2021年02月26日

紅葉の東海三山 27 2019/11/28 豊川市豊川稲荷 霊孤塚・景雲門

 豊川稲荷の正式名称は(圓福山)豊川閣妙厳寺というようです。稲荷との関係はが気になるところです。いろいろ調べてやっとわかったのは、ご本尊の豐川吒枳尼眞天が狐にまたがっていることから、狐を祀るようになったのが起源だということです。どっかに妖狐が現れたと書かれていたような。気のせいかな。
 豊川稲荷の奧の方に、霊孤塚というのがあります。ただこの近辺にそれらしきものはありません。鳥居があって、そこから道が続いていますから、こちらなのでしょう。行ってみることにしました。灯りは少なくて薄暗いのですが、新しい懐中電灯のおかげで気にせずに歩くことができます。
 だいぶ進んだ所で、霊孤塚と書かれた2つ目の石碑の前に出ました。
豊川稲荷 霊孤塚

 墓所を囲っているようなところで見る石囲いもありますからこの中なのでしょう。入って見ると無数の狐の石像があります。
豊川稲荷 霊孤塚

 奧に、鳥居があってその先に祭壇があります。たくさんの狐もここに向かって並んでいますから、ここが霊孤塚なのでしょう。
豊川稲荷 霊孤塚

 行き止まりなので引き返します。戻りながら、狐の石像群を写しておきます。照明は懐中電灯です。結構広い範囲を照らしてくれています。色が青っぽく写るような。ここまで緑色をしていたのは蛍光灯の光の下で写されたものです。
豊川稲荷 霊孤塚

 大黒堂の前まで戻り、道をUターン気味に進んで行きます。奥の院という建物がありました。現在の本殿が作られた後、古い本殿をこちらに移築して奥の院としたそうです。
豊川稲荷 奥の院

 横にあるのが納符堂です。八角形のお堂です。使わなくなったお札を納めるところです。
豊川稲荷 納符堂

 道を進んでいって次にあったのが、景雲門です。旧奥の院の拝殿をここに移築したそうです。確かに、下を通りぬけられるようになっていなければ、お堂といっても差し支えのない形をしています。通りぬけた先から見ています。裏側はのっぺらな板壁でした。
ここまできたときには、空が明るくなりはじめていました。
豊川稲荷 景雲門

続く...............


posted by ヨッシン at 00:00| 旅行記