2021年10月26日

2014年尾瀬 01 06/03 新潟直江津へ

 尾瀬へは一度行ったことがあります。車で行っています。コースははっきりと覚えていませんが、おそらく群馬県側の鳩待峠から入ったような気がします。マイカー規制が始まっていましたが、規制日からはずれていたので、峠までは車で入っています。それほど立派な駐車場ではなかったように覚えています。そこから狭い道を小一時間ほど歩いて着きました。
 印象はただの平原といったことくらいしか覚えていません、よく知られているイメージとはだいぶ違っています。湿地の中に入っていくのが容易ではなかったからなのでしょうか。本当に尾瀬だったのかというような気もしています。
 今回行き直してみることにしました。尾瀬といえば何といってもミズバショウでしょう。初夏に咲いているということなので、その時期をねらうことにします。今回は失敗のないように、パッケージツアーを利用することにしました。
 調べ直してみると、尾瀬といっても大まかに2ヵ所あることがわかりました。東側の尾瀬沼と西側の尾瀬ヶ原です(燧岳の北側も尾瀬に含めることもあるみたいです)。ツアーでは、ほとんどが西側の尾瀬ヶ原を1日かけてまわるものと、途中山小屋で1泊しながら両方をめぐるものに大別できるようです。同じいくのなら両方をみるコースにしました。
 旅行社はA社にしています。出発日は6月3日で、2泊3日の旅行となります。今からみるとどうしてこの日にしたのか疑問なところがあります。6月3日だと早い年だと梅雨に入っていることがあります。星を見るなら月明かりのない日程になります。6日の早朝に半月となっています。今だと避けたくなる日程です。どちらも大丈夫だとみたのでしょうか。これより早い日程がなかったのでしょうか。
 この会社のツアー参加は初めてです。送られてきた書類の中に、旅行傷害保険に加入してくださいというのがありました。何もわからないまま、加入することにしました。旅行代金とあわせて振込にいきました。
 旅行の記録として写真以外で残っているのは、パンフレット類4枚と乗船券の半券のみです。記憶に残っていることとあわせてだいたいの行程を整理しておきます
 基本的には大阪駅集合で、直江津までいきます。直通の特急がないので途中で乗換になります。「白鳥」とか直通の「雷鳥」かがあったようですがなくなっています。乗換駅は記録が残っていないのではっきりしません。何となく富山というような感じがしています。
 1本目の特急です。「雷鳥」、「スーパー雷鳥」とか色々ありました。どれかわかりません。この頃には「サンダーバード」に統一されていたかも知れませんから、「サンダーバード」にしておきます。大阪発の時刻もはっきりしませんが、途中の写真にあるタイムスタンプからみると、7時半頃発のようです。京都乗車可ということでそこから乗ることにしたようです。京都駅で列車を待っていた記憶があります。
 2本目の特急です。名前は「はくたか」と記憶しています。この頃はまだ北陸新幹線はできていませんでした。北陸本線のはくたかです。どういうわけか列車の行き先は気にしていませんでした。
 直江津からはバスで移動です。まずは、十日町の美人林で足慣らしをしてから(という風に案内に書いたあったような気がします)、その後は折立温泉へ行きここで1泊します。宿舎名ははっきりしません。これかなというのはあるのですが、建物の雰囲気が何となく記憶と違っています。
 2日目は、折立温泉から奥只見ダムまでバスでいき、奥只見湖を遊覧船で通りぬけて、その先から再びバスで沼山峠まで行きます。昼食は弁当がでたようです。宿で受け取ったのか奥只見ダムや沼山峠で受け取ったのか不明です。さらにここからは、ガイド付きのハイキングになります。尾瀬沼をみた後、尾瀬ヶ原の東端の見晴まで行き、この山小屋で1泊します。燧小屋のパンフが残っていますからここに泊まったようです。一部の人は違う山小屋に分かれて泊まっていたような気がします。
 3日目は、見晴から尾瀬ヶ原を横断して山の鼻へ、そこから鳩待峠まで歩きます。鳩待峠からは、バスでスノーパーク尾瀬戸倉まで下っていって、ここで入浴休憩になります。ここにある建物の大浴場に入ったようです。入浴後は、再びバス移動で吹割の滝にいき、昼食および滝見学になります。滝をみた後はひたすら大阪に向けて帰ってくることになります。直江津までバスで移動し、はくたか・サンダーバードと乗り継いで帰ってくる予定です。大阪到着予定時刻もはっきりしませんが、逆算すると21時半頃だったようです。
 残っているパンフレット類の内の2枚は旅行社から送られてきたハイキングについての注意事項です。1枚は尾瀬専用ですから、特別に作っているようです。尾瀬は参加者が多いのかな。内容は、持ち物についての注意事項です。トイレはチップ制なので100円玉を用意しておくこととか、古い靴は靴底が剥がれることがあるので要注意といったことまで書かれています。他に山小屋に泊まるときの注意事項もあります。アメニティは持参することとか風呂では石けんが使えませんといったことも書かれています、
 これをみながら、荷物を整理します。ポータブル赤道儀はどうしたか覚えていません。長時間歩きます。軽量化のために断念したような気がします。旅行開始前に、登山用の地図を購入しています。
 出発当日です。京都から指定された号車番号の所から列車に乗ります。乗車後席で旅行の注意事項の説明の他、傷害保険の種類もいただきました。
 列車は順潮に進んで行きます。小松駅付近でうっすらと山が見えます。山の名前が話題になっていました。ここから見えるとしたら白山でしょう。
小松付近 白山

 はくたかに乗り換えです。この頃は北越急行線に乗り入れて六日町まで行きそこから上越新幹線を利用するというのが富山から東京までの最短時間ルートだったようです。富山直江津間はこちらのルートが優先になり、新潟までの直通がなくなったのかも。
 富山を過ぎてからは立山が気になります。白山以上にぼんやりしています。滑川付近でみえた山の景色です。
滑川付近 白馬方面

 ここでは富山地方鉄道の列車と並行して走る区間があります。そこですれ違った列車です。
滑川付近 富山地方鉄道

 魚津付近です。うっすらと山が見えています。白馬なのかな。
魚津付近 白馬方面

 糸魚川を渡ります。新潟焼山が見えるか探してみました。何とか見えているようです。
糸魚川付近 新潟焼山

 新潟焼山を拡大してみました。建物の多い所に入ってしまったようです。
糸魚川付近 新潟焼山

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記