玉川ダムまでバイクで行きます。農業用水取水のために造られたダムです。その横から遊歩道が続いています。
歩き始めてすぐに、カエルがでてきました。オオヒキガエルのこどものようです。害虫駆除のために持ち込まれたそうですが、生態系を破壊するということで駆除の対象となっています。猛毒があるので触るのは要注意です。

しばらくは玉川ダムのダム湖にそって歩きます。岸にはシュロガヤツリが群生していると書かれています。遠くでどのような植物かはっきりわかりませんでした。
シュロのような形をしていそうです。ほとんどのものは葉の形がだいぶ違います。ところどころに、放射状に葉のでているものがあります。黄緑色のかたまりになって写っています。現在は観賞用に栽培されているみたいなので、ここのものも元々はそれだったのかも。

戦時中の壕の跡があります。危険なので立入はできません。

シュクシャの群落があります。花が咲いていないので、普通に雑草に見えます。ショウガのようなきれいな花が咲きます。

船木山の滝に到着です。水がチョロチョロっとしたたり落ちています。思ったより小さな滝です。雨が降ると増えるのかな。ここか行き止まりです。滝に該当しそうなものはこれしかありませんでした。

板根の発達した木がありました。シマホルトノキにできるようです。この木でしょうか。幹にコブコブがいっぱいできるみたいですが、そこまでは確認できていません。

案内書にはバードウオッチングができると書かれていましたが、出合ったのはオオヒキガエルだけでした。玉川ダムまで戻ってきました。ダム堤からダム湖のようすです。

このすぐ下に、木生シダのマルハチがたくさんありました。

マルハチの新芽です。ワラビのような形をしています。ヘゴはゼンマイのような形になります。

マルハチの葉が脱落した跡にできる模様です。丸に八の字を逆さまに書いたような模様があることからマルハチといいます。写真は左が上になります。
