2021年03月16日

紅葉の東海三山 39 2019/11/28 袋井市萬松山可睡斎 本堂

 普通お寺では山門を入った内側が境内になります。その前にもお堂がありましたから、この山門は本堂のある区画への入口にあるということにしておきます。そういえば総門の外にも地蔵堂がありました。門の位置関係からすると不思議な配置になっています。
 本堂区域の建物を見ていきます。山門を入って右側にあるのが瑞龍閣です。入母屋風の屋根が建物の棟方向と直角になっています。いくつかの棟をつなぎ合わせているのでしょうか。
袋井市萬松山可睡斎 瑞龍閣

 左側にあるのが輪蔵堂です。八角形をしています。中にある輪蔵を時計回りに1回回すとお経を一つ読んだのと同じ効果があるそうです。中に入っていません。
袋井市萬松山可睡斎 輪蔵堂

 輪蔵堂の右奥に見えるのが座禅堂です。手前石段の右側黄色く色づいたイチョウの手前に五重塔が、左側モミジに埋もれるように慈母観音があります。
袋井市萬松山可睡斎 座禅堂

 正面にあるのが、本堂です。入母屋屋根から唐破風の向拝が大きくせり出しています。手前の木柱はいろいろな願いを込めて57代当主が建てたもののようです。
袋井市萬松山可睡斎 本堂

 本堂の左奥にも、本堂と引けをとらないくらい立派なお堂があります。どちらが本堂なのかわからなくなっています。
袋井市萬松山可睡斎 秋葉総本殿

 本堂をまわったところで、左側には座禅堂が見えます。黄色いイチョウの木は、五重塔の後に見えていたものです。
袋井市萬松山可睡斎 座禅堂

 正面にみえる建物は、位牌堂です。可睡斎に縁のあった方たちの霊が祀られているそうです。入口の対になってある、ゾウの置物は何なのでしょう。華厳寺にもありました。
袋井市萬松山可睡斎 位牌堂置物

続く...........

posted by ヨッシン at 23:54| 旅行記