2021年02月28日

2月を振り返って

 今日で2月はおしまいです。28日しかないので、というよりコロナで外出できないので何もできないまま日時が過ぎているという感覚です。今日は地震がありました。震央は大阪府の北端付近、マグニチュードは4まではいっていないようです。周囲の震度は1ですが、2くらいに感じました。この前の地震以来揺れが大きくなっているように感じます。

 今日で、コロナ対策のためにだされている緊急事態宣言は解除になります。気になっているのは、大阪の解除の基準が大きすぎるのではということです。兵庫・京都あたりと比べるとまだまだ発生密度は大きいようです。沖縄にだされなかったのも不思議です。
 もう一つ気になることがあります。今月中旬以来、実効再生産数がじわじわと上がってきていまる。解除の前から、少しずつ気が緩んできているのが原因ように思えます。これで解除したからということで、気の緩みが広がれば感染者は一気に増えそうです。まだまだ気は緩められません。
 GOTOの再開はしばらくようすを見るそうです。当然でしょう。完全に解除をしてしばらくようすを見て大丈夫ならようすを見ながら再開というのが手順でしょう。最近、地方での感染者数が増えてきています。人が移動していけばますます増えていきそうです。このあたりも考慮しないと。トラベルの補助金額を段階的に減らすそうです。額がもともと高すぎます。いっそのこと再開直後から見直してもいいのではと思います。様子見の間にじゅうぶん検討して答えを出す余裕はありそうです。
 首都圏の4都県は、もう少しようすを見るようです。明日で解除になる府県に比べたら倍くらいの感染者がでています。東京の重症者数は大阪より少ないのですが、気になるのは重症者数が減る数に比べて死者の数が一桁多いということです。重症になっても回復せずそのまま死亡するというのが多いのではと考えたりもします。重症者が入院できていないのかもとも考えます。予定通り7日には解除できるのでしょうか。

 五輪の組織委の会長が発言問題にからんで辞任しました。「できないという意見を聞いてみたい」とか、信じられないような言葉を繰り返していました。そもそも、五輪(万博も)は反対の立場です。いろいろな意見があるのを聞いていないという方がおかしいと思います。
 代わりの代表が任命されて、玉突きでいろいろな人事が変わりました。11人も組織委に女性が入ったとか。女性ばっかりというのも問題があるような気もします。五輪をやりたいという人ばっかりというのも気になります。もっとも、やるための組織ですから致し方がないのかも。どこかで全体を見る人がいるような聞かします。
 まもなく聖火リレーが始まるようです。各地で、有名人のランナー辞退がでてきています。ほとんどが、日程の都合がつかないということだそうです。どの県はいつ走るかは決まっているので、これも変な話です。当たり障りがないように、日程の都合といっているだけのような気がします。

 島根県が、聖火リレーをやめると言い出しました。いろいろな所で賛同する意見がでています。反対する意見は少ないようです。
 これに対して、与党の派閥の会長が「注意する」と発言しています。注意というのは、その人のやっていることが絶対的に間違っている場合にできる事です。間違ってはいないような気がします。特に五輪反対派の目から見ると強く感じます。世間では、高圧的だということで批判の対称になっていました。
 その後の知事との面会で、苦言を呈したといっていました。「知事が決めることではない」とのことです。それなら、国なり組織委が全面的にやればよいのであって、地方自治体に費用を負担させる権利はないはずです。さらに、「コロナ対策と五輪は次元が違う」ともいったそうです。コロナ感染者が増えて国中がてんやわんやになっていても、五輪をするつもりなのでしょうか。
 いらない人が一人減ったと思ったら、また一人増えました。

posted by ヨッシン at 00:00| 雑記