2021年09月03日

2014年小笠原諸島 13 06/26 父島 三日月山遊歩道

 日没は6時30分です。暗くなるまでまだ少し時間がありますので、ここから上にある三日月山の方まで行ってみることにしました。ここからは徒歩です。
 開けたところからの景色です。兄島瀬戸の西入口が見えています。瀬戸の向こうが兄島で、さらに向こうに弟島が見えます。瀬戸の入口にある島が人丸島、その左向こうがひょうたん島になります。
父島 三日月山遊歩道から兄島瀬戸

 すぐ横の断崖です。ここから海側は切り立った崖になっています。
父島 三日月山遊歩道 断崖

 道脇で咲いていた花です。ホナガソウで外来植物になります。
父島 三日月山遊歩道 ホナガソウ

 正面に洞穴が見えてきました。戦時中に作られたトーチカのようです。
父島 三日月山遊歩道 トーチカ

 この上にあがったところが展望台になります。そこから見えた二見港です。小山の向こうにおがさわら丸が停泊しているのが見えます。
父島 三日月山遊歩道から二見港

 東側です。陸地の間に湖のように見えるのが兄島瀬戸でその向こうが兄島になります。
父島 三日月山遊歩道から兄島瀬戸

 ウエザーステーション展望台に戻り、そこからバイクで下って大根山公園までいきました。そこから見えた二見港です。おがさわら丸が先ほどよりはっきり見えます。
父島 大根山公園から二見港

 ここにも軍関係の施設跡があります。むき出しになったトーチカかな。
父島 大根山公園 トーチカ

 雲が多いので夕陽はあきらめて宿に戻ります。普通なら部屋に入っているのですが、ダイニングでテーブルについていました。土壌を研究している学者さんと京都から釣をしに来たという人がいっしょでした。何の話をしていたのかは覚えていません。ダイニングが一番居心地がよかったようです。
 宿の人が、電気(灯り)のつかない部屋があるといっていました。とりあえずは懐中電灯を出すということで探していました。保管してある電池も残りわずかだったようです。とりあえずはそれでしのいでもらったようです。民宿ではよくあることです(かな)。都会ではないのでその後どうなるのか心配です。
 食後は、三脚にカメラをセットして星を見に大神山公園に行きました。曇り空で星は見えませんが、明日晴れたときの下見になります。展望台が2ヵ所あります。下方が狭いのですが、屋根がない分星がよく見えそうです。当時は覚えていたと思いますが、今となってはどこのことだったのか覚えていません。
 困ったことが一つあります。道脇からたくさんのアフリカマイマイが這い出してきています。踏みつけずに歩くのは困難です。何個か踏みつけてしまいました。この時はわかっていませんでしたが、広東何とかという寄生虫を持っているので問題です。人に寄生してきます。踏みつけない方がよかったようです。
 公園を降りて、大浜海岸の方に行ってみました。ウミガメが産卵するということで、邪魔をしないように、周辺の灯りが消されていました。星を見るならこちらの方がよさそうです。波打ち際では、小さい何かが時々光っています。夜光虫なのかな。
 浜は基本的に無灯火で歩いていたのですが、出口を確認するために懐中電灯で陸側を照らしたら、つけないでくださいと注意されてしまいました。後は、赤ライトにしました。そのまま宿に戻って、小笠原一日目の行動は終了です。

posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記