2021年10月06日

2014年小笠原諸島 41 06/28 母島 清見が岡

 朝食時間まではまだだいぶとあるようです。入手した案内書の中には、完全手書きの清見が岡周辺地図といいうのがあります。手軽に回れそうなので行ってみることにしました。鳥もたくさんいるそうです。場所は沖港背後にある小高い丘です。
 沖港待合所を通り過ぎて月ヶ岡神社と書かれた標柱のある所の階段を登っていくと月ヶ岡神社です。ひょっとすると待合所手前の駐車場のようなところから入っていったのかも。どこからいったのかはっきりしていません。どちらからいっても拝殿の前につきます。
母島清見が岡 月ヶ岡神社

 拝殿の左側に遊歩道の入口があります。写真の並びを見ると反対に回ったようです。柵で塞がれた穴があります。鍾乳洞のたて穴入口のようです。
母島清見が岡 鍾乳洞のたて穴

 石で組まれた建物のようなものがあります。案内書には祈祷所跡と書かれています。上からガジュマルの気根がたくさん垂れ下がってきています。
母島清見が岡 祈祷所跡

 カルスト石と書かれていた場所にあった石です。石灰岩が溶食で残されたもののようです。南島ではラピエといっていました。
母島清見が岡 カルスト石

 コース内で唯一写した植物です。花が咲いていたからでしょう、肝心なところはピンぼけです。「ヒメマサキ?」としています。花のつきかたが少し違うようです。
母島清見が岡 ヒメマサキ?

 案内書には、下の道路の脇にベンガルボダイジュがあると書かれていました。ボダイジュは見たことがないので、該当の場所を探したのですが見つけられませんでした。後に調べ直したところでは、ベンガルボダイジュはインドボダイジュ(シナノキ科)ではなく、ガジュマルに近い木だったようです。シナノキっぽい木を探していました。
 港の広場を歩いていると空にカツオドリが飛んでいるのが見えました。
母島清見が岡 カツオドリ

 道脇の箱に止まっているのはイソヒヨドリです。
母島清見が岡 イソヒヨドリ

 沖港の岸壁からの対岸です。泥流堆積物のような地層が見えます。
母島沖港 対岸

 結局、鳥を見たのは港近くでの2種類だけでした。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記