
建物内部です。これで片側半分です。鉄骨で補強されています。左側に同じくらいのスペースがあり、カフェとかトイレとがあります。床面に線路が敷かれていて向こう側に見える入口につながっています。使われていた頃は、この中まで鉄道が入ってきて貨物の積み下ろしをしていたそうです。

上にあがる階段です。手前側はイベントで使われる機材の物置として使われていて中に入ることはできません。

中を通りぬけて外に出ると、向こうから車を回送したグループがやってきます。ちょうど昼時なので、中のカフェで食事をする事にしました。舞鶴は海軍カレーというものが名物だそうです。ここのものは、護衛艦ふゆづきのレシピを再現しているのだそうです。他にも肉じゃがピザというのもありました。

食事が終わって、建物真ん中の側面(平面)から外に出ました。向こう側に伸びるように3つの棟が並んでいます。いちばん左側の4号棟です。

建物の間を抜けて振り返って見ると、5号棟の屋根が日差しを受けて光っていました。

後ろ側には入り江があります。その向こう側にも自衛隊の艦船が停泊しています。

3号棟には建物に関係する展示があります。詳しいことは1号棟の赤れんが博物館で見られる様ですが、ここでもだいたいの事はわかります。元海軍の施設だったそうです。博物館は少し離れているので、次に行くことにしました。引揚記念館です。
ここからは海沿い左回りに進んでいくと記念館につきます。駐車場脇から海が見えます。大きな吊り橋が架かっています。

駐車場から丘の上に上っていくと、引き揚げに使われた桟橋を復元したものが見えます。

戦争で引き揚げに使われた船が着岸するには小さすぎます。引き揚げ船からは伝馬船が往復して引き揚げ者を運んだようです。それでもまだ小さいような気がします。一部分だけが復元されたのでしょう。
入り江の向こう側にももう1本あったようです。右側の工業団地になっているあたりに関連の施設が作られていたようです。

入り江の入口側です。引き揚げ船はこの向こうからぐるっと回って入ってきます。

丘を降りて引揚記念館に行きます。途中で小学生の軍団とすれ違います。平和学習の一環なのでしょうか。みんな弁当を持っています。