オオミズナギドリです。実際のところミズナギドリ類はアナドリ以外は区別がついていません。遠くなので肉眼や双眼鏡では細かいところまではわかりません。

トビウオです。真ん中くらいのところに尾びれが水面をけってできた筋があります。本体はその少し先です。

しばらく見ていましたが船室に戻って休憩します。日が傾むきはじめる頃に再びデッキに上がりました。オナガミズナギドリが飛ぶのが見えます。日が低くなっているので、体をひねったときに腹面の白色が目立ちます。

この頃に、急病人がでたために船は父島二見港に引き返すという放送が入りました。船で処置できないのなら仕方ないでしょう。父島に戻って処置ができるかどうかが心配です。周囲にいる人から文句を言うような声は聞こえてきませんでした。心配するような雰囲気が支配的でした。
予定通りに帰ることはあきらめます。ここは夕陽観察に専念です。小笠原メンバーが集合していました。太陽はだいぶ低くなってきています。

夕陽が雲に隠れるところです。ここでもグリーンフラッシュは見ることができませんでした。

薄暗くなりはじめた頃に反対側の景色も確認してみました。聟島列島の北端の島々が見えてきています。少し戻ってきたようです。

西の空では月がでているのが見えました。ちょうど三日月のようです。

横に明るい星が見えるのは何かと聞かれました。この明るさだと金星か木星になります。どちらかは確定できません。近くにいた人がスマホで木星だと確認してくれました。
