油山寺からはそれほど遠くないところにあります。すぐに駐車場に到着です。横にある建物は公的施設のようですが、何かよくわかりません。

ここからお寺まではだいぶありそうです。まだ雨は降っていますから、傘を差していくことにします。
歩き始めてすぐに左側に見えた建物です。地蔵堂と書かれていますから、前にいらっしゃるのは地蔵様でしょうか。螺髪があります。建物の名前は東陽軒とも書かれています。可睡斎の始まりになった建物です。昭和30年に観音堂を移築したそうです。

少し進んだ所に総門があります。まだ工事中で、完成間近といった感じです。新しく作ったのではなく、昨年の台風で古いのが倒壊したものを修復したようです。でも、新築工事と書かれていました。

この門は、お寺には珍しく、高麗門という様式になっています。境内側にある控え柱にも切妻屋根が乗せられています。

総門を入って少しいくと少し広いところにでました。お堂などの建物があります。左側です。この一画は色づいたモミジがたくさんあります。

モミジの向かい側です。横の石柱には白山堂と書かれています。案内図では白山妙理大権現堂となっています。

白山堂の横に石段があります。ここを登っていった先に、山門があります。様式は八脚門ですが、両脇の切妻屋根が一段低くなっています。このことから三棟門という様式としている分類もあります。中華風に見えます。両脇に仁王さんがいますから仁王門といってもいいのでしょう。昭和10年設計、平成22年完成だそうです。

門を入った裏側に、舟形の箱が置いてあり中におみくじが置かれています。七福神の乗る宝船を連想します。

続く............