本堂です。かなりシンプルな建物です。銅板(金属板)葺き寄棟屋根で、平入り5間幅、上から見ると綺麗な長方形です。かなり新しそうな感じがします。屋根の光具合からそう見えるのでしょうか。

屋根越しに鏡岩が見えています。崩れ落ちてきそうです。

本堂建物の両脇には、絵馬が下げられています。真ん中に丸い鏡のようなものが貼りつけられています。鏡岩がちかくにあるという関係からなのかな。

本堂前には広場があってその向かいに休憩所の建物があります。見晴台となっていますから景色を期待したのですが、ここからはあまり遠くは見えないようです。

本堂前広場を横に突き抜けて反対側に行ってみます。下からあがってくる石段がありました。かなり険しそうです。表参道と書かれています。1316段目とも書かれています。これは一苦労どころか十苦労ぐらいしそうです。あがってこなくてよかったというべきなのか。

石段は上にも続いています。途中に、鐘楼・鏡岩下遺跡にいけると書かれていました。いってみました。崖の下に大きくえぐれているところがあります。溶結凝灰岩の下層が削られているように見えます。
前にはたくさんの石仏さんがいます。岩下遺跡がどんなものなのか説明を見つけられませんでしたので、何かはわかりません。これだと縄文時代の岩陰遺跡のようなものがあってもおかしくありそうですが、このような急斜面では食糧の確保が大変そうです。

ここから見上げてみた鏡岩です。木が多くてはっきりとは見えません。

続く..