我が家は元々はおーる電化だったので、メインの調理器具はIH式のレンジ台になっています。それが、半年ほど前から電源ボタンを押してもオフにできないということが発生していました。何度か押していたり、押したままにしてから指を離すとかしていると切れたりしていました。
電源ボタン周辺を掃除してみたりすると復活したこともあります。それがここ2週間ほど全くオフにできなくなりました。ものが落ちてきて勝手に電源が入り金属製のものを加熱し、そこから引火して家事ということがあれば困ります。だいぶ古いものなのでもうそろそろ買い換え時なのでしょう。買い換えることにしました。
一度調子が悪くなってきたときに、買い換えようかなということで、近くの大型家電ショップに見にいったことがあります。その時は、店の人が誰も近くにやってこず、聞くこともできなかったので、そこにあったパンフレットだけをもらって帰ってきました。
レンジ台といえば、基本的にはガスのものが普通です。風呂用の給湯器を夜間電力を使うものからガス式のものに変えていることから、ガスのレンジ台を使うことも可能です。でも、IH式になれると、いろいろなところで心配事がでてきます。
まず、火をつかうとなにかに引火するのではという心配でてきます。加熱しているすぐ横に、燃えやすいものを置いたりということをよくしています。これでは危険です。それと、吹きこぼれたりした後の掃除も形が複雑な分結構大変です。電気式だと、加熱しながら拭き取り掃除をする事もできます。といった理由でガスに戻すというのはパスにします。
電気式にするにしても、いくつか気をつけないといけないことがあります。まず、レンジ台とぴったりの大きさなのかということです。5mmほどの精度で大きさを測るというのはかなり大変です。それを店先で見本でもやってみるのはけっこう面倒です。何かの紙に写して持っていこうと考えて紙を探していたら、切り取ったカレンダーの用紙とぴったり同じ大きさということがわかりました。この紙を持って比較することにしました。
レンジ台にも問題があります。奧の方にガスコックがでていて、そこから奧にはレンジ台をおくことができません。実質上は現在使っているレンジと同じ大きさのものしか乗らないということになります。それでもガスコックつけ根にあるガード用のカバーを取り外しています。
こちらの方が問題が大きいかも知れません。古いレンジの電源プラグは、レンジ台にある穴を通ってレンジ台の中に入っていき、そこに取り付けられている電源コンセントに差し込まれています。その電源プラグがレンジ台の穴よりもはるかに大きいことが問題です。つまり、レンジ台はどうあがいても、プラグがひっかかるためにレンジ台から外せないということです。
それではどうやってレンジを取り付けたのかという疑問が発生します。プラグをよく見ると、最近では見かけなくなったねじで組み立てるタイプのものです。これから想像できるのは、プラグの付いていない電源ケーブルを穴に通し、その先でプラグを組み立てたのだということです。だとしたら、同じ方法で電源プラグを組み立てればいいという事になります。プラグの部品はなくても古いものを外せばできそうです。
パンフレットを見ていてもう一つ気をつけないといけないことが分かりました。レンジに流れる電気の問題です。基本的には電圧は200Vで古いものと同じで問題はないのですが、電流が様々です。20Aタイプのものと30Aタイプのものの2通りがあります。この違いによってコンセントの形も変わってきます。20Aタイプのコンセントに30Aタイプのプラグは入らないようになっています。
我が家のものはどうなっているかというと、丸い穴を下にしたときに左上の穴が「L」字型に曲がっている20Aタイプのコンセントです。これはブレーカーの容量の問題なのでしょう。20A以下の器具を買わなといけないことになります。これだけでも選択肢はだいぶ少なくなってきます。
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