2021年11月18日

星の記録 11月18日号(いろいろ)

 最近のケレス以外の観測記録です。5日以後の分になります。昨日の投稿に書き忘れていたことがあります。まだ月明かりが出ていないときに、ケレスが双眼鏡で見えるか調べてみたことがあります。10倍程度の倍率では無理なようでした。アルデバランが何とかわかる空の明るさでは限界以下なのでしょう。もう少し倍率を上げることができたら、空が暗くなる分見えたのかも知れません。
 星がよく見えるときにケレスをみたついでに、オリオン星雲等を見たと書きました。見える範囲内では、それくらいかなと思っていたのですが、ペルセウス座の2重星団も射程に入ることがわかったので、ねらってみました。7日です。
2重星団
 ピントが甘いような気がしたので12日に撮り直してみました。あまり変わらないようです。
2重星団

 金星食がありましたが、あいにくの曇り空で見えませんでした。一時晴れ間がちょっとだけできました。金星のある場所ではなかったようです。このことがあってから、昼間に金星を見つける事を試しています。昼間なら高度の低いことをカバーできそうです。東方最大離角を過ぎたので、これからは、急速に近づいて大きく見えるはずです。かけていくようすも見られるのではと思っています。13日です。金星を入れる前に太陽を入れます。ついでに写したものです。
太陽
 この日は、予定の角度だけ望遠鏡を動かしただけではファインダーに入れることができませんでした。その後何かの拍子に動かしてしまい、その時にのぞいたら見えたので写しました。縮小していないものを右下に貼りつけています。
金星
 今日の分です。ちょっとは大きくなっているのかな。カメラのファインダーでも半月型というのは確認できます。
金星

 月のようすです。ケレスを写すときのピント合わせに使ったついでに写したものです。11日です。半月でした。
半月
 14日です。だいぶ膨らんできました。
半月
 17日にはおうし座に近づいてきたので、望遠鏡でも写すことができました。
半月
 今日の月です。明日が満月ということでほとんど丸になっています。 
月

 国際宇宙ステーションです。夕方に見えるようになっています。前に書いた時刻に比べて、2分ほど出現が遅くなっています。見える場所も、西にずれたようです。西出さん達が帰還するために軌道を変えたのか、ロシアが衛星を破壊してはっせいしたデブリを避けるために軌道をずらしたのか、そういったことが関係しているのかも知れません。ずれが2分ほどなのでデータの修正は省略します。見える高度にあがってきたもの、逆に低くなって見えなくなったものもあります。
 昨日のものです。右に倒しています。
国際宇宙ステーション
 今日のものです。南西の空に出現したときのものです。金星土星木星の近くを通っています。
国際宇宙ステーション
 東の空に消える時のものです。月も写っています。
国際宇宙ステーション
 望遠鏡で拡大してみました。本体は露出オーバーかな。
国際宇宙ステーション
 もう少し昇ってからものです。
国際宇宙ステーション
 次の周回も見える予定でしたが、西にそれた分高度が低くなっていて、写真にも写りませんでした。
posted by ヨッシン at 00:00|