2021年04月20日

2014年別子銅山・来島海峡 02 11/25 新居浜市別子銅山東平到着

 吉野川SAからは別子銅山に向かいます。まずはマイントピア別子につきます。ここからは道が狭くなるので、マイクロバス2台に乗換です。ガイドさん付です。マイクロバスは途中ですれ違いができませんから、時間を調整しての出発になります。乗用車でも行けますが、狭いところを通るので、運転に自信のない方はお控えくださいと書かれています。
 南側の山地の向こう側にある銅山川にぬける道から脇道に入り、くねくねと曲がりながら進んで行きます。東平に近づいてくると、活気があった頃の建物が、ところどころで見えてきます。一瞬なので写真には収めることができません。
 すぐに東平に到着します。このあたりは、鉱山鉄道の駅があったところになります。これを書いていて思いだしたことがあります。平らな場所は「なる」とよぶ地域があります。たとえば大山の「鏡ヶ成」や「一向平(いっこうがなる)」、岡山県西粟倉村の「ダルガ峰(なる)」がそうです。これと同じ読み方なのでしょう。
 バスを降りてからは建物の中に入ったりしたようですが、どう回ったのかよく覚えていません。資料館だったのかな。小さなトンネルがありました。小マンプといいます。
別子銅山東平 小マンプ

小マンプのなかに運搬機が展示されています。
別子銅山東平 小マンプ

 いろいろな施設のあったところを順番に巡っていきます。これは貯鉱庫を上から見ています。すきまから向こう側が見えていますが、当時は壁になっていて、そのすきまに鉱石がためられていました。
別子銅山東平 貯鉱庫

 インクラインといます。京都蹴上の琵琶湖疎水にも同じ名前のものがあります。階段になっていますが、当時はレールが引かれていました。荷物を車輪のついた台に乗せ、ロープで引っ張り上げていました。
別子銅山東平 インクライン

 下の貯鉱庫を横から見ています。此の上の平らな所で鉱石を選別していました。ガスがかかっていてぼんやりとしています。
別子銅山東平 貯鉱庫 選鉱所

索道停車場跡から下の貯鉱庫を見たものです。このあたりが東洋のマチュピチュぽいところになります。はっきり見えないので雰囲気はわかりません。天気がよければ上の貯鉱庫も見えていたはずです。
別子銅山東平 貯鉱庫 選鉱所


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記