組立を終わって、みると金星が見えません。低空の雲の中に入ったようです。他の準備(この日はケレスもみています)をして戻って見ると、金星がでていました。急いで写してみました。形が変です。雲にかかっていたようです。低空のため色のにじみが強烈です。修正をかけてみましたがこれが限界です。

木星が射程に入るまでしばらくかかります。ケレスも大きな建物があるのででてくるのはまだ先です。休憩しようと思ったときに、土星がでていたのを思い出しました。衛星もうつるように露出を延ばして写したものです。


木星が入るようになってきたので、向きを変えます。まず衛星も入るように写します。1つ足りません。イオは見えません(確認を忘れていた)でしたが、この時木星の前を横切っていたはずです。


そろそろ、ケレスが建物から昇ってくる頃です。カメラを外して、ケレス用の望遠鏡に取り付けます。カメラを外したついでに、接眼レンズを取り付けてのぞいてみます。木星の下の方にコブのようなものが付いているのが見えました。イオが木星面を横切り終わったようです。急いで、カメラを元に戻して、いざ撮影となったときには、真っ白で何も見えません。空をみると大きな雲がかかっていました。
退くのを待っている間にケレスの写真を写して戻ってきた頃にやっと雲がなくなりました。1時間ちかくかかりました。やっと写せた木星です。この時にはイオは木星からだいぶ離れています。逆に大きな影が出現した大赤斑の横に見えます。ガニメデの影が新たに落ちてきています。




