豊川稲荷見学が1時間として、そこまでの往復時間も考えると5時半には宿を出ないと間に合わない計算になります。5時には門が開いていますから、この時間でも中には入ることができます。
夜は、昨晩の一工夫のおかげでよく寝ることができました。朝は5時過ぎに目が覚めました。戻ってすぐに出発できるように準備してからとなると、間に合いそうもありません。必要最小限の事だけ済ませて豊川稲荷に行くことにします。
外はまだ真っ暗です。昨晩確認した道を通って豊川稲荷に行きます。門の前に到着しました。開門されています。門の形は四脚門です。唐破風がありますから唐門となります。酒田市の浄福寺と同じ形式で、そこでは四脚向唐門と書かれていました。ここの唐破風は屋根に反りがあるので、軒先だけです。

入って左側に進みます。鳥居が見えます。その前には狛犬ではなく狐が座っています。稲荷神社なのですね。鳥居は石造りで赤くありません。

鳥居の下の石畳からさらに奥を見ます。もう一つ鳥居があって、その先に、お堂が見えています。

左側に大きな建物があります。寺宝館となっています。宝物が納められているのでしょうか。

その右側にあるのが札所です。お札をいただくところなのでしょう。明かりは点いていますが、まだ開いてはいないようです。石畳に沿って進んだ先から見ています。

その向かい側が最祥殿です。書院と続いています。

2つ目の鳥居の下から、正面です。本堂が見えます。屋根などもいっしょに写るようにしたのですが、まだ薄暗くこれが限界です。本堂には大きな提灯が下がっています。

続く...............