形になります。
奥只見湖 アバランチシュート

 この一画は、銀山がたくさんあったところだそうです。供養塔があると説明のあった一画です。供養塔は見えませんでした。
奥只見湖 銀山供養塔付近

 湖の幅もだいぶ狭くなってきました。もうそろそろ船旅もおしまいのようです。船着き場のようなものが見えてきました。途中平ヶ岳が見えるといっていましたが、結局どれのことかわかりませんでした。
奥只見湖 尾瀬口付近


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記