2021年09月19日

2014年小笠原諸島 29 06/28 母島 南崎遊歩道

 御幸之浜の次は南崎遊歩道に行くことにします。都道に戻り先に進んで行きます。道路の終点はロータリーになっていて、脇に駐車スペースがあります。この先から遊歩道が始まります。その入口には都道最南端と書かれた看板があります。ここは東京都ですね。ちなみにGPSロガーの記録は、北緯26度37分23.3秒、東経142度10分46.4秒です。いっしょですね。
母島南崎遊歩道 都道最南端

 遊歩道入口の階段を降りたところには、外来植物を持ち込まないように、マットなどが置かれています。ここでもしっかりと靴についた種などを落としていきます。
母島南崎遊歩道 外来種持込防護用具

 ビロウの葉の上に貝がいましたと思ったら脚がでてきました。これもヤドカリでした。
母島南崎遊歩道 ヤドカリ

 すり鉢を通過します。お椀型に地面がえぐれています。地すべりなのかな。暖地なのですね。土が赤い色をしています。ラテライトといいます。
母島南崎遊歩道 すり鉢

 後につつく海岸も急な崖になっています。ここの土は赤くなっていません。洗い流されたようです。
母島南崎遊歩道 すり鉢背後の断崖

 しばらくすり鉢の縁に沿って進みます。真ん中くらいまできたところから見たすり鉢の底方向です。木が生えているところは、すべり落ちた林のようです。
母島南崎遊歩道 すり鉢

 さらに進んで行きます。葉裏が紫色の草が密集して生えているところがあります。観葉植物として出荷用に栽培されていたムラサキオモトが枯れずに残っているそうです。
母島南崎遊歩道 ムラサキオモト

 林の中の遊歩道のようすです。ところどころで足のようなものがいっぱいでている木を見かけます。その形がたこの足に似ているということで、タコノキといいます。アダンという別名もあります。固有種と書かれています、ここのものは沖縄とかと違うのかな。
母島南崎遊歩道 タコノキ

 林の中にいた鳥です。イソヒヨドリにしていましたが、トラツグミのようです。
母島南崎遊歩道 トラツグミ

 木の枝に停まっているのはメジロです。
母島南崎遊歩道 メジロ



posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記