バスは次の目的地に向けて出発します。行き先は油山寺です。遠州三山の2番目です。ここに来る途中、新幹線の線路に沿って走っているときに、案内板がでているのを見ましたから、すぐ近くなのでしょう。
バスは案内板のでていたところまで戻り、示された通りに進んで行きます。東名高速道路を越えて山の中に入ってしばらく進んだ所で、油山寺に到着しました。

油山寺の参拝場所は2ヵ所あるとの説明が添乗員さんからありました。入って少しいったところの右側の本坊とそのままずっと進んでいった先にある薬師本堂です。薬師本堂は遠く坂もきついので無理にいかなくても良いそうです。
バスも定位置に停車し、参拝に向けて出発です。まだ雨が降っていますから傘はしっかり差していきます。
バスから見えていた石段の先に山門があります。二重門のように見ます。掛川城の大手門が移築されたそうです。櫓門になります。

山門を入った所の紅葉です。ここもまだ青いもみじがあります。

右側に本坊があります。その入口にあるのが礼拝門です。形は家棟門です。気がついていませんでしたが、写真で見ると棟瓦側面の飾りが立派です。龍のように見えます。

本坊入り口横にあったのが、天狗杉の切り株です。大きな杉の木だったようです。

ほとんどの人はまっすぐ行きました、本坊の方は少なめです。本坊から見ていくことにしました。
門を入って道は二手に分かれています。右側の建物は、本堂ぽくありません。方丈でしょう。

左側にみえる建物です。宝生殿と書かれています。拝所もありますからこちらが本堂でしょう。

拝所の上にかかっている額です。「め」と書かれています。意味が理解できていません。とりあえず置いておきます。

右前から見た宝生殿です。火焔窓が並んでいます。つり下げられた提灯をよく見ると「め」の意味がよくわかったはずなのですが。

続く...............